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中国産食品不買運動展開中コミュの中国産ニチレイ冷凍インゲンに殺虫剤混入

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(写真)殺虫剤が検出されたのと同じ冷凍食品「いんげん」

 またも始まった中国産危険食品の薬物(残留もしくは注入殺虫剤)の被害

■中国製冷凍インゲンに農薬 基準3万4500倍の殺虫剤検出■
 http://sankei.jp.msn.com/affairs/disaster/081015/dst0810150105000-n1.htm
          産経新聞 2008.10.15 01:04

このニュースのトピックス:食の安全

 東京都は15日、イトーヨーカドー南大沢店(八王子市)が販売したニチレイフーズ輸入の中国製冷凍食品「いんげん」(250グラム)から、有機リン系殺虫剤「ジクロルボス」が国の基準0・2ppmの3万4500倍にあたる6900ppm検出されたと発表した。同製品を食べた同市内の50代の主婦が舌に軽症を負った。

 都によると、この主婦は12日午後9時半ごろ、自宅で同製品を加熱調理した際に味見をしたところ、舌にしびれを感じたうえ、石油のようなにおいがしたため、すぐに吐き出した。

 医師の診察の結果、主婦の症状から製品に毒物混入の疑いがあることが分かり、医師が都に通報。都が検査を実施し、農薬混入が判明した。

 都や厚労省によると、ジクロルボスは急性毒性が強く、蒸散性の高い薬剤。ゴキブリ、ハエ、蚊などの駆除に効果を発揮することから、農薬や殺虫剤として利用されている。今年2月の中国製ギョーザ中毒事件で、天洋食品製造の冷凍ギョーザから、メタミドホスとともに検出されている。


                      ◇

ヨーカドー、当該製品の販売を自粛

 中国製の冷凍インゲンを販売したイトーヨーカドーを運営するセブン&アイ・ホールディングスは15日までに、全国179店舗で当該製品の販売を自粛した。

                      ◇

厚労省、販売見合わせと輸入保留措置求める

 厚労省は15日未明、ニチレイフーズに製品の販売見合わせと、検疫所に輸入保留措置を取るよう指示した。

                        ◇

【用語解説】ジクロルボス

 メタミドホスと同じ有機リン系殺虫剤で揮発性が高い。中国や日本で農薬や屋内用の蒸散剤などとして使用されている。吸い込んだり皮膚に付着したりすると、頭痛や呼吸困難を引き起こすなど急性毒性が強く、劇物に指定されている。残留農薬基準は小麦0・2ppm、キャベツで0・1ppm。福島県の生協が販売した「CO・OP手作り餃子」(昨年6月製造)から皮110ppm、具0・42ppm、ギョーザ全体で10ppmと高い濃度で検出されたことが分かり、問題になった。


■検査4度くぐる 農薬冷凍インゲン 異常検出されず■
 http://www.asahi.com/national/update/1015/TKY200810150177.html
         朝日新聞 2008年10月15日14時5分

 中国製冷凍インゲンを食べた東京都八王子市の主婦(56)が体調不良を訴え、基準値の3万4500倍にあたる農薬ジクロルボスが検出された問題で、該当する商品は国内外の会社や検疫所で実施された計4回の検査を受けて流通していたことがわかった。

 輸入したニチレイフーズと販売したイトーヨーカ堂の担当者が15日、厚生労働省で記者会見し、明らかにした。

 ニチレイフーズが輸入した「いんげん」(250グラム)を製造したのは、中国の北緑食品(黒竜江省)と煙台北海食品(山東省)。

 北緑食品の農場で原料を収穫し、残留農薬の検査をした後、洗浄などを経てゆでて仮包装。煙台北海食品に送られ、同社が残留農薬の検査を実施した。中国国内での輸出前検査を経て出荷され、いずれの段階でも異常は報告されていなかったという。

 国内の検疫所でも抜き取り調査は実施されているが、該当する種類のコンテナが含まれていたかどうかは不明。その後、ニチレイフーズでも自主検査を実施したが異常はなく、同社の担当者は「(生産段階での)混入は考えられない」としている。

 主婦がイトーヨーカドー南大沢店で購入した11日には計46個が販売され、同店はこれまでに38個を回収。15日正午現在、主婦が食べた商品以外に農薬検出の報告はないという。


■農薬:インゲン袋異常なし 混入場所を捜査■
 http://mainichi.jp/select/today/news/20081015k0000e040062000c.html

 中国から輸入された冷凍食品「いんげん」を食べた主婦が一時入院し、調理前のインゲンから残留基準の3万4500倍にあたる農薬ジクロルボスが検出された問題で、この商品の包装袋には穴や破損など異常は見つかっていないことが15日分かった。輸入業者によると、中国の農場や製造工場ではジクロルボスを保管、使用していないという。警視庁は毒物混入事件の可能性もあるとみて捜査を始めた。

 問題の商品は、ニチレイフーズ(東京都中央区)が輸入。イトーヨーカ堂と系列店向けの専用商品で、同一商品を示すロット番号は「GH 01H011QS」。首都圏1都7県のイトーヨーカドー(117店)と、系列のヨークマート(60店)とヨークベニマル(154店)で販売した。

 15日会見したニチレイフーズによると、商品は中国黒龍江省の「北緑食品」が農場で収穫したインゲンを昨年8月に洗浄・冷凍し、今年7月7日に山東省の「煙台北海食品」が袋詰めした。ニチレイフーズは同月23日に7万袋を輸入し、9月以降、5万760袋を出荷した。

 農場や煙台北海食品などの工場の記録では、ジクロルボスは保管、使用されていなかった。残留農薬検査は農場や冷凍段階、製品の日中の検疫、ニチレイフーズの自主検査で行われたが、いずれでも異常は見つからなかった。

 一方、警視庁の調べでは、問題の商品に目立った破損は見つからず、表面のべとつきなどもなかった。販売していたイトーヨーカドー南大沢店(東京都八王子市)から、在庫も含め同一ロットの57袋の任意提出を受けて鑑定を進めるとともに、混入場所の特定を進める。

 問題の商品は東京都八王子市の主婦(56)が11日に購入し、調理中に味見した際、むかつきなどを訴えて一時入院した。都健康安全研究センターの調査では、調理残りのインゲンからジクロルボス6900ppm(食品衛生法の残留基準0.2ppm)を検出。調理済みからも4100ppm検出された。しかし、同店にある同一ロットの商品からは検出されなかった。

 ジクロルボスは今年2月、中国製冷凍ギョーザによる中毒事件でも、福島県で売られた商品から基準を上回る量が検出された。【北村和巳】

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毎日新聞 2008年10月15日 13時14分(最終更新 10月15日 13時19分)


■殺虫剤検出の冷凍インゲン、包装袋に穴の形跡なし…警視庁■
 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20081015-OYT1T00431.htm

 中国産冷凍インゲンから食品衛生法の残留農薬基準(0・2ppm)の3万4500倍にあたる有機リン系殺虫剤「ジクロルボス」が検出された問題で、警視庁が商品の包装袋を調べた結果、袋に穴が開けられた形跡がないことがわかった。

 同庁は、輸入業者や販売店の関係者らから事情を聞き、国内外のどこで混入されたか特定を急いでいる。また、厚生労働省は15日、製造した中国の工場による全食品の輸入手続きを保留した。

 問題の商品は冷凍食品大手「ニチレイフーズ」(東京都中央区)が輸入し、イトーヨーカドー南大沢店(八王子市)で今月11日に販売された冷凍食品「いんげん」(250グラム)で、同市内の主婦(56)が12日夜に食べ、舌のしびれなどを訴えた。

 ニチレイフーズによると、この商品は中国・黒竜江省の農場で栽培され、山東省にある煙台北海食品で今年7月7日に袋詰めされた。農場でジクロルボスを使用、保管した記録はなく、煙台北海食品でも農薬を使った記録はなかった。

 同工場で同一製造日に作られた商品は、イトーヨーカドー系列の計331店に計5万760袋納入された。イトーヨーカドーは13日から商品を撤去した。現時点で健康被害の訴えは寄せられていないという。

 警視庁では、問題の商品を科学捜査研究所で鑑定した結果、ジクロルボスの混入を確認。また、南大沢店から同じ商品57袋を回収し、ほかに毒物が混入されていないか調べている。

           (2008年10月15日13時59分 読売新聞)





コメント(15)

■農薬:中国「模範基地」に衝撃 冷凍インゲン輸出■
 http://mainichi.jp/select/world/news/20081015k0000e040064000c.html

 【※陽(中国山東省)鈴木玲子】高濃度農薬が検出された冷凍インゲンを輸出していた中国山東省※陽(らいよう)市の「煙台北海食品有限公司」は15日、朝から幹部が緊急の会議を開き、資料を点検するなど対応に追われた。同市は、中国国内での模範的な農業都市として知られ、日本向け加工食品の生産基地でもあるだけに、中国食品の信用にかかわる事態にショックを受けているようだ。

 毎日新聞などの取材に応じた同社副会長によると、同社に連絡が入ったのは同日午前0時ごろ。副会長は「今朝から会社の資料をそろえて、内部調査を進めている。(06年農薬の残留基準を強化した)ポジティブリスト制度が日本に導入されて以降、会社として制度に対応してきた」と説明した。午前中、同社には警察関係者の姿も見られ、副会長は「警察にも説明をしている」と語った。

 中国山東省※陽市は、人口約89万人のうち約73万人が農業を営む農業都市で、大規模な集約型農業経営の成功が高い評価を受けてきた。80年代には日本に加工野菜を輸出する企業も誕生した。

 日本貿易振興機構(JETRO)の資料によると、これまでに約130社の外資系の食品加工企業が進出。※陽市にある中国の食品業界を代表する大手メーカーは、冷凍野菜や冷凍調理食品など商品の85%を日本に輸出しているという。

 最近では、中国の人々に向けて、栽培、物流、販売まで一貫した「安全・安心な食」を提供する試みに、日本企業が参画するケースも出てきた。アサヒビール、住友化学、伊藤忠商事は06年5月、※陽市に「山東朝日緑源農業高新技術有限公司」を設立し、新しい循環型農法の農場建設を進めてきた。

 中国製乳製品から化学物質メラミンが検出された問題が注目を集める中、朝日緑源の生産した牛乳が中国の人々の間で大人気となった。中国の人々が安心して選んだ商品は、日本企業による※陽市産だった。

 ※は、くさかんむりに來

毎日新聞 2008年10月15日 13時27分(最終更新 10月15日 13時30分)

これだけ問題になっても中国産を使うんですね。

一時的に全ての中国製品を輸入禁止にでもしないと、
日本のメーカー、商社や中国の農家や政府も分から
ないのでしょうか?

元々、安すぎる価格で作らせた日本企業や、質より値段
を求めた日本の消費者にも問題が無いとは言えませんが。
》 鰤しゃぶ さん

 私も、あなたのご意見に賛成です、なぜ輸入を止められないのか。

 中国で製造させて輸入販売をしているニチレイは、取引を止めないと発表しています。

 技術指導や衛生管理、工場設備の投資など、信頼して相当投資をしていた筈です。

 だんだん中国産食品の危険性に麻痺していく日本が恐ろしいです。
 何故中国でこの類の事件が先に発生しないのでしょうか?
 ニュースを封殺しているのか、製造品は全量日本向けの輸出なのか、不可思議なことばかりです。
 この高濃度の農薬混入事件に少々疑問があります。

 ●袋を開いた時点で、油のような臭いは全然しなかったのか?
 ●フライパンで炒めて、つまり加熱したら、農薬が蒸発してシンナーのような臭いがして、それだけで吐き気はしなかったのか?
 ●それでも試食しようとした意図は何処にあったのか?

 口に入れて直ぐに吐き出したようだが、中国産の毒餃子事件を知っていながら、敢えてインゲンを口に入れた度胸・無分別に驚きを禁じえない(正直な感想です)。

■冷凍インゲン、包装に穴なし 「揮発性のにおい」■
 http://www.asahi.com/national/update/1015/TKY200810150238.html
          朝日新聞 2008年10月15日19時2分

 冷凍インゲンに農薬ジクロルボスは、なぜ、どのように混入したのか。15日昼までの警視庁などの調べでは、ほかの同一製品から農薬は検出されていない。

 警視庁は、農薬ジクロルボスが検出された冷凍インゲンの袋を目視で調べたところ穴などは見付からなかった、と15日明らかにした。病院に運ばれた女性(56)はインゲンの袋をはさみで切って開けたという。この冷凍インゲンが販売された東京都八王子市のイトーヨーカドー南大沢店に残っていた同じ製品1袋も鑑定したが、農薬は検出されなかったという。在庫などを回収し、流通経路などを詳しく調べる。

 冷凍インゲンは、中国・山東省の「煙台北海食品」で加工されたものをニチレイフーズが輸入した。

 ニチレイフーズの相馬義比古社長は厚生労働省で記者会見し、「健康被害の出たお客様にも心からお見舞い申し上げたい」と述べ、深々と頭を下げた。同席した担当者は「中国での生産、製造過程でジクロルボスを使用したり、保管したりしている場所はない」と繰り返した。

 ニチレイによると、冷凍インゲンを加工した北海食品は、輸入したニチレイフーズが生産農場の選定から栽培、加工まで一貫して携わる「協力会社」。生産委託先の農場も過去の栽培作物の使用農薬まで調べ、農薬など栽培管理もニチレイフーズの現地スタッフが指導してきたという。

 北海食品から冷凍野菜の輸入を仲介している神戸市の貿易会社も「中国で最優秀の冷凍食品メーカー。工場の設備や食品の安全性には問題ないときいている」と話す。

 一方、問題の冷凍インゲンを販売していたイトーヨーカドー南大沢店の井出文典店長(55)は、ジクロルボスが検出された冷凍インゲンを、女性宅から回収したもので確認。「完全に異常だった。例えるなら揮発性のにおい。マジック(油性フェルトペン)のようなシンナーのようなにおいがした」と繰り返した。

 東京都は、「残留農薬ならせいぜい1ppm程度」であることから「故意か重大な過失で混入された」との見立てを示した。純粋なジクロルボスは石油臭がしないため、研究用の試薬ではなく一般に流通しているものが混入したと考えられるという。

 イトーヨーカドー南大沢店はこの日、午前9時に開店。その10分前に混入事件を知らせる紙が入り口に張られた。張り紙を見にやってきた近くに住む主婦(28)は、同じ冷凍インゲンを今月初めに同店で買っていた。後日、店の回収に応じるつもりという。「子どもが食べていたらと思うと、ぞっとします」と不安そうに話した。

■中国産インゲン:イトーヨーカ堂、ほかの冷凍野菜も撤去■
 http://mainichi.jp/select/biz/news/20081016k0000m040099000c.html

 イトーヨーカ堂は15日、ゴボウやブロッコリーなど、問題の山東省のメーカーが製造したインゲン以外の冷凍野菜4品についても、「顧客の安全性を最優先し、原因が特定されるまで様子を見たい」(広報担当)と店頭から撤去した。西友も、同メーカー産の冷凍野菜4品の当面の販売自粛を決めた。【小倉祥徳】


                  毎日新聞 2008年10月15日 21時02分
■【中国製インゲン】「これ以上打つ手なし」 中国産離れで生産体制見直しも■
 http://sankei.jp.msn.com/economy/business/081015/biz0810152301015-n1.htm
                産経新聞 2008.10.15 22:56

このニュースのトピックス:食の安全
 中国製食品への新たな殺虫剤混入が明らかになり、食品業界は動揺を隠せないでいる。1月に発生した中国製ギョーザ中毒事件を受けて、各社とも中国工場の監視態勢を強化するなど対策を進めてきたが、有害物質の混入は一向に止まらない。食品メーカーはこれまで中国産の原材料を用い、現地工場で生産することで販売価格を抑えてきた。だが、今回の問題で消費者の間に中国製食品離れが進むのは確実とみられ、生産体制の抜本的な見直しに踏み切るメーカーも出てきそうだ。

 「ここまで想定外の物質の混入が続くと防ぎようがない。お手上げだ」。中国に生産拠点を持つある冷凍食品メーカー大手の関係者はこう嘆いた。

 中国製ギョーザ中毒事件を受けて、この会社では生産工場にカメラを設置するなど監視態勢を強化してきた。だが、有害物質メラミンに続き、殺虫剤「ジクロルボス」まで検出される事態に、「これ以上は打つ手がない」と打ち明ける。

 殺虫剤が検出された冷凍インゲンの製造元である煙台北海食品有限公司(山東省)も、「栽培段階における徹底的な安全管理」をうたっていた。最近も農場などを日本の報道陣に公開し、安全・安心への態勢をアピールしていたほどだ。


 だが、相次ぐ有害物質混入で、中国産の原材料調達を見直す動きもすでに出始めている。食品メーカーは、これまで価格維持の面から安い中国製原材料を使用してきたが、菓子大手の江崎グリコが、中国子会社が使う乳原料について現地調達を取りやめた。問題となった商品を輸入販売したニチレイフーズの相馬義比古社長も、15日の記者会見で「マーケットが中国産を受け入れないとなれば考え直さないといけない」と述べた。

 それでも価格が安く、供給量が豊富な中国製の食材を排除することは容易ではない。中国製ギョーザ中毒事件を受けて中国生産の縮小を決めたメーカーは、子会社が問題のギョーザを扱った日本たばこ産業(JT)1社しかない。価格維持か、それとも安全性か。食品メーカーが決断を迫られている。
■東京・八王子の未使用インゲンからも「ジクロルボス」検出■
 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20081016-OYT1T00324.htm?from=main4

 中国産冷凍インゲンから高濃度の有機リン系殺虫剤「ジクロルボス」が検出された問題で、警視庁は16日、被害にあった東京都八王子市の主婦(56)が調理に使わなかった残りの冷凍インゲンを科学捜査研究所で鑑定した結果、約4600ppmのジクロルボスが検出されたと発表した。

 同庁は、主婦が購入したイトーヨーカドー南大沢店(八王子市)から在庫品57袋を回収して鑑定するとともに、輸入元のニチレイフーズが全国から回収した商品についても一部を抜き出して、今後サンプル調査を実施することにしている。

 また、問題の商品が売られていた冷凍食品売り場の防犯カメラには、主婦が冷凍インゲンを購入した今月11日の映像が残されており、同庁は、不審な人物が映っていないかについても解析を進めている。

 ニチレイフーズなどによると、問題の商品は、今年7月7日、中国・山東省の工場で包装された後、段ボール箱に20個ずつ梱包(こんぽう)され、日本に輸入された。段ボール箱は、同店に到着するまで開封されなかったという。同庁はニチレイフーズなどからも事情を聞き、ジクロルボスが混入された場所の特定を急ぐ。

               (2008年10月16日11時57分 読売新聞)
■千葉のインゲンは「シロ」、有機リン系農薬検出されず■
 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20081016-OYT1T00275.htm
 
 中国産冷凍インゲンから高濃度の有機リン系殺虫剤「ジクロルボス」が検出された問題で、千葉県柏市保健所は16日、同市内の2人が食べ、吐き気や舌のしびれを訴えた商品から、ジクロルボスは検出されなかったと発表した。

 県衛生研究所で2人から回収した商品を検査したところ、ジクロルボス、メタミドホスなど有機リン系農薬56項目はいずれも検出されなかった。有機塩素系や含チッ素系など他の90項目については来週結果が出る予定。

              (2008年10月16日11時14分 読売新聞)
■【中国製インゲン】検疫限界 日本人常駐案が浮上 ■
 http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/081016/crm0810162112031-n1.htm
         産経新聞 2008.10.16 21:11

このニュースのトピックス:食の安全
 ギョーザ中毒事件やメラミン混入に続き、殺虫剤ジクロルボス検出で中国製製品が食の安全を脅かす事態となった。厚生労働省は高濃度の検出から人為的に殺虫剤を混入させたと見ている。警察当局も捜査方針として中国国内での混入の可能性も視野に入れ、幅広い捜査を進める。「カロリーベースで6割は輸入食品に頼っている。非常に貴重なカロリー源」(舛添要一厚労相)という輸入食品の安全性確保には検疫だけでは限界があり、厚労省内には、輸入業者が海外の工場に日本人管理者を常駐させる案が浮上。「総合的な管理を徹底させるしかない」との声が挙がっている。

 ■検疫は「広く浅く」

 厚労省は港や空港を中心に、全国31カ所に検疫所を設置。現在計341人の食品衛生監視員が輸入食品のチェックを行っている。

 検査は世界保健機関(WHO)の基準に沿い、一部を抜き出して検査する「モニタリング方式」を採用し、届け出商品群(ロット)の約11%を検査対象とする。一方、ギョーザ中毒事件を受け、加工食品の監視体制を強化。インゲンは対象を30%に引き上げていた。

 だが、対象商品群の中でも実際に包装を開けるのは0・6%程度と、検査する実数はごくわずか。問題のインゲン商品群は検査対象の30%から外れていた。

 厚労省はギョーザ中毒事件を重くみて、来年度から食品衛生監視員を50人増員させる。それでも「検疫は広く浅く検出される残留農薬や細菌を見つけるのが目的。今回のような個別の商品では、現体制では防ぎきれない。すり抜けは食品検査の宿命」(監視安全課)としている。


 ■指針強化

 問題のインゲン輸入がギョーザ中毒事件後だったことに加え、中国当局が「食の安全」を最も強化した五輪直前に出荷されたものだったため、厚労省では「日本で混入した可能性も捨てきれない」(幹部)との見方もあるが、消費者が口にするまで発見できなかった事態にショックを隠せない。ギョーザ中毒事件を受け厚労省は6月、輸入加工食品の自主管理に関する指針(ガイドライン)を制定した。輸入業者には現地に駐在員を置き、衛生管理の確認や現地調査を求めていた直後の出来事だった。

 このため、指針を強化し、「輸入業者の日本人社員が工場に常駐し、総合的な工程管理を徹底させる。残留農薬の対策だけででなく、食品テロのようなケースも監視を強める必要がある」(幹部)といった案が出始めた。

 ■インゲン工場の対策

 インゲンを輸入したニチレイフーズ(東京都)は中国に駐在員を配置しているが、契約工場には常駐していないという。「残留農薬は、周辺農場からの飛散も考慮し、栽培時の風速、風向きまで記録している。微量でも農薬が検出された場合には、原因を追及する」(親会社のニチレイ広報IR部)と、指導を徹底していた。

 ギョーザ中毒事件のような問題を起こさないよう、商品を製造した煙台北海食品(中国山東省)と北緑食品(黒竜江省)の両社が主導となり、ニチレイ側と情報交換しながら中国・衛生当局の指導をもとに管理していたという。

 ニチレイは「工場に駐在員を常駐させても、すべてを防ぎきれるとは思えない」(広報IR部)と話している。

■インゲン、茨城・日立でも体調不良 農薬検出と同番号■
 http://www.asahi.com/national/update/1016/TKY200810160293.html
      朝日新聞 2008年10月16日19時2分

 中国産冷凍インゲンから基準値を超える農薬が検出され、消費者が中毒に陥った問題で、茨城県は16日、日立市内で販売された冷凍インゲンを食べた一家3人から体調不良の訴えがあった、と発表した。3人は病院で治療を受け、快方に向かっているという。

 県生活衛生課によると、3人は15日午後5時ごろ、スーパーで購入した中国産冷凍インゲンを食べたところ、舌のしびれや胃痛を訴えたという。冷凍インゲンはニチレイフーズ(本社・東京都中央区)が輸入したもので、基準値の3万4500倍にあたる農薬が検出された商品と同一ロット番号だったという。

 県は中国産冷凍インゲンを研究施設に送り、農薬ジクロルボスが混入しているかどうか詳しく調べている。
■インゲン、袋の内外からジクロルボス検出 警視庁鑑定■
 http://www.asahi.com/national/update/1017/TKY200810170157.html
         朝日新聞 2008年10月17日12時25分

 東京都八王子市のイトーヨーカドー南大沢店で販売された中国製冷凍インゲンから高濃度の農薬ジクロルボスが検出された問題で、警視庁は17日、インゲンが入っていた商品袋の外側と内側からもいずれも微量のジクロルボスが検出されたと明らかにした。

 捜査1課は袋の外側の付着について、インゲンに付いていたジクロルボスが揮発したか、開封した際に付着した可能性が高いとみている。

 同課などは、同店の在庫や回収された全商品について鑑定を実施する方針で、同店内の防犯カメラを解析するなどして捜査を進めている。
■冷凍インゲンの袋に1ミリの穴 農薬問題で警視庁発表■
 http://www.asahi.com/national/update/1017/TKY200810170292.html
       朝日新聞 2008年10月17日15時13分

 中国製冷凍インゲンを食べた東京都八王子市の女性(56)が農薬ジクロルボスによる中毒に陥った問題で、警視庁は17日、このインゲンの袋を科学捜査研究所で詳しく調べたところ、袋の端に1ミリほどの穴があったと発表した。

 捜査1課によると、商品袋の端には空気を抜くための空気孔(幅約5ミリ)が2カ所あり、穴は左側の空気孔の直近にあったという。同庁は穴が開いた経緯などについて詳しく調べる。

 ジクロルボスは、東京都の検査で調理前のものか6900ppm、加熱後のものからは同4100ppmの濃度が検出された。警視庁の鑑定では加熱前のものから濃度4600ppm以上が検出された。
■【中国製インゲン】農薬管理簿を日本側に提出■
 http://sankei.jp.msn.com/world/china/081017/chn0810172152003-n1.htm
       産経新聞 2008.10.17 21:51
 中国製冷凍インゲンから農薬としても使われる高濃度の有機リン系殺虫剤が検出された問題で、製造元の煙台北海食品(山東省莱陽市)は17日、同社を訪れた日本大使館の山本恭司参事官らに農薬管理簿や工場の消毒記録簿のコピーを提出した。今後日本側で精査し、農薬管理などに問題がなかったか調べる方針。

 また山本参事官らと同社内で会談した山東省幹部は、現段階で栽培や生産過程に異常が見つかっていないとして「人為的な事件の可能性もある」と、故意に殺虫剤が混入された可能性に言及した。

 山本参事官らは、問題のインゲンが包装された工場内の現場や、ほかの野菜の加工などの生産ラインを詳細にチェック。さらに契約農家から来た野菜の一時保管庫や出荷前の製品の倉庫にも立ち入り、同工場の管理体制などを確認した。(共同)
■店に残るインゲン59袋、ジクロルボス検出されず■
 http://www.asahi.com/national/update/1020/TKY200810200123.html        朝日新聞 2008年10月20日12時3分

 中国製冷凍インゲンを食べた東京都八王子市の女性(56)が農薬ジクロルボスによる中毒を起こした問題で、警視庁は20日、女性が商品を購入したイトーヨーカドー南大沢店(八王子市)に在庫などとして残っていた同商品59袋を鑑定した結果、ジクロルボスは検出されなかったと発表した。女性が購入した袋には約1ミリの穴も開いており、同庁は人為的に農薬が注入された可能性もあるとみて調べている。

 捜査1課によると、59袋は同店の店頭に陳列されていたものと、在庫として残っていたもの。科学捜査研究所で鑑定したところ、ジクロルボスを含めて人体に影響を及ぼす薬品類は検出されなかった。今後は顧客から回収した商品についても鑑定する方針。

 これまでの調べでは、女性が11日に購入した商品だけに高濃度のジクロルボスが混入していた。この袋に開いていた穴は、袋の左端下にある空気孔(幅約7ミリ)のすぐ右にあった。農薬は中国で段ボール箱に梱包(こんぽう)する前か、同店で荷を解いた後に混入した可能性が強く、同庁は陳列棚を映した防犯カメラ映像の解析や、ジクロルボスの成分分析を進めるなどして混入の経緯を調べる方針。
■中国産冷凍インゲン、在庫の4000袋から殺虫剤検出なし■
 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20081104-OYT1T00386.htm

 中国産冷凍インゲンから高濃度の有機リン系殺虫剤「ジクロルボス」が検出された問題で、警視庁は4日、このインゲンを販売していたイトーヨーカドー南大沢店(東京都八王子市)などに商品を搬入している倉庫の在庫約4000袋からはジクロルボスは検出されなかったと発表した。

 同店で販売後、回収された145袋のうち、鑑定が終了した90袋からも成分は検出されなかったという。

                (2008年11月4日13時09分 読売新聞)

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