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ミツワ石鹸コミュの蘇る国民的ブランド『ミツワ石鹸』復活へ

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洗剤新報社WEB−NEWS http://www.senzai-shimpo.jp/frame03.html より抜粋

33年ぶり、普遍的価値観を追求

 かつて石鹸業界の国民的ブランドとして一世を風靡した「ミツワ石鹸」が今春、四半世紀以上の時を経て蘇ることになった。玉の肌石鹸(東京都墨田区/三木晴雄社長)が新会社「ミツワ石鹸株式会社」を設立、4月上旬からの出荷を明らかにしたもの。同ブランドが市場から姿を消してから33年目の復活は、単なる復刻とは異なり、かつての精神文化までを現代に訴えかけるという意味で、業界関係者に加えて一般社会の注目を集めそうだ。

◆復活するシンボルマーク
 新会社は玉の肌石鹸100%出資の子会社で、資本金は1億円。08年4月1日より業務を開始する。三木晴雄氏が玉の肌石鹸、ミヨシ石鹸の社長と兼務、本社は玉の肌石鹸の社屋内に置く。
 社名に由来する3つの輪をデザインしたシンボルマークも踏襲する。商標権なども取得し、新たな商品づくりを進めている。第1弾は、当時の「特製一番石鹸」を復刻した「ミツワローズ石鹸」。小売価格は1個300円で、主に3個セットをギフトショップなどで展開する。化粧箱のフタを開くと懐かしのCMソングが流れるオルゴール仕立てのセットも企画、旅館などでの販売を予定する。一般市場での発売時期は未定ながら、生産や販売体制について順次整えていく。その後も、かつてトップシェアを誇り石鹸市場の代表格として知られた「ミツワ石鹸」など、アイテムを拡大して市場導入する予定。また、玉の肌石鹸やミヨシ石鹸の技術力やノウハウも活用し、新しいジャンルでの展開も視野に入れている。
 商品開発のテーマは「Yesterday(イエスタデイ)」「Today(トゥデイ)」「Tomorrow(トゥモロウ)」の3つに分けて設定した。イエスタデイは復刻版中心の固形石鹸、トゥデイは現代にマッチした液体製品、トゥモロウは未来を思わせる製品という切り口で「市場での価格競争とは一線を画す」(三木社長)のが狙い。
 ただし、新会社のスタートに当たっては慎重に進めていきたい意向。専用のウェブサイトを設置する以外に、あえて目立ったプロモーションは行わず、時間をかけて製品を大事に育成していく方針とした。年内は販売動向の推移を把握しながら各方面の意見や情報を収集し、09年以降から活動を本格化させる構えだ。

◆精神面までこだわった物づくり
 製品開発に当たっては、製品パッケージのクオリティもさることながら、特に製法や香りの面で力を注いだ。現在の石鹸製法はコストや製造速度の点から中和法が用いられることがほとんどだが、ミツワ石鹸はかつて主流だったが今では世界的にも数少なくなった伝統的な鹸化塩析法を採用することで、石鹸素地の品質にこだわりを示した。さらに当時、東洋では初めてとなる香料研究拠点を設け、「香りのミツワ」と高く評価されていたことも復活の重要なポイントと捉え、平均的な石鹸では使用されることのない最高級の香料を配合して製品化を図っている。
 こうしたこだわりの背景には、今回のプロジェクトが単なる復刻ではなく、当時の先人たちによる物づくりにかける情熱や誠実な姿勢、旺盛な研究心、熟練された伝統技術、その背景にある精神の在り方までを再生させることで、時代が変わっても普遍的な価値観とは何かを現代社会に問いかけたいとする意思がある。
 この点について三木社長は「ミツワ石鹸には、使っても減りにくいという、持ちの良さにも定評があった。それは、物を大切にしたいという当時のニーズであり、現代の使い捨て文化とは対局にあるもの。そうした価値観が、省資源・省エネルギーが求められるこれからの時代に、本当に必要な考え方として認識されてくると思う」と説明する。
 機能的な付加価値にも増して、古き良き時代の精神までを現代に蘇らせていこうというのは実に稀なケースと言えそうだ。

◆旧ミツワ石鹸の軌跡
 旧ミツワ石鹸は1860年(万延元年)、初代・三輪善兵衛氏が丸見屋を創業したのが始まりとされている。当初は化粧品・香料を中心として活動する企業だったが、1910年(明治43年)より石鹸事業に着手、翌年には日本初となる肝油ドロップも発売した。当時、玉の肌石鹸の前身である芳誠舎が石鹸のOEM生産を請け負っていた。
 第二次大戦後は石鹸メーカーが乱立して過当競争の時代を迎えたが、ミツワ石鹸は品質や機能の良さが支持されて業績を伸ばしていく。1954年(昭和29年)には同社初となるテレビCMの放映を開始する。三木鶏郎氏の作詞作曲による「ワ、ワ、ワー、ワがみっつ」というフレーズは茶の間に広がり、ミツワ石鹸の事業拡大に大きく貢献した。
 1969年(昭和44年)には旭電化工業、第一工業製薬との共同出資により日本サンホームを設立、石鹸・洗剤事業を統合したものの、3年後の1972年(昭和47年)には米P&Gとの資本・業務提携を巡って日本サンホームから脱退する。日本サンホームは同年、P&Gおよび伊藤忠商事と合弁でP&Gサンホームを設立した。そしてミツワ石鹸は1975年(昭和50年)、事業活動に終止符を打った。

◆価格競争からの脱却も
 ミツワ石鹸の復活について三木社長は、一時的なブームで終わらせるのでなく、あくまで継続的な事業として展開していくと説明する。一方で、創業家である三輪家とミツワ石鹸は切っても切り離せないものとして、4代目・三輪善兵衛氏の未亡人・文子さんを特別顧問として迎えた。
 「ミツワ石鹸はキッコーマンや味の素、文明堂などと並ぶ日本の代表的ブランド。当時の記憶がある人がいるうちに蘇らせることは、古くから関係のあった当社にとって責務のようなもの」とした上で、「歴史と伝統を振り返る中で、これからの道筋が見えてくる。規模は小さくても本当に良いもの、大事なものとは何かを追求する」と強調し、今回の復活劇を通じて市場と社会に一石を投じたい考えで、その大きな役割を「新生ミツワ石鹸」に託していく。

コメント(8)

これexclamation ×2これexclamation ×2と思いながらコメントさせていただきますわーい(嬉しい顔)

先日スーパーで買ったこのせっけんexclamation ×2
凄い良い香りほっとした顔

とりこになりましたわーい(嬉しい顔)exclamation ×2
入りましたご挨拶代わりに一つ。

1980年代前半にP&Gがミツワ石鹸を復刻して、CMも復刻していたはずなのですが、どなたかご記憶ありませんか?
その頃丁度当地では日テレ系の地方局が開局し、それまで見る事が出来なかった日テレの昼番組を祖母が好んで見ており、その途中で流れていたと記憶しています。
件の人形アニメがカラーで再現されて、CMソングも当時の現代風アレンジでちょっとしゃれた感じに歌われていましたが、一つおなじみのCMと違うのは後半であの3人が当時の他社の石鹸CMのように泡の中で身体を洗うシーンまであった(勿論人形とはいえ「肌」が見えるのは肩口くらいまでで大部分泡です)ことが強烈に印象に残っているのですが、検索かけても全くかからないので少し不安になりまして・・。
うーん、前の書込みから半年ほど経ちましたが何の情報もいただけない、ということで私の記憶への自信がかなり揺らいでます。

ミツワ石鹸のエキスパートであろう私以外の25人(この書込み時点で)の皆さんが全く存じないとなれば何だったのか…
旧ミツワ石鹸の倒産は私の生まれた年で、少なくともそれまでミツワ石鹸を知らなかったという記憶はありますから、勝手に脳内で記憶を捏造した、というのも考えにくいですし。

多分P&Gに聞いても「古い事ですので判りかねます」と言われるのが落ちでしょうし、現ミツワ石鹸に聞いても「当社の事ではないので判りかねます」でしょうし…
>>[3]
はじめまして。
80年代の復刻CMはその通りです。宣伝していましたよ。
当方は関東ですが、フジ系昼1:30の東海テレビ制作ドラマ時間帯枠が現在もP&Gがあると思いますが、その時間帯のCMで使われておりました。
私の記憶では80年代中盤だったと記憶してます。
例のモノクロCMとは違って曲がアップテンポで、川本喜八郎氏製作の人形はそのままに当時の現代風(アイドル歌手をイメージ)であったと思います。
あれはミツワが倒産して10年経過した頃で、ブランドイメージを忘れさせないよう一時的に復刻した商品のCMですかね?
観てはいたものの、何でミツワ石鹸で最後にプロクター&ギャンブルサンホームって言っているのか意味が解らずじまいでした^^
記憶違いがあるかもしれませんが、復刻CMは確実にありましたよ。
リアルタイムのカラーCMも物心ついた頃に観ていたイメージで残っていたので、その復刻CMを観た時はただ「あれ?久しぶりだ」と思うだけで旧ミツワ石鹸が無くなっていたとかは知りませんでした。
ミツワ時代からの商品は「薬用石鹸ミューズ」だけ(今はアース製薬が販売)になっちゃいましたね。
>>[5]

おお、ご存じの方がいらっしゃった!ありがとうございます!
そうなんですよ、オリジナルの
「♪わっわっわー、わがみっつ…みっつっわ、みっつっわ」でなく
「♪わっわっ、わー、わがみっつ…みっつわー、みっつわー」てなアレンジになってまして。
そうでしたか、まだP&Gでなく旧ミツワの血を引いていたP&Gサンホームでしたか…それこそ問い合わせても「旧サンホーム社の事なので解りかねます」で終了でしょうね…

玉の肌系の現ミツワさんの手による復刻もせめてWeb限定でもいいので見てみたいですが、まだ無理なんでしょうかねえ…
旧ミツワ石鹸からP&Gに商標権が移ったあとに復刻したミツワ石鹸のCMを見付けたので貼っておきます。
https://youtu.be/81q7uZawVM8
>>[7]

ありがとうございます、
そうです、このバージョンではないですがこの「みっつわー、みっつわー」の時代のCMです。

結局新ミツワ石鹸も終売して久しいですが、このP&Gサンホームのミツワ石鹸同様忘れ去られてゆくんでしょうかねえ…

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