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新社会人養成塾BOOSTERコミュの'09年度第1回BOOSTERレポート

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2009年6月10日、早稲田大学にて今年度第一回目の座談会が実施されました。
参加した学生達はペアワークで打ち解けた後、講師の話に真剣に耳を傾けていました。当日の講義の内容についてお伝えします!

<講師>
田尻邦夫 氏 
新社会人養成塾BOOSTER 代表理事、株式会社デサント 相談役

<テーマ>
『骨太社会人になるために〜学生の間に学ぶべきこと〜』

【不況下での就職活動にてついて】
今年の就職活動は、予想以上に厳しいものになったと感じています。しかし、売り手市場で就職活動をして、あっさり内定をもらってしまうのは逆にアンラッキーだと思います。人生はそんなに甘くはないと思うのです。
現在、政治・経済・消費活動・経営など、全てにおいて変化が起きています。苦しみながらも、パラダイムシフトが起こる社会を肌でリアルに感じながら就職活動をすることこそが、後々の自分にとって大きな経験になるのではないでしょうか。

【激変する社会のパラダイム。では、実際に何が変わるのか?】
まず、社会がより一層グローバルになると思います。例えば外食産業。国内市場が頭打ちをして、企業はこぞって海外へ進出しています。採用活動に関してもグローバル化が進むでしょう。特に商社などは、5,6年のうちに採用枠の半分は外国人になるのではないでしょうか。他の大手企業もそれに追随すると予想しています。
第二に、「エコ」が価値基準になるのではないでしょうか。
今後の競争力は、どれだけ環境に配慮した生産活動ができるかによって決まると思います。
第三に、社会倫理が変わるでしょう。従来の社会は、稼げば良し、利益を出せば良しの世界。今後は奉仕の精神や、利他の精神を持つことが重要になると思います。女性の社会進出を推進することも大切です。

【幹部候補は、いつ決める?】
私の知り合いで人事に携わっている者は、皆口をそろえて「入社1年、遅くとも3年あれば幹部候補の人材かどうかを見極められる」と言います。この事実を踏まえたとき、学生時代に何をやっておくべきなのでしょうか。就職活動が無事に終わったとしても、漫然と残りの学生生活を送ってよいのでしょうか。< /div>
決して、偉くなれと言っているわけではありません。ただ、皆さんには20年後には、decision group (意思決定をできる立場)にいてほしいのです。そうでないと、人生がつまらなくなってしまうと思うのです。

【今やっておくべきことについて】
・学生時代にしかできないこと
例えば読書。マルクスの資本論、夏目漱石など、じっくり時間をかけて挑戦してみて下さい。また、今でしか行けないようなところへ旅行してみるのも良いと思います。2〜3週間かけてのボランティアをすることもお勧めします。
・ネットワーク作り
学生時代に作っておいた幅広いネットワークが、10年後20年後のビジネスの場できっと活きてくることでしょう。
・語学
何より英語。これからの時代は必須です。さらにいえば、中国語もある程度身に付けておいておくべきです。
・楽器
万国共通のコミュニケーションツールとなります。例え言葉が充分に通じなくとも、これさえあればすぐに打ち解けることができます。他にも、柔道や囲碁なども世界で広く認知されています。

【入社後3年間に心がけること】
1.言われた仕事は、全てやる。どんなことでも引き受けるつもりで。
2.口は半分、手足は3倍。
3.常に、問題意識を持つ。
4.社外、業界外とのネットワークを作る。
5.上記を実践した上で、入社3年後には今までの自分(能力や人脈)を棚卸しして下さい。そうすればその後自分がやるべきことは自ずと見えてきます。

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次回は、7日7日(火)明治大学駿河台キャンパスにて、帝人株式会 社グローバル人事部採用グループ長の白羽 優氏による座談会を開催します。ご期待下さい!!

レポート作成:学生メンバー 蛯沢

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