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橋本 忍コミュのさらばラバウル

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さらばラバウルhttp://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%E3%81%95%E3%82%89%E3%81%B0%E3%83%A9%E3%83%90%E3%82%A6%E3%83%AB+%E3%80%81%E6%A9%8B%E6%9C%AC%E5%BF%8D&btnG=Google+%E6%A4%9C%E7%B4%A2&lr=

さらばラバウル(1954)

解説
「太平洋の鷲」につづく東宝の戦争もの。スタッフは「太平洋の鷲」と大体同じ顔ぶれで、これに脚本の木村武(1)(赤線基地)、西島大(花の中の娘たち)が新しく加わっている。「女心はひと筋に」の池部良、岡田茉莉子、「赤線基地」の三國連太郎、根岸明美、「続思春期」の久保明などが出演。


あらすじ
太平洋戦争も末期に近い頃、ラバウル駐在の航空隊長若林大尉は、撃墜王の武名もさることながら、部下に対して極端に厳しい鬼隊長の名で鳴らしていた。出撃毎に激減してゆく機数、かえらぬ戦友たち。隊内の空気は日ごとにすさび、やたらに厳格な若林への反感がつのる。野口中尉の恋人、土民の娘キムは彼らの愛を許さない若林をオニと呼んだ。戦闘は激化の一途をたどり、味方機をつぎつぎと食う敵の猛者トーマス・ハイン機と若林機--彼我の撃墜王はしばしば渡りあった。ある日の空戦で若林は首尾よく相手を撃墜し、落下傘でとび降りたハイン中尉は捕虜となったが、やがて脱走する。野口中尉の不時着を知った若林は単機救援に向い、敵弾に傷つきながらも野口を救いだしたが、ラバウルに帰投したときにはすでに野口は屍であった。「あなたは“オニ"ではなかった」と若林に言残し、キムは野口の後を追って死んだ。戦局はますます悪化、ついにラバウル航空隊はトラック基地に引揚げることとなった。四十機の残存機が北へむかって飛び去ったあと、若林は破損した愛機を整備し直してラバウル最後の一機を完成する。若林に思慕を寄せていた看護婦小松すみ子が、内地に帰ることになり、彼に電話をかけてくる。「どうか生きていて下さい。お大事に」。--謹厳一方の若林の胸は、はじめてときめいた。が、彼女の乗る輸送船が港もはなれぬうち、警報と共に突込んできた敵二機、うち一機は“黄色い蛇"のマークもあざやかなハイン機である。間髪を入れず飛びあがった若林は、輸送船を攻撃中の一機をまず墜し、ついではげしい一騎討ちの末めざすハイン機を海中に叩き込んだ。しかし急造の愛機は尾翼がけしとび、若林もまた海中に墜落する。輸送船の甲板では、すみ子が「あの人じゃないわ」と祈るようにつぶやいていた。

キャスト(役名)


池部良 イケベリョウ(若林大尉)
三國連太郎 ミクニレンタロウ(片瀬大尉)
平田昭彦 ヒラタアキヒコ(野口中尉)
岡田茉莉子 オカダマリコ(小松すみ子)
中北千枝子 ナカキタチエコ(道代)
木匠マユリ モクショウマユリ(春子)
根岸明美 ネギシアケミ(キム)
岡豊 オカユタカ(葉山中尉)
小山田宗徳 オヤマダムネノリ(吉田少尉)
水野匡雄 (神山少尉)
恩田清二郎 オンダセイジロウ(須藤中佐)
谷晃 タニアキラ(清川二飛曹)
久保明 クボアキラ(島田二飛曹)
広瀬正一 ヒロセショウイチ(河野兵曹)
村上冬樹 ムラカミフユキ(伊藤亮)


スタッフ
監督 : 本多猪四郎 ホンダイシロウ
製作 : 田中友幸 タナカトモユキ
脚本 : 木村武(1) キムラタケシ / 西島大 / 橋本忍 ハシモトシノブ
撮影 : 山田一夫 ヤマダカズオ
SFX : 円谷英二 ツブラヤエイジ / 向山宏 コウヤマヒロシ
音楽 : 塚原晢夫
美術 : 北猛夫 キタモリオ / 阿久根巖 アクネイワオ
録音 : 宮崎正信 ミヤザキマサノブ
照明 : 猪原一郎


コメント(2)

さらばラバウル
1954年、東宝、木村武+橋本忍+西島太脚本、本多猪四郎監督作品。

監督助手は古澤憲吾。

戦時中の有名な歌「さらばラバウル」から発想されたのではないかと思われる戦争映画。

若林大尉(池部良)は、ラバウル航空部隊きっての撃墜王であると同時に、周囲からは「鬼」と呼ばれるほど厳格で冷徹な男であった。
しかし、同じ部隊には、その姿勢に反発する友人の片瀬大尉(三國連太郎)や、部下の野口(平田昭彦)がいた。

ある日の出撃で、その片瀬は負傷し、野口の盟友、葉山機は敵の勢力範囲内に不時着してしまい、「救出の見込みなし」と若林は上官に報告する。その言葉に悔しがる野口…。

新たに下士官から配属された若き島田(久保明)の機も、若林の目の前で燃料タンクを射抜かれ、そのまま墜落して行ってしまう。

しかし、飛行機が落ちるのは、操縦士の腕がないからだとというのが、常日頃の若林の持論であった。

そんな中、ラバウル航空隊の最大のライバルであった「イエロースネーク」というアメリカ機を、若林は撃墜する。

その機体から脱出して保護されたパイロット、トーマス・ハイン中尉は、若林の目の前で、人命軽視の思想で戦っているゼロ戦や日本軍の根本的な弱点を鋭く指摘する。
あまりにも冷静で正鵠を得た意見に愕然とする若林。

敵を倒すには、長年の戦闘経験が必要だと認識していた若林は、相手がセールスマン上がりで、飛行経験がまだ1、2年たらずである事実にも衝撃を覚える。

戦後に作られた戦争映画だけに、かたくなな精神主義で凝り固まっていた一軍人の、微妙な心の変化を描く作品になっている。

片瀬大尉といい関係でもある現地の酒場の主人、道代を演ずる中北千枝子や、野口に思いを寄せているカナカ人の踊子キムを演じる根岸明美、また看護婦として接して行く内に、何時しか若林大尉に惹かれて行く小松澄子に扮する初々しい岡田茉莉子らが、各々の男たちの哀しい生きざまを間接的に浮き上がらせて行く。

ちなみに、本作で特撮を担当した円谷英二、印象的な野口を演じた平田昭彦、監督の本多猪四郎が続いて組んだ作品が、同年末発表された「ゴジラ」である。

本作では、円谷以外に、渡辺明、向山宏らも特撮を担当しているが、作品中には実写フイルムも多用されている。

巨大な米軍機の主翼の根元付近が破壊され、一瞬にして翼が空中で折れ曲がる近接映像などは、実写ならではの迫力で、こうしたリアルな映像の中では、正直、スケール感の小さなミニチュア特撮は見劣りしてしまうのも事実だが…。

病床で厭戦思想に取り付かれ、空爆され炎上する闇の中に彷徨い込み、やがて消えて行く片瀬大尉の末路も印象的である。
さらばラバウル
製作国:日本
製作年:1954
配給:東宝


スタッフ
監督: 本多猪四郎 ホンダイシロウ
製作: 田中友幸 タナカトモユキ
脚本: 木村武(1) キムラタケシ
西島大 
橋本忍 ハシモトシノブ
撮影: 山田一夫 ヤマダカズオ
SFX: 円谷英二 ツブラヤエイジ
向山宏 コウヤマヒロシ
音楽: 塚原晢夫 
美術: 北猛夫 キタモリオ
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キャスト(役名)
池部良 イケベリョウ (若林大尉)
三國連太郎 ミクニレンタロウ (片瀬大尉)
平田昭彦 ヒラタアキヒコ (野口中尉)
岡田茉莉子 オカダマリコ (小松すみ子)
中北千枝子 ナカキタチエコ (道代)
木匠マユリ モクショウマユリ (春子)
根岸明美 ネギシアケミ (キム)
岡豊 オカユタカ (葉山中尉)
小山田宗徳 オヤマダムネノリ (吉田少尉)
水野匡雄  (神山少尉)
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解説
「太平洋の鷲」につづく東宝の戦争もの。スタッフは「太平洋の鷲」と大体同じ顔ぶれで、これに脚本の木村武(1)(赤線基地)、西島大(花の中の娘たち)が新しく加わっている。「女心はひと筋に」の池部良、岡田茉莉子、「赤線基地」の三國連太郎、根岸明美、「続思春期」の久保明などが出演。


ストーリー ※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください
太平洋戦争も末期に近い頃、ラバウル駐在の航空隊長若林大尉は、撃墜王の武名もさることながら、部下に対して極端に厳しい鬼隊長の名で鳴らしていた。出撃毎に激減してゆく機数、かえらぬ戦友たち。隊内の空気は日ごとにすさび、やたらに厳格な若林への反感がつのる。野口中尉の恋人、土民の娘キムは彼らの愛を許さない若林をオニと呼んだ。戦闘は激化の一途をたどり、味方機をつぎつぎと食う敵の猛者トーマス・ハイン機と若林機−−彼我の撃墜王はしばしば渡りあった。ある日の空戦で若林は首尾よく相手を撃墜し、落下傘でとび降りたハイン中尉は捕虜となったが、やがて脱走する。野口中尉の不時着を知った若林は単機救援に向い、敵弾に傷つきながらも野口を救いだしたが、ラバウルに帰投したときにはすでに野口は屍であった。「あなたは“オニ”ではなかった」と若林に言残し、キムは野口の後を追って死んだ。戦局はますます悪化、ついにラバウル航空隊はトラック基地に引揚げることとなった。四十機の残存機が北へむかって飛び去ったあと、若林は破損した愛機を整備し直してラバウル最後の一機を完成する。若林に思慕を寄せていた看護婦小松すみ子が、内地に帰ることになり、彼に電話をかけてくる。「どうか生きていて下さい。お大事に」。−−謹厳一方の若林の胸は、はじめてときめいた。が、彼女の乗る輸送船が港もはなれぬうち、警報と共に突込んできた敵二機、うち一機は“黄色い蛇”のマークもあざやかなハイン機である。間髪を入れず飛びあがった若林は、輸送船を攻撃中の一機をまず墜し、ついではげしい一騎討ちの末めざすハイン機を海中に叩き込んだ。しかし急造の愛機は尾翼がけしとび、若林もまた海中に墜落する。輸送船の甲板では、すみ子が「あの人じゃないわ」と祈るようにつぶやいていた。

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