トラちゃん田んぼコミュの知ってました？

６月１３日のヤフーニュースです。

トラちゃん田んぼ、今年で終了　「次へ挑戦」知恵絞る　岡山

産経新聞 6月13日(水)7時55分配信

　■１０周年、美作活性化に貢献

　阪神タイガースの球団マークやマスコットなどを稲穂で表現してきた美作市山城の「トラちゃん田んぼ」が１０周年を迎える今年で終了することになった。毎年取り組んできた阪神ファンの有志らは「次への挑戦を目指したい」と話し、新たな構想を練っている。

　トラちゃん田んぼは熱烈な阪神ファンの農業、新田博美さん（６１）が発起人となり、平成１５年、約４５アールの田んぼに球団マークを古代米で表現したのが始まり。毎年、全国から集まった阪神ファンらと田植えと稲刈りを楽しんできた。

　絵柄は地元の設計士、岡孝二さん（６３）が協力。毎年、趣向を凝らし、同市が水害に見舞われた翌年の２２年は復興支援への感謝を込めて「愛」をテーマにした母子トラを表現。昨年は東日本大震災被災地へのエールを込め、「ともに」の文字を入れるなど熱い思いも伝えてきた。

　新田さんは「農業を通して全国に“夢と希望”が発信でき、地元の活性化に貢献できたのはうれしい。これをステップに新たなものに挑戦したい」と次への意気込みを示した。

　美作市内では同田んぼに刺激されて「ジャイアンツ田んぼ」「カープ田んぼ」も登場。プロ野球３球団が稲穂で３つどもえを繰り広げ、全国から見物客が訪れるまでに発展した。

　最後の田植えは１７日午前８時４５分から。田んぼは中国自動車道の作東ＩＣ近く。問い合わせは同田んぼファンクラブ（（電）０８６８・７５・２０１２）。

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