ギルビーの戯言。コミュのガタロックRADIO Presents Vol,2『GO！GO！サンシャインランド』

０７．５．３（木）＠LiveSpaceZ-1

最近、注目しているrun rabbit junkのライブが新潟市のZ-1で行なわれた。
この日のイベントはガタロックRADIOというFM新発田の番組の公開録音も兼ねていた。
県外バンドも幾つか参加していたようだが、詳細は不明。
出演は計９組で６時間半の長丁場。観客は９割以上が二十歳前後の若い女性。
場違いな事この上なしだったが、じっと我慢して？全ての演奏をみた。（汗

１．リヴァルナ
男性４人組。ドラムレスの打ち込みサウンドでボーカル以外は楽器を持っていたが、音の面でライブ感は希薄。
ちょっとワルなジャニーズ系という印象。
前方に陣取っていた女の子達は、パラパラとヘッドバンで盛り上がっていた。

２．ギザ
男性３ピース。
ちゃんとメロディのある生音のロックにホッとした。
熱気もあって良かった。

３．ドォリス
顔にメイクをした男性３人組。
ベーシストは唇に針が幾つも刺さっている。（ように見えた）
最初のグループ同様、彼らもドラムレスで出音のリアリティは希薄。
しかし、女の子達はパラパラとヘッドバンで呼応。
このイベントは音楽というより、ビジュアル系ダンス大会なのかと不安に？なった。

４．アム
正式には、｢東響サントラポップノイズアム｣というらしい。
赤毛のショートヘアの女性ボーカルと３人の男性が白装束で登場。
このバンドもドラムレスだったが、打ち込み音以外は生音。
演奏中に梅図かずお風のアニメーションやラルクアンシェルのライブ映像（音声は受けを狙った吹き替え）を流していた。
音楽はシュールで低い温度感。踊り、歌う女性ボーカルは独特な雰囲気があった。

５．run rabbit junk
出番前、カーテン越しに聴こえる音で彼らと判る本格ロック。
彼らはノーメイクだが、ビジュアル系でも通りそうなルックス。
客あしらいにも長けていた。
夏場にはCDをリリースするとのことで、そちらも楽しみ。

６．マモノ
バンド名のとおり、不気味なコスチュームと白塗りメイクで登場した５人組。スモークを炊きすぎて場内は真っ白。
ドラマーは手数が多く、ビシッと音を決める。
トータルとしても演奏のうまいロックバンドで、見た目の派手さだけではなかった。
終盤、ドクロの被り物をしていたギタリストはふんどし姿と判り、場内は大いに盛り上がった。（笑

７．（毒殺テロリストのメンバー等４人）
Secret Bandとして、毒テロのナンバーや韓国語の曲を演奏。
演奏だけでなく、面白トークで盛り上げた。
現在、毒テロはベーシストを募集中らしい。

８．PLANET GOLD ２００８
フロント中央に太めの男性。脇には美形の女性２人。３人ともSFの宇宙服のような衣装でパラパラとも体操とも判別不能なパフォーマンスを展開。音を出すのは、バックでシンセを操作する男性１人。
かなりの時間を使い、強烈なシモねたエロトークで笑いを取っていた。
主に関東方面で活動しているらしく、こうしたライブ活動もあるのかと感心させられた。（笑

９．イビルキック
このイベントを主催したバンドで男性の４人組。
長丁場のイベントだったが、大勢の観客が残って楽しんでいた。
単純なリフと勢いで客を踊らせる。
体を動かして楽しみたい人達には、ポイントの高いバンドと思われた。

普段とは勝手の違うイベントだったが、楽しい夜だった。