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音楽理論や方法論の検証と討論コミュのハイブリッド コード

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ハイブリッド コードなんて呼び方をする人はあまりいないかもしれませんが、
今回は3度を抜いたフワッとした和音「ハイブリッド コード」についてです。

通常、コードのボイシングの時に3度の音は省略してはダメっていいます。
3度を抜くとメジャーか、マイナーかわからなくなるからって
以前書いたことがあると思いますが、
コードネームが決定できなくなる(omit 3rdと書けばいいのですが。)からなんです。

これを意図的に抜いてみた和音が今回のハイブリッド コードっていう和音なんです。
on chordとか、分数和音とかいう名前はよく使いますが、あれの一種です。

(on chordとか、分数和音っていうと、
例えばG on B等のコードの展開形でも作れるので、
厳密に言うと違うような気がします。
つまり、ハイブリッド コードやコードの展開形っていうのは、
on chord や分数和音の中に含まれてるわけです。)

分数和音って言うと、展開形のほうが有名な気がしますが。

例えばKey of CでのトニックCmaj7の、テンションは
9th,#11th(11thはアボイドです。),13th
とCのリディアンスケールの全部の音を3度堆積で並べてしまえる訳ですが、

この中からハイブリッド コードを作るために3度である「ミ」の音と、
あと5度もついでに抜いてしまいます。
そうすると、新しく出来上がったコードはBm7/Cっていうコードになりました。

これは、Bm7のコードでベースだけ半音上だから変な風に聞こえるとか、
ベースだけ間違ったように聞こえるのでは、と思う方がおられるかもしれませんが、
わりとそんなことはなく先程言ったように、フワッとした感じに聞こえます。

(でも、使い方には気をつけましょう。
例えば、Bm7の代わりにBm7/Cを使ったら、
ベースが間違っただけにしかきこえないかもしれません。
今のコードの作りからの手順からも想像できるように、
Cmaj7(や、それの代理コード)の代わりなんかに使うのがふつうです。)

ハイブリッド コードはこの後に話がまだまだあるので、次回に続きます。

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