2シーズン連続の負け越しを受け、決してその不名誉な記録を伸ばしてはいけないこのシーズン。彼らの補強にその並々ならぬ決意が見て取れます。まずは2年前には誰一人居なかった、NFLでの経験があるコーチを3人迎え、さらにリクルートではNational Player of the Year (Powerade, Gatorade, USA Today)の栄冠を勝ち取ったMitch Mustainの獲得に成功しました。彼はNortre DameやMiami、そしてMichiganなどのオファーを断って、地元Arkansasでのプレーを選択しました。高校時代のチームメイト、Damian Williamsと共にパスオフェンスの核弾頭になる要素は十分に考えられます。
ただ、Mustainが今年スターターとして出場する、という事は無いかも知れません。本人も競争を勝ち抜いてでの出場を希望しており、二人のQB・Casey Dick (So.), Robert Johnson (Jr.)のどちらかがまずはスターターとして名を連ねると思われます。しかし、この二人でもし機能しない、という場合、MustainがTrue FreshmanとしてArkansasオフェンスを支える、事も十二分に考えられます。
そして何と言っても今年、Arkansasオフェンスを支えるのはランでしょう!Darren McFadden (#5)を始め、Felix Jones (#25)、Peyton Hills (#22)などのALL-SECクラスのRB陣は他のチームにとって脅威となりそうです。そして攻撃を支えるOL陣も十分に期待出来ます。
一方、ディフェンス陣はと言うと、Front Sevenは十分に強固なものとなりそうです。ただ、気になるのはLB陣の層の薄さ。スターターがシーズンを怪我無くプレー出来るかどうかが鍵となりそうです。そしてsafety陣も少し気になります。陸上の選手でもあるMichael Grant (#8)のスピードに期待がかかる所です。
シーズン当初USCに大敗した時点でHCのNuttのクビが危ういなんていう時期もありましたが、どうやらAUB戦勝利でそれは完全になくなったようですね。看板のMcFadden をはじめとするRB陣がMustain and Co.とパッケージで来たOC(逆か?)の展開するオフェンスと相まって歯車が噛み合いはじめたように思えます。攻守とも全体的にまだちぐはぐな面が見受けられますが、アウェイのSC戦とホームでのUT戦に勝利できれば展開しだいではWest制覇もありうると思います。