間質性肺炎についてコミュの新しい薬や治療法について

肺繊維症は、まだ発症メカニズムが解明されておらず、進行を遅らせる治療が行われますが、根治することのない厄介な病気です。しかし、2008年にピレスパ（ピルフェ二ドン）が、2015年にオフェブカプセル（ニンテダニブエタンスルホン酸塩）が、特発性肺繊維症の治療薬として発売されるなど、日々研究が進んでいると思います。

このトピックでは、肺繊維症の新しい薬や治療法についての情報を集めることにします。

コメント(8)

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[1] mixiユーザー 12月23日 17:21

まじょさんが12月22日のご自身のホームの「つぶやき」で紹介してくれた記事

線維症の原因細胞発見＝新薬開発に期待－阪大
http://news.ameba.jp/20161222-61/

これについての、やや詳しい記事がありました。

難病”繊維症”の発症原理の一端を解明
http://resou.osaka-u.ac.jp/ja/research/2016/20161222_1

マクロファージとは、白血球の一種で、細菌や異物を捕食する働きをする細胞です。これまでマクロファージは1種類しかないと考えられてきましたが、少なくとも3種類以上のマクロファージがあり、疾患ごとに存在している可能性がある（疾患特異的マクロファージ）。そのなかに繊維症に関与しているマクロファージが発見され、SatMと名付けられたとのことです。このSatMを標的とする薬を開発すれば、繊維症の特効薬となる可能性があります。

一刻も早く、疾患を根治できる薬や治療法が開発されることを願います。

[2] mixiユーザー 12月23日 18:25

こういう科学的、医学的な記事は、僕たち患者には、現実的であり、生々しく、辛いものがあります。僕もこれまで避けてきました。

もうひとつ、これは平成25年ですから、3年前の記事です。

肺線維化をもたらす線維芽細胞が病変部位に集積するメカニズムの一端を解明（東京大学）
http://www.jst.go.jp/pr/announce/20130722/

肺線維化は、活性化した線維芽細胞が線維化部位に集積し、I型コラーゲンを大量に産生することが原因とあります。

この活性化した線維芽細胞の集積は、数的な増加ではなく、細胞移動によるとのことです。その移動は、オステオポンチンというたんぱく質により促進されている可能性があるとか。

[3] mixiユーザー 12月23日 18:44

ついでにもう１つ

シリカ微細粒子による慢性肺線維症を抑える新しい免疫メカニズムの発見（東京大学）
http://www.m.u-tokyo.ac.jp/news/admin/release_20151008-1.pdf

2015年ですから、昨年に発表されたものですね。

シリカ微細粒子が引き起こす慢性肺線維症の病巣のびまん化を、骨髄由来の炎症性マクロファージが抑えていることをマウスで発見したとのこと。

昨日、大阪大学が発表した内容と合わせると、肺線維化を促進するマクロファージと抑制するマクロファージがありそうですね。

[4] mixiユーザー 12月23日 18:53

肺の線維化は、活性化した線維芽細胞が集積してコラーゲンを大量に産生することで起こり、その線維芽細胞の活性化や集積を、何が誘導するのか？を解明する研究が進められているようですね。どうやらマクロファージが鍵になっている可能性が高い。

[6] mixiユーザー 12月23日 19:08

自己レスです。

こういう医学的な記事は、”致死的疾患”なんて書かれたものもありますから、閲覧注意です。
僕ら患者にとっては、現実的で、命に関わることですものね。
気分が落ち込みそうになる方は、知らなくてもいい、読まなくていいですよ。
コメントも、どうかお気遣い無く。

[7] mixiユーザー 12月23日 20:28

>>[3]

東京大学では、この記事もでてますね。

https://www.s.u-tokyo.ac.jp/ja/press/2016/4632/

新設ご苦労様です。情報の共有は幸せなことですね。（＾◇＾）

[8] mixiユーザー 12月23日 20:43

>>[4]

核酸医薬でいきますと、
日東電工も今年度中に臨床試験申請なんたらの記事を前に読みましたが、その後どうなったかは？です。

海外でも、広く研究されてきているみたいですね。期待したいところです。
（╹◡╹）

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