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本の海コミュの『深夜特急4 シルクロード』、沢木耕太郎、新潮文庫

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いきなり4巻かよ!と、ツッコんではいけませんexclamation
最近読み直したばかりだからいいんです(。・ˇ∀ˇ・)ノ

つい先日のことですが、最近知り合った人がこの深夜特急シリーズみたいにマカオやインドを旅したことがあると知り、深夜特急シリーズについて話し込みました。それがすごい印象深かったので感想文第一発目は深夜特急に決定ぴかぴか(新しい)

このシリーズについて軽く説明を。
著者の沢木耕太郎氏が20代で経験したインド→ロンドンへの乗り合いバス(!!)による旅行記。ただし、1&2巻はスタート地点のインドまでの長い寄り道のようなもの。旅と言っても常に楽しい出来事ばかりではなく、著者が長旅によって擦れていく様子は非常に痛々しいです。しかし、著者は鋭い感性で人や街を見つめ続け、時に読者はそれに強く共感したりまた多くのコトを考えさせられます。
執筆は帰国後数年経ってから始まったものですが、しかしながら旅の途中で溜めた自筆のメモを元に書いているため、作中の表現にはかなりのリアリティがあり、それがこのシリーズを気に入っている理由の一つでもあります。うまい!

この4巻では旅は大きく動き出します。著者は長居したインドを離れ、乗り合いバスに乗って前へ前へと進み始めます。この巻では中東が舞台であり、終始砂ぼこり舞う道をバスが走る・・・という印象が強い巻です。そんな情景を著者の当時の心境と重ねるのはちょっと野暮、、、でしょうかたらーっ(汗)シリーズ中では少し重い雰囲気だけども、さすが沢木クオリィというか、細かいところで見所が多い巻です。

読んだことのない人は20代前半のうちにシリーズを読破することをオススメしますexclamation ×2

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