日本語・英語・中国語コミュの日本語と外国語と敬語

かつて中国語を習って感じたのは、上下関係による言葉遣いの使い分けがあまりないという違和感と、慣れると、日本語がわずらわしく感じたことだ。

英語にしても中国語にしても、「Please・・・」だとか「請・・・」だとかの丁寧語があるだけで、相手との目線の上下に応じた言い回しが無い。だから、最初は違和感を覚えたが、しばらくすると、日本語がうっとうしく感じるようになったものだ。誰に対してもタメ口をきくのは不可能だから、自分は、誰に対しても敬語を使うようにしている。それは、決して相手との上下関係を意識して使っているわけではない。

むしろ対等だという意識で使っている。相手が偉い先生だろうと、年下だろうと同じ言い方を心がけている。そのほうが面倒くさくなくて良いから使っているに過ぎない。ところが、これだと人間関係に距離感が生まれる。フレンドリーな関係になることを阻害してしまう。

だから、敬語を使う関係から、タメ口を使う関係になることが望ましいのだかタイミングに迷う。この点で、日本語に不満がある。

英語や中国語は上下関係を気にせず会話できるので都合がいい。フレンドリーになりやすいという良い面があるように思う。ただ、相手を心から敬っている時にでも親が子供に話しかけるような無愛想な言い方しかないので、時と場合によっては、日本語に比べて言葉が貧弱だなあと不満を覚えたこともあった。

Youに相当する言葉は、日本語では「お前・てめえ・貴様・お宅・お宅様・そちら様・君・あなた・あんた・あなた様・貴殿」とたくさんある。どれを使うかで相手は、自分との目線の違いを感じる。「お前」と言われたら、相当見下されていると感じるか、親しみを感じるか微妙だ。だから、あまり親しくないうちはうかつに使えない。へたすると人間関係を壊してしまう。かといって、いつまでも敬語を使っていると、これまた、距離感が取れない。

日本語は繊細で奥深い表現が出来るが、一面うっとうしいこともある。

外国語を日本語並みに話せる方はどう思いますか？

コメント(9)

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[1] mixiユーザー 03月08日 12:44

自分の意見には、偏見も含まれているかと思いますが。。

中国人は、仲間意識が異常なほど強い(というよりかは、あまり知らない人に対する警戒心が以上に強い)と思います。親しい仲間を示す、「一家人」という言葉がありますが、私が中国語で会話をする時は、お互いが「一家人」であるかを意識しながら言葉を選びます。

ですから、私感ですが、中国語の敬語には、「一家人」である人、とそうではない人用の２種類しかないと思います。自分達に対しては非常に丁寧な人が、外地人(戸籍が農民の人)に対して喋っている口調を聞いて、驚く日本人も少なくありません。

それに対して、日本語は、立場で使う言葉が決まってきますから、相手に対する自分の思いが言葉に乗らない分、やりやすい事も多くあります。

中国語でも、例えば、良く知らない親戚に対しては、全部名前が決まってます。同じおじいちゃんでも、母方の長男であるとおじいちゃんと、父方の次男のおじいちゃんとで、呼び方が違いますから。ですから、母方のおじいちゃんでも、その方が長男なのか、次男なのか分からないと、下手に呼べません…久しぶりに会うと「俺の事なんて呼べばいいか覚えてる？」と中国語ならではの難問をされます。そういうところでは中国語は煩わしいです。

会話する時、日本語では、相手の立場を意識しなければいけないのに対して、中国語では、自分がどういう関係で相手と繋がっているのかを意識していないといけないという違いなのでしょうか。ですから、まずは、身なりで相手を判断して、つぎに、出身地を聞いてから、会話に入る中国人が多いです。

[2] mixiユーザー 03月08日 14:34

日本語　は　繊細で奥深い・・・
じゃ、繊細じゃない、奥深くない言語ありましたら、
ぜひ教えてください。

中国語は中国語なりの敬語があります。たとえば「（相手の）お母様」＝「令堂」
「お父様」＝「令尊」、お年寄りに年齢のことをを聞くと「高寿？」、ほめすぎですよ「抬举」、勝った時に「承譲」・・・
間違っても「親が子供に話しかけるような無愛想な言い方」になりませんから、ご安心ください。（昔の中国語はもっと、わかりやすいです。）

英語もホテルのマネジャーが使う英語とマックの店員が使う英語はもちろん違う。

それぞれの国で、いろんな表現方法があります。
一つの国の詞を基準にして、ほかの国の言葉を判断するのはナンセンスだと思いますよ。

[3] mixiユーザー 03月08日 15:37

残念ながら、私は別に外国語を日本語並に喋れるわけじゃありませんが…

英語にも、日本語と同じように敬語じみた表現、ありますよ。
韓国語は、特に日本以上に厳しいですし、英語に限らず他の言語だって相手次第で呼び方を変えたりします。

英語の場合、確かにフレンドリーだとは思いますが、決してフレンドリーなだけではないと思います。(フレンドリーなのはお国柄もあるのかな)
私が目上の人と英語で話すときは、やはり失礼な事は言わないようにしてますし、丁寧な言葉遣いを心がけてます。
中国語でも、面子をつぶすような事を言ったりするのはタブーなんじゃないかなと思いますが…(論点ずれてるかな？)

いろんな言語を学んで思うのですが、
表現方法やレベル等、文化や国が違えば、やはり差がでるのは当然だとは思います。でも基本的には皆同じなんじゃないかなと思っています。人間ですもの。

尊敬を示すのも、馴れ合うのも、言葉だけじゃなくて、その人の感情、行動次第。表現方法は違っても、これは変わらないと思います。

[5] mixiユーザー 03月09日 00:18

去年日本に来て初めて社会人として日本語を使う事になりました。そこで一番不安だったのが、読み/書きはある程度出来ていても、「小学生の日本語」が職場で通用するかの事でした。今は、周りの方達が理解してくれて、何とかやって行けている様ですが．．．
小さい頃は、日本語に囲まれて、敬語／丁寧語は使えなくてもその存在を意識していましたが、小学校以来の教育は、英語でしたので、そこは日本語の一番難しい点だと思います。なぜ難しいかと言うと、多分この色々な言葉の使い分けは、辞書で見れる様な意味の違いだけではなく、日本の文化に影響される判断が必要な事だと思います。目上／目下、売り手／買い手、年齢、関係、等の数えきれない「変数」を文化の方程式にはめ込んで、正しい言葉が出てくると言えるのでしょうか？それが身に付くまで、かなり時間がかかると思います。

ちなみに、スペイン語でもTuとUstedの違いが有りますが、その上に面白いのが、tutearと言う動詞です。tutearは、”誰かに対してtu形の語句を使う"と言う意味で、少々親しくなった人に、"Puedo tutearle?" （Tu形をあなたに使って良いですか？）と聞く時に使えます。このSi/Noの答えでどの言葉を使えばいいのか全て分かるのは、便利ですね。

[6] mixiユーザー 03月09日 04:57

確かに中国語と英語に比べると日本語はやたらと敬語の種類が多い。使え分けるのも難しい。ただ、敬語があまりないからって別に敬意を表現できないわけではない。“敬語”という種の言葉を使わなくて、会話の流れやニュアンス、態度、口調、目線、その他のbody languageで相手の敬意は十分感じ取れる。

[7] mixiユーザー 03月09日 09:10

言語のはその国、地域の文化や風習、歴史などに影響されると思います。最初に感じるのは「外国人に対する精神的な距離感」ではないでしょうか。「上下関係の表現法」は歴史的な要素が強く表れると個人的には思います。

[8] mixiユーザー 03月10日 17:37

英語や中国語にも日本語の敬語に当たる言葉遣いというものは存在すると理解していますが、日本語に比べ、その種類は少ないように思います。
これは、日本、中華圏、英語圏、の文化に関わる要素が大きく、一概に良いとか悪いとかは言えないですね。

[9] mixiユーザー 03月10日 17:40

中国語の敬語はおおくないんです

でも、日本語の敬語はたくさん。。やっばり難しい＞＜

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