ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

名古屋経済大学漫画研究会コミュの映画はどうですか?

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
いまさらながら私
プライベートライアンを見ました。
訳あって病室の小さなテレビで
なんですが。

うーんリアルだ。個人的には
見事なタイガー戦車と
マーダー自走砲(多分)の再現に
感心です。

コッポラの黙示録もそうだけど
リアルな戦場の再現こそ戦争映画の
あるべき姿ですな。
(アメリカ戦車改造が
たくさん出るバルジ大作戦や
パットン戦車軍団もすきだけどね。)

やはりスピルバーグも
黒澤の子ですな。

コメント(25)

某所にて「レック」.RECと「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」DIARY OF THE DEADを続けて観ました。

同じような一人称視点でのゾンビ映画ですが、「レック」は外部と隔離されたビル内という閉鎖空間、「ダイアリー〜」は車での移動というロードムービー的な展開でそれぞれ面白い映画でした。

両方ともかなりキツイ描写があるので、ホラー嫌いな人にはお勧めしませんが。


私は、DVD予約したのが届き、やっとこさ「クリスタルスカルの王国」見ました。
インディアナ・ジョーンズ(やっぱインディはいやだ。僕はインディアナで通したいです)さんはやっぱりHな人だとつくづく思いました。
ちなみに、MJ12等々はこの話の10年前なんですねえ。

以上です。すいません。

最近みた映画(★5つで満点)

ダークナイト(★★★★★)
文句なし!アメコミ原作では過去最高の傑作!
今年見た映画では、ダントツの1位!!
なぜこの映画が日本ではヒットしないかが、かえって不思議...
未見の方は是非見てください。
残念なのは、ジョーカー役のヒース・レジャーが急逝してしまったため、
次回作への出演ができない事。
これだけ練られた脚本と演技派俳優が顔を揃え、金と手間を惜しみなく掛けた
作品はもう出来ないかもしれない...
個人的にはランボルギーニをぶっ壊す(CGIじゃない!)シーンが好きですw

アイアンマン(★★★★)
これもアメコミ原作ですが、単独の映画としても十分面白い作品です。
(ですが、原作の設定を知っていればもっと楽しめます→特にオチは)
実際に見るまではロバート・ダウニーJR.はトニー・スターク役にはちょっと老け過ぎだろうと
思いましたが、実にハマリ役でした。
アイアンマン・スーツを作るところなどは日本では実写化できないでしょう。
重すぎず、軽すぎず絶妙なバランスで出来た作品です。
ちなみに2010年には2作目が公開されます。

スピードレーサー(★★★1/2)
いわずと知れた「マッハGo,Go,Go」の実写版ハリウッド映画です。
VFXはあえて作り物であることを強調しており、アニメのような極彩色の背景は
好みの別れるところでしょう。
ですが、マッハ号をCGIではなく実際に作ったということだけで★3つは捧げます!
ラストにはちょっと意外なサプライズ(注:ストーリーとは無関係)もあり、
原作へのリスペクトが伺いしれます。

スパイダー・ウィックの謎(★★★★)
全然期待しないでDVD借りてきたら、意外なくらいに面白い作品でした。
基本的に子供向けの作品ですが、結構ダークなところもあり大人の鑑賞に十分耐えます。
こーゆー作品を手抜きしないで作れるところにハリウッドの懐の深さを感じます。

※最近の作品ではありませんが、見てない人が多いと思うので敢えて紹介します↓
パンズ・ラビリンス(★★★★)
1944年、フランコ政権下のスペインを舞台にしたダーク・ファンタジー。
ハリウッド映画のような大作ではありません。
良く練られたストーリー、巧い演技のキャスト、そしてアメリカ映画とは違うしっとりとした映像。
そして、考えさせられるラスト。
この作品はまったく子供向けではなく、大人を対象にした映画です。
子供の視線でみた、大人の世界と幻想的な異世界を舞台にしており、
その境界線も定かではありません。
当時のスペインがどのような国であったかというような
政治的・歴史的背景が判らないと多分全然面白くないかもしれません。
同じようなフェアリー・テイルの「スパイダー・ウィック」とは実に対照的な作品です。
【追悼】メージェル・バレット・ロッデンベリー

スタートレックのファン以外にはほとんど知られてない女優さんですが、
昨年12月18日にお亡くなりになったそうです。

http://www.roddenberry.com/

スタートレック創設者ジーン・ロッデンベリー氏の夫人にして、
TOSでのチャペル看護士役はじめ、TNG、DS9ではラクサナ・トロイ役として出演。
さらにTOS、TNG、DS9、VOYおよび劇場版では
宇宙艦隊所属航宙艦のコンピュータボイスとしてお馴染みの方でした。
今年公開予定の"STARTREK"(劇場版11作目)が遺作となってしまいしました。

享年78歳。ご冥福をお祈りいたします。
手塚治虫の「鉄腕アトム」のハリウッド版CGアニメ「ASTRO BOY」の予告編。

http://www.apple.com/trailers/independent/astroboy/index.html

本国では10月公開予定。
予告編(というかティーザー)には、アトム、天馬博士、お茶の水博士が登場します。
正直、微妙です...
声優陣、やたらと豪華なんですが...w
個人的には超期待!「ターミネーター4」TERMINATOR SALVATIONの
新しいトレーラーです。

http://www.apple.com/trailers/wb/terminatorsalvation/

エンド・スケルトン丸出しのマシ−ンがワラワラ出てきますw

邦題は「4」ですが、物語の時間軸では「3」は無かったことになっており、
TVシリーズ「サラ・コナー クロニクルズ」からの続編にあたります。
(T1→T2→T:SCC→TS。なお原題含め本国では一切「4」という表記はありません)
映画じゃないテレビ番組ですが、お薦めがあります。
BS11放映中の「ウルトラギャラクシー大怪獣バトルNEO」です。
前作の大怪獣バトルもYOU TUBEで今のところみれます。
ちゃんとお話になっていますよ。
まあ、見てください。
>粗兄さん
ウルトラ繋がりで、これおすすめですよ。

「大決戦!超ウルトラ8兄弟」
http://ultra2008.jp/index.htm

初代マン、セブン、ジャック、エースの「昭和のウルトラ兄弟」と、
ティガ、ダイナ、ガイアの「平成3部作」&メビウスが夢の競演です。

この作品の目玉は。昭和&平成のオリジナルキャストが総出演してるトコです。
なかには、すでに芸能界から引退している方もいるのですが、
本作のためだけにカメオ出演してたりします。
(佐原健二や二瓶正也がチョイ役で、岸田森が写真で登場します)

こどもより、むしろ私たちの世代の方が楽しめますよw
えー、使徒@管理人です。

「パッケージに騙されてレンタル屋で無駄遣いするのをヤメよう!!」キャンペーン第1弾。
ここ最近の「ゾンビ映画」レビュー

2〜3年くらい前から、DVDスルーも含め非常にたくさんのゾンビ映画がリリースされました。
大半は「本当にどうしようもない駄作」ですが、「こんなカス映画でも商売として成り立つんだ!」と思えばなんだか生きる希望が湧いてきます。
レンタル屋でパッケージに騙される人が減らせられたなら幸いです。

※以下のレビューは私の個人的意見です。


「最後まで観るのが苦痛なくらいのクズ」レベルの作品群
・超立体映画ゾンビ3D
 (一応、"The Night of the Living Dead"のリメイク..らしいが、こんなん認めん!)
・SVZ ストリッパーvs.ゾンビ
・ZVS ゾンビvs.スナイパー
 (邦題からしてデタラメ。ZVSはスナイパーなんて出てこない詐欺映画)
・デイ・オブ・ザ・デッド2
 (一応、ロメロの「死霊のえじき」の正当続編らしい。が、ひたすら退屈!)
・ハウス・オブ・ザ・デッド(1&2)
 (同名のシューティング・ゲームを原作とする映画。ただ、それだけ)
・エスケイプ・フロム・リビング・デッド
・ミート・オブ・ザ・デッド
・シティ・オブ・ザ・リビングデッド
 (素人以下の演技、脚本、演出。とりあえずゾンビ出しとけ!って感じ)


「観ている間はまあまあ退屈しないが、後に何も残らない」レベルの作品群
・デッドマンズ・プリズン
・フォレスト・オブ・ザ・デッド
・デッド・フライト
 (以上の作品は意気込みは伝わるが、いかんせん予算となにより才能が足りない...)


「好事家/マニア向け」レベルの作品群
・REC レック
・ダイアリー・オブ・ザ・デッド
 (POV方式の作品。乗物酔いしやすい人はヤメときましょう)
・プラネット・テラー in グラインド・ハウス
 (B級トラッシュ映画テイスト満載。でも出演者は超豪華。作品自体がシャレ)
・バタリアン・リターンズ(原題"Return of the Living Dead 3")
 (1作目と、この3作目だけが鑑賞に堪える作品。あとの3作は単なるゴミ映画)
・デイ・オブ・ザ・デッド(2008年の作品)
 (一応、「死霊のえじき」のリメイク。ストーリーは全く別もの。ヒロインの可憐さは特筆モノ)
・バイオハザードIII
 (2作目までと比べなにか違和感がある。R.マルケイ監督作は常にどこか詰めが甘い)


「佳作。一般客の鑑賞にも堪えうる」レベルの作品群
・ゾンビーノ
 (ゾンビと少年(とその母親)の交流を描く作品。冗談が通じない人には向かない)
・ショーン・オブ・ザ・デッド
 (「ゾンビ」へのオマージュであり、英国風ブラック・ユーモアに満ちた作品)
・ドーン・オブ・ザ・デッド
 (「ゾンビ」のリメイク。非常に強烈な残酷描写があるので鑑賞注意!)
 (個人的には「長年の疑問」を1つ解消した作品。セル版DVDの特典も佳作)
・ランド・オブ・ザ・デッド
 (元祖ロメロの作品だが傑作とまではいえない。でも、充分観賞には堪える)


「傑作。マスターピースと呼べる」レベルの作品
・28週後...
 (シリーズ2作目。救いのないストーリー展開と強烈な残酷描写があるので覚悟するべし)
 (初めて組織化された軍隊とゾンビ(感染者)の市街戦を描写した作品)
 (厳密にいえば本作はゾンビ映画ではない)

以上であります。

...しかし...よくこれだけクズ映画ばっか観たな...オレ。
て、ゆーか「自己嫌悪」?
本国アメリカでは5月公開、"STAR TREK"の新しい予告編です。

今回の映画は、NCC-1701 ENTERPRISEの処女航海から始める物語で、
カーク、スポック、マッコイらお馴染みの面々が初めて顔合わせして、
最終的にはカークが艦長席に座るまでの過程を描いたものらしいです。

http://www.apple.com/trailers/paramount/startrek/

これを観る限りでは、物語をリセットしたっぽい気配が....
ま、とにかくアクション・シーンは凄く派手です。

しかし、「T4」の公開次期ともろに被るんですが....
最近みた映画 (★5つで満点)

・ウォーリー(★★★★)
こどもと一緒に見たのですが、最後は大人の方が一生懸命見てましたw
やっぱ、pixerのCGアニメはセンス良いわ!
ホーム・パーティにうってつけです。

・デスレース(★★★★)
若き日のスタローンが端役で出ていた「デスレース2000年」のリメイク。
主要キャラの名前は同じですが、話は全く別もの。
こちらの主演は「トランスポーター」シリーズのジェイソン・ステイサム。
カーアクション映画ではイチオシの役者。本作でもいい味出してます!
監督は「バイオハザード」のポール・W・S・アンダーソン。
あんた、バイオ3蹴ってこんなの撮ってたのね...w
ちょっと過激なシーンがあるのでお子様と一緒に見るのはお勧めできません。

・スカイクロラ(★★★1/2)
ヴィジュアル的にはほぼ満点。
独特の世界観やプッシャー推進式プロペラ機などのガジェットは文句なしですが、ストーリーの核である「キルドレ」についての説明がほとんどないまま話が進むので、予備知識なしだとかなりツライかも...。
押井守作品ではお約束の「円環構造」のストーリーも、ちょっと食傷気味...。

・トロピック・サンダー史上最低の作戦(★★★1/2)
なぜか日本では人気がイマイチ出ないベン・スティラーのアクション・コメディ。
戦争映画のパロディ盛りだくさんで、随所にキツーいブラック・ジョークがある。
当然、冗談が通じない人は見るべきではない映画。
共演がジャック・ブラック、ロバート・ダウニーJR、トム・クルーズ(!)と超豪華!
特にトム・クルーズの怪演は必見!よくこんな役、受けたな〜w

・ランボー・最後の戦場(★★★★★!)
映画館で見るべきだった。
正直、全然期待してなかったがシリーズ最高傑作である。
本作のジョン・ランボーは過去のシリーズのようなワンマン・アーミーではなく、非常に戦闘能力は高いがあくまでも一兵士として描かれている。
戦闘シーンは特筆モノのリアルさで、「プライベート・ライアン」「硫黄島からの手紙」を遥かに超えている。
特に重火器による人体破壊描写は凄まじいの一言に尽きる。
凡百のアクション映画では描かれる事がなかったブローニングM2による人体への零距離射撃や、バレットM82A1CQによる対人射撃の描写は全然大袈裟ではなく、あくまでも実際あり得る威力を再現したものである。
(M2もバレットM82も本来は「対物兵器」であり、「対人」での使用は国際法で禁止されている)
戦闘が終わったときのランボーの顔に浮かぶ虚しさが本作のテーマを如実に表している。
戦争映画としては歴史に残る傑作だが、非常に強烈な残酷描写があるので鑑賞注意。
こどもが寝てから見るべし!!
こんばんわ、使徒@管理人です。


そろそろ、いいかな...

STAR TREKの話しても....。


【!!!!! 以下、激しくネタバレあるので注意 !!!!!!】

本国では、公開から8週間になりますが、いまだにBOX-OFFICE TOP 10に居座り続けており、続編の製作も正式に決まった「スター・トレック(en:STAR TREK)※以下STと表記」。

以前にも紹介しましたが、STは今までの世界観を一部リセットしています。

本作はジェームズ・T・カークの誕生と父ジョージ・カークの壮絶な死によって物語の幕が開く。このオープニングでの戦闘シーンは、過去のどの映像作品よりも激しく、そして泣ける。
地球で無軌道に育ったカークはたびたび問題を起こしていたが、あるとき、父を知る艦隊士官ロバート・エイプリル大佐と出会う。彼はカークを諭す。
「君の父は12分間だけ艦長だった。だが、彼はその間に君を含め800名の人命を救った。君は父を超えてみせろ」
カークは父の遺志を継ぐべく艦隊アカデミーに入学する。
アカデミーでの最終課題である「コバヤシマル・テスト」のプログラムそのものを改ざんし楽々とクリアしたカークは、同テストの監督官であるスポックと初めて出会う。
まったく正反対の二人は、最初は相容れない存在として反目する。
そのときバルカン星での緊急事態発生により、カークは処分保留のままファースト・ミッションへ旅立つが...。

「以下、次号」
こんばんわ...
使徒@管理人、暴走モード中です。

「続き」

ST(第11作目)について


【!!!!! 以下、激しくネタバレ有り!注意 !!!!!】


※カークとスポックについて

 それぞれが親の「死」に直面する場面があります。
 元々、カークは「次男」であったはずですが、兄がいるようには見受けられません。
 また、旧シリーズにおいてはスポックの母親は健在であり、劇場版4作目では重要な役柄で登場します。彼らが良く似た状況下で親と死別する事は、今後、二人が「絆」を強く築くことを暗喩しています。


※作品世界について

 本作では、従来のシリーズではありえなかった「実在の企業、ブランド名」が存在します。カーク幼少時の「NOKIA」、青年期でのバー乱闘時の「Budwiser」が顕著な例です。「だから、何?」と思うでしょうが、今までの全映像作品中では「実在する企業」が画面上に現れたことはありません。(ST4をはじめとするタイム・トラベルものを除く)
 そもそも、オリジナルのST世界では、既に貨幣経済は一部の例外を除き存在しません。
 (TNG、DS9におけるフェレンギ文明圏では貨幣経済があります)
 本来、この時代では、第三次世界大戦(核大戦)を経て、いままでの経済的価値観がすべて失われているはずです。つまり23世紀に於いて人々は「己の人間性」を追求する事が人生の目的かつ大原則であり、経済的な欲求や個人的な資産を築くことが行動原理となることはありえません。
(即ち、マッコイが「離婚して一文無しになった」と言う発言は違和感がある)
 しかし、本作においては「私企業が存在する」ため、貨幣経済が存続していることを示しており、従来のシリーズとは根本的に異なる世界を描写していることを如実に表しています。


※エンタープライズおよび、その他ガジェットについて

 本作でエンタープライズ(NCC-1701)は、地球上で建造されている描写がありますが、もともと、23世紀の宇宙艦隊の航宙艦は「地上への着陸および離陸」はできないハズでした。このような運用が可能になるのは、24世紀のイントレピッド級からであり、劇場版1作目のように軌道上のドライドックで航宙艦を建造/改修することが通例でありました。
(どうせなら、エンタープライズが離陸する場面を見たかったですが...w)
 フェイザー・ガンについては、圧倒的に本作のものがカッコいいです!
 ぜひともトイ化していただきたいw
 本作に於いてもコンピュータ・ボイスはメイジェル・バレット・ロッデンベリーでありますが、TNG以降では当たり前に存在した「LCARS」および「オクダグラム」が見受けられないのは残念です。

なんか、否定的な事ばかり書きましたが、

次回「STはここがスゴイ!」で大絶賛の嵐になりますので、お楽しみに...。
こんばんわ
使徒@管理人、超過労モードです。

えー、少し間が空きましたが、完結編です。

「STAR TREK」はココが凄い!


【!!!!! 以下、激しくネタバレ有り!注意 !!!!!】


★原点への回帰

 そもそもジーン・ロッデンベリーが作りたかったのは「宇宙を舞台にしたフロンティア活劇」であり娯楽性の強い物語のはずだったが、現実的には予算の制約もあり実現には至らなかった。予算を削るため苦肉の策として「転送による惑星への上陸(宇宙船による離着陸シーン=制作費のかかるミニチュアでの特殊効果が省ける)」「ブリッジが主な舞台で会話によるストーリー展開(セットの使い回しによる制作費の節約)」「惑星軌道上のエンタープライズ号バンク・ショットの使い回し(同じく制作費の節約)」が多用された。これらのアイデアをポジティブかつ最大限に活かした事でTOSは物語に深みをおび多くのファンを獲得して、後の5本のTVシリーズと10作もの劇場版が作られて実に40年以上にも及ぶパラマウント・ピクチャーズの看板作品となった。

 だが、その一方で、TVシリーズ(特にTNG)におけるマニアックな世界観と非常に多い登場人物や物語時間軸上のエピソードなど、見る側にも一定以上の予備知識がある事を前提にしたシロウトには取っ付きにくい作品になったのはまぎれもない事実だ。

 本作において、スタジオ側はあえて過去のシリーズとは無関係かつ熱心なファンではないJ.J.エイブラムズを監督に据えた。さらに、いわば予定調和的だったハンス・ジンマーマン、マイケル・オクダ、マイケル・ピラーといったおなじみのスタッフを起用せずに製作した。特に監督のエイブラムズは「好き嫌いとは関係なくきっちりと仕事する」映画職人と呼ぶべきクリエイターだが、「むしろSTAR WARSが好き」と公言してはばからない人物だ。

 当然、この監督に好き放題に映画を撮らせたらSTとはまったく異なるかなりトンでもない作品(見てみたい気もするが※)になりかねないので、熱烈なトレッキーである脚本のR・オーチー&A・カーツマンが脇を固めており、結果として過去のシリーズにもリンクした実に絶妙なバランスでミックスされた作品が完成した。
 ※誤解しないでいただきたいが、エイブラムズは過去の作品を軽んじている訳では決してない。むしろ非常に良く勉強している。そのおかげで我々は「コバヤシマル・テスト」を目にする事が出来たし、レナード・ニモイによるお馴染みのナレーションを28年振りに聞けるのだ。
 
 出来上がった作品は、いままでのST映画にはなかった「どシロウトでも楽しめる」「一本の映画として成り立っている」「マニアが見ても満足できる」映画となったのだ。
 私見だが、本作品こそジーン・ロッデンベリーの夢見た「最後のフロンティアを舞台にした胸躍る冒険活劇」にもっとも近づいたものだと思う。

(おもわぬ長文になったので、続く...)
続き。
使徒@管理人、超ダメポモードです。


【!!!!! 以下、激しくネタバレ有り!注意 !!!!!】

★ビギニングとして

 本作では過去に触れられる事がなかったカークとスポックの幼少期が描かれているが、特に興味深いのはスポックの幼少期だ。バルカン・地球人のハーフである彼が、精神的には地球よりはるかに「論理的」なはずのバルカン星で、その出自により理不尽な差別を受けていた事実が明らかにされる。この経験が彼のバルカン人以上にバルカンらしい「ロジカル」な人格を形成し、さらにバルカン社会への反感からスターフリートへ入隊することになる。本作においても、やはりスポックは孤高の存在なのだ。

 対してカークは極めて好き放題に成長し、エイプリル大佐と出会うまでは自身の目標を見定めることが出来ずにいた。カークの成長過程は現代の若者のそれと大差がなく、初めて本作でSTの世界と触れた観客にも容易に共感できるものとして描かれている。

 両者の成長過程を描く事で、23世紀においても各人のキャラクターに普遍性をもたせており、高度に進んだ技術があるこの時代でも人類はいまだに進化の途中で、裏を返せば無限の可能性を秘めていることが暗示されている。

 この2人が初めて出会うのが「コバヤシマル・テスト」だ。スポックが作成した極限状況下でのリーダーシップを推し量るハズのこのテストを、カークはプログラム改ざんという想定外の方法で易々とクリアして言い放つ。

 「絶対不利なシナリオなど無い!必ずチャンスはどこかにある!」

 正に、この台詞こそが「スタートレック」という作品世界を象徴するものなのだ。


★過去の作品とのリンク

 本作の中盤で、24世紀からやってきたレナード・ニモイ演じる老スポックが重要な役として登場する。STにおけるアイコンであるニモイ=老スポックが登場することで旧シリーズとの有機的リンクをさせていると同時に、老スポックが若き日の自分と出会うことで、本作の世界がTNG、DS9、VOYで描かれた「我々が知っている24世紀」へと続くものではないことが明示されている。

 本作の舞台は旧シリーズとはまったく別のパラレル・ワールドであり、TOS以降すべての設定はすべてリセットされている。今後の展開はまったく未知であり、もしかすると"Five Years Mission"が行われないかもしれない。
 とはいえ、今まで培ってきた歴史をすべて捨て去ることはありえないだろう。もしクリンゴンが登場しないのではそれはファンが許さない。何らかのアレンジを施して今後のシリーズで描かれるとおもう。が、ひょっとするとボーグの地球侵攻が1世紀早くなる可能性もある。いま目の前に広がるのはまったく新しい未知の世界なのだ。


★トレッキーへの贈り物

 なんといってもSTの新作がスクリーンで楽しめることが一番の贈り物ではあるが、本作には過去のシリーズからのファンへ向けたサービスが非常に多く盛り込まれている。

1:ウフーラのファーストネームが初めて言及される。
(以前から設定自体はあったが、実際に映像化された作品では初)
2:チェコフのロシア訛が極端に強調されている。
(もともとオリジナルのチェコフにも訛があるが、本作ではコンピュータが認識しないほどのヒドいロシア訛である)
3:効果音などがオリジナルにかなり近いもので再現されている。
(例としては、ブリッジでの警報音や転送時の効果音、フェイザーの発射音など)
4:ラストシーンで先述のとおりニモイによるナレーションが流れる。
(「カーンの復讐」以来じつに28年振りであり、しかも"To boldly go where no man has gone before."、"no one"ではない"no man"である)
5:ファンファーレどころかTOSのテーマ曲が使われている。
(いわゆる「正史」では、必ずファンファーレが流れるが、アレクサンダー・カレッジによるTOSのテーマが使用されているのには感動した)
6:エンドロールの一番最後にロッデンベリー夫妻への献辞がある。

 ほかにもまだいろいろな小ネタはあるが、それを全部述べるのはムリ!
 各自見つけてほくそ笑んでください。

 最後に一言だけ...「これは映画館で見るべきだ!!」

 ご清聴ありがとうございましたm(__)m

 お し ま い 。
使徒@管理人です...

>>12〜15

【訂正】
誤=ロバート・エイプリル大佐
正=クリストファー・パイク大佐

こんな基本的なことを間違えるとは...orz
逝ってきます....。
2010年公開予定
ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ製作「TRON LEGACY」の予告編(?)です。

http://www.apple.com/trailers/disney/tronlegacy/

「TRON」と聞いて「懐かしい!」と思ったアナタは...もう立派なオサーンです(爆)

 そうです。
 世界初のサイバースペースを舞台にしたCG映画「トロン」の28年振り!の続編です。
 ちゃんと「ライト・モーターサイクル」出てきますよ〜。
 もちろん減速なしで直角に曲がります。

 前作はあまり作品の評価は高くないですが(オイオイ)映像的には非常に画期的で、この映画の影響でCGIやプログラミング、ゲーム制作を志す者を多数産み出しました。
 また、あまり知られていませんが、メビウスとシド・ミードがコンセプト・デザインに関わっていました。
 今回の作品は、前作の直接の続編であり、主演も同じくジェフ・ブリッジス。
 (当然、役どころは前作同様にフリン)
 まだ内容についての詳細は不明ですが、最近流行の3D映画でIMAX(!)上映作品です。

…でも、名古屋ってIMAXシアターないんだよね...orz

(「トロン」を知らない方のためにウィキペディアの記事、リンク貼っときます)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%B3_(%E6%98%A0%E7%94%BB)
> 第拾八の使徒さん
トロンか、僕はディズニーのSFと言えば「海底2万マイル」(SFかなあ?ノーチラス号かっこいいね。)か、「ブラックホール」が思いだします。
ブラックホールDVDでないかなあ。
でわ。
>>粗兄さん

ディズニーの実写映画って、何故かDVDになってないよね...。
個人的には「スプラッシュ!」がもう一度観たいんですが。

ちょっとAmazon.USを掘ってみましたら、本国ではしっかりDVD化されてるのにね。
おまけにBuy-New $9.99ってオイ!!
残念ながらBlu-rayは発売されてなかったですが。

ついでに「スター・トレック('09)」、本国ではBlu-rayで11月17日に発売されます。
なんと3枚組み!監督、脚本家、NASAのスタッフ(!)のコメンタリーとデジタル・コピー権付き。
しかも、予約受付中なのに、既に39%オフで$26.49!!!
(2009/8/8時点の外為レートで2584.23195円≒送料込み3000円強!)

...ホント、マジで日本はBlu-rayをマジメに普及させる気あんのか???
最近見た映画

「サマーウォーズ」★★★★
遅ればせながら、某所で見ました。
結構、面白いね。これ。
サイバースペースはフルCGなのに現実世界はオールドスタイルの
セルアニメ。
エヴァと同じ貞本義行がキャラデザイン。
また愛知県某市の税収がど〜んと増えるんだろうな〜w

「Surrogate(サロゲート)」★★★1/2
B・ウイリス主演のSFアクション。来年1月公開予定。
予告編で金髪のヅラ姿に吃驚した(爆
世界中のみ〜んながヒキコモリになって、デコットばかりがいる世界の話。
トレイラー見た限りでは、派手なアクション映画かと思ったが、
意外とおとなしい映画でした。
「攻殻」+「アイ・ロボット」でオチはEscape from L.A.
期待が大きかったのでちょっと肩すかし喰らった感がありますた。

しかし今年は「アバター」を筆頭に"GAMER"、"TRON LEGACY"、「サロゲート」とシュミレーテッド・リアリティをテーマにしたSFがやたら多い年でした。
サマーウォーズ見たかったです。
長野が舞台なので現地滞在中、現地のテレビでいろいろ
取り上げられてました。
機会作ってみてみよう。
>>JUNちゃん

亀でスマソ(汗

>サマーウォーズ
舞台は長野なんですが、
登場するヒロインの実家の面々が
オイラの山梨の親戚一族そっくりで
個人的には超ウケたっす。

最近、時間の都合で見られなかった少し前のTVアニメを見てます。
GEOで¥100レンタルやってるんで。
「ぼくらの」は結構掘り出しモノでした。
えー、使徒@管理人です。

「パッケージに騙されてレンタル屋で無駄遣いするのをヤメよう!!」キャンペーン第2弾。
ここ最近の「レンタル映画」レビュー 。

評価:★(5コで満点)

ホラー映画編
●ディセントPart-2 ★★★1/2
監督がニール・マーシャルから変わったのでちょっと出来が心配だったが、まあ及第点。
前作より「痛さ」はマイルドになりました。
前作のラスト直後*から始まりますがキャラが変わっている印象が違和感あり。
見てる間は飽きないので上記の評価。
*正確には「アメリカ公開版」のラスト。1作目の国内版DVDラストはものすごく強烈なので、気分が落ち込んでいるときには見てはいけませんよ!

●ZOMBIELAND ★★★★
いつまでたっても日本では公開されないので本国からBD取り寄せて観ました。
そしたら到着日に公開日程が決まりやがんの...。
いやー、思いのほかコメディとして面白かったです。
ネタバレなので書きませんが、大物がセルフパロディで出演してます。
出てくるゾンビは疾走系。ガン-カタみたいなドンパチシーンもあります。
オチもまあありがちですが悪くない感じです、

●サバイバル・オブ・ザ・デッド ★★★
観終わってからまず疑問に感じたこと。
「ロメロはこの作品でウェスタンのパロディをヤリたかったのか??」
とても21世紀のゾンビ映画、それも御大ロメロ監督の作品とは思えぬ凡作。
1カ所をのぞき新味なし。さらし首は盲点だったなあ。
創造主たるロメロに敬意を評して★3つだが、作品的には★1/2。
旧作になってから¥100で借りれば充分です。

●REC:レック2 ★★★★
なぜか評判の良かった前作ですが個人的にはまあ普通レベルだったので、あまり期待しないで観てみたら「2作目の方がイイじゃん!」
相変わらずPOVなので乗物に酔う人は試聴注意。
前作のラストから直接続く話なのでコレだけ観ても意味不明。
スペインのお国柄なのか基督教的なお説教がちょっとばかり鼻を突く気がする。
でもDVDスルーのZ級ホラーなんかとは異なりよくできた作品です。
多分まだ続くんだろーなぁ。
続き

SFアクション映画編

●ドゥームスデイ ★★★★
上記「ディセント」の監督ニール・マーシャルによるモヒカン近未来アクション。
今更感ありありですが、観てるあいだは結構楽しい。
舞台がロンドンのせいか妙に大袈裟な感じがつきまとう。
カニバリズムやイタイ場面があるのでお子様にはNGです。

●ギャラクティカ ★★★★
STAR TREKのTVシリーズが途絶えている現在、代替品的扱いをされているかわいそうな作品。
特に1980年代のショボイ旧シリーズを観ている世代ほど取っ付きにくいが、先入観抜きで観て欲しい作品。
面白いですよ!コレ!!
キャラクターの性別や性格が旧シリーズとは大きく異なっていて、スターバックが女性だったりバルター博士が単純な悪役ではなかったりします。
かと思えば、旧シリーズの主要キャストが別キャラクターでレギュラー出演してたり、旧作では当たり前に存在したエネルギー兵器(ビーム兵器など)が「一切」なく戦闘機は実体弾と通常弾頭ミサイル、艦船では核弾頭ミサイルが、敵味方ともに最強装備などかなり凝っています。
VOYAGER以降のSF-TVではスターシップのCGモデリングは当たり前ですが、この作品の戦闘シーン(特にコロニアル・ヴァイパーの空戦機動)は革命的です。
STAR WARSでよく目にする宇宙空間なのに大気中のようなファイターの流れるような挙動ではなく、慣性航法からスラスター噴射で機首の向きを変えバックしながら攻撃などは見た目の派手さはないですが、徹底的にリアル。
個人的には本作の主人公はバルターとスターバックだと思います。

●ハートロッカー ★★★★
今年度アカデミー賞作品賞受賞作品。
イラクにおける米軍治安維持部隊爆発物処理班(BOMB SQUAD)の生き様を描いた作品。確かに面白いしよく出来てます。
ストーリーは「ありがち」ですが最後まで飽きさせません。
ちょっとコッポラの「地獄の黙示録」に似た印象を受けたのは私だけ???

●グリーンゾーン ★★★
イラクつながりでもう1本。
マット・デイモン主演のアクション映画。
話はありがち。観てる分には面白かったとおもうけど良く覚えてません。
♪そんな感じ〜

●第9地区 ★★★★
なぜか今年度アカデミー作品賞ノミネート作品。
観た後でもこれが作品賞候補になる理由が????な映画。
低予算ですが工夫を凝らしてあり舞台を南アに設定するとか、エイリアンはネコ缶が大好物などブラックユーモアは結構ドぎついっす。
※ 以下、ネタバレあり








映画の終盤にエイリアンのパワードスーツが主要なメカとして出てきます。
このデザインがめちゃくちゃかっこいい!!!
「ア●ター」のものよりもこっちの方が断然イイです。
エイリアンの兵器はすべてDNA照合による識別装置があり、人類には扱えないのですが主人公は*****の****を融***ため使用可能です。
このエクソ・スーツはエイリアン用のため脚部が逆関節になってます。イカす!!
管理人@がんばらないです。
ここ最近は見そびれてたアニメを北米盤BDでフォローしています。
映画ではないですが、まあ、それはソレッつー事でw
(タイトルはアメリカ公開時のもの)

Angel Beats ! ★★★★1/2
前半はセカイ系作品か?と思ったが後半の謎解きで起死回生の逆転あり。
かなりマニアックな銃器が登場し、キャラも可愛いし、音楽も良い。
オチは救いがあるので良かったw

INFINITE STARATOS ★★★★★
ありがちな設定だが作画が傑出している!
ラブコメとして見るなら実に面白い!
北米盤でも特典盛りだくさん!最初に買うならこれオススメです。
2期の企画があるが実現して欲しい!
まさに「ブヒる」ためのアニメだが、これはこれで良いのだ!

Squid Girl ★★★★
たわいもない作品だが面白い。
ウチの子供にはめちゃウケた。

Shakugan no SHANA ★★★1/2
いわゆるツンデレのハシリ。
北米でも「灼眼〜」です。製作委員会は"Scaret Eye-"ですがw
テーマは大きいが世界観がチト狭い...。
(ちなみのこの作品の1期は国内盤BDがない!)

The World God Only Knows 1&2 ★★★★★
ギャルゲーはやらないがこの作品は好き。
CVがハマっているので見ていて安心する。
第3期決定したがOVAの扱いどーするんだろ???

北米盤は一部強制字幕のものやクレジット表記の変更がありますが、
コスパが最高にいいのでやめられません。
もう少し値段が下がって欲しいのと、
HD画質(Blu-ray)のコンテンツが出てくれればいいのにな〜

あ、「ガルパン」は国内初回限定版を全巻予約しましたw

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

名古屋経済大学漫画研究会 更新情報

名古屋経済大学漫画研究会のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。