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南紀白浜は13年で43件 鳥と飛行機の衝突
紀伊民報(01月17日17時00分)




 県南紀白浜空港管理事務所(和歌山県白浜町)によると、1996年3月に現在の南紀白浜空港が開港して以来約13年間で、同空港を利用した航空機に鳥がぶつかった報告が計43件あることが分かった。エンジン交換に至った1件以外の大半は機体に損傷がなかったが、アメリカでは16日(現地15日)、2基のエンジンに鳥の群れがぶつかったとみられる事故で川に大型旅客機が不時着した。管理事務所では「鳥の飛来には普段から気を付けているが、より一層、敷地内のパトロールに力を入れたい」と話している。

 速度が比較的遅く、高度が低い離陸や着陸時に鳥とぶつかることが多いとされている。空港などでは、滑走路と緑地帯を含めた敷地内に鳥が飛来するのを防ぐため工夫を凝らしている。

 南紀白浜空港では毎朝、管理事務所職員が滑走路に異物が落ちていないか点検する際、鳥の飛来状況もチェックする。「トビやカラスが10羽近くおりている場合もある」といい、車のクラクションや花火で追い払っている。

 こうしたパトロールは、夜間を除き航空機が離着陸する前に必ず実施している。また、猟友会メンバーの協力で駆除もしている。

 それでも完全に防ぐのは困難で、対応に苦慮しているのが実情。旅客機や小型機などと鳥がぶつかったという報告が年数件入っている。

 管理事務所のまとめでは2006年度が8件で最も多く、08年度は5件。98、99年度と02年度はゼロ。

 航空機が損傷を受けたのが5件あり、このうち96年9月にエンジン1基を交換する事故となったが、ほかは衝突個所に小さなへこみができたなどの軽微な内容。43件のうち35件が損傷なし、3件は損傷不明。

 ぶつかった鳥はトビ、ツバメ、スズメ、ヒバリ、ハト、ヒヨドリ、サギ、カモ類、シギ類とさまざまで、トビが16件と目立って多い。

 管理事務所は「今回のアメリカの事故の状況がよく分からないので何ともいえないが、敷地から離れた場所だと対応のしようがない。管理事務所としては、衝突が起こらないよう敷地の外に鳥を追い払うパトロールの徹底に努めることが一番と考えている」と話している。

全国では年1320件

 日本の空港の多くは臨海部にあり、水鳥の生息域と重なることから、旅客機に鳥が衝突するトラブル(バードストライク)はたびたび起きている。国土交通省によると、2007年には1320件の報告があり、うちエンジンに吸い込んだ事例は約230件。ただ、バードストライクが原因で墜落したり、死傷者が出たりする事故は国内では発生していない。

【南紀白浜空港は航空機に野鳥が衝突するのを防ぐため、パトロールを徹底しているという(和歌山県白浜町で)】

http://news.biglobe.ne.jp/animal/km_090117_6618048227.html

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