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滋賀県守山市コミュの守山のユニバーサルデザイン

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あちこちで聞かれるようになった[ユニバーサルデザイン]ですが、自分でもわからないことがいっぱいです。でも、難しく考えないで、こうすればもっと便利になるかも…とか、これは誰もが使いやすいかも…っていう“物作り”とか、“考え方”がユニバーサルデザインにつながっていくんだと思います。
そこで、守山のユニバーサルデザインな場所や物情報、そして心があたたかくなるような言葉や気持ち。また、[これってどうなん?]っていうユニバーサルデザインとは言えないような施設や場所など。そういう情報交換をする中で、いろんな守山が見えてくるかもしれない…と思っています。
私は現在、守山市ユニバーサルデザイン会議のメンバーとして活動していますが、なかなかうまく情報発信やその収集ができません。でも、mixiを通してこれらが少しでも進めばいいなぁと思っていますので、どうぞよろしく「お願いします。。



コメント(16)

今年も、守山市ユニバーサルデザイン会議と庁内推進委員会が共催でユニバーサルデザインスポーツ体験ひろばを開催します。
期日は3月27日(日)の午前9時半から12時。場所は守山市立地域総合センター遊戯室と玉津小学校体育館。
体験できる種目はフロアバレーボールが地域総合センター、車椅子バスケットボールが玉津小学校です。
車椅子バスケットはご存知の方は多いと思いますが、フロアバレーボールは視覚障害者と健常者が同じチームでプレイすることができる6人制バレーボールで、大きな特徴としてはボールが床面を滑るように転がってくることです。ですので、ネットは床上30cmの高さに張られます。
実際、どんな競技なんだ?とか、難しいのかなぁ?というような興味を持たれた方はどうぞ体験してみてください。なお、参加者は傷害保険に加入しますので参加申し込みが必要となります。
詳しいことは、私までメッセージをいただくか、担当部局になります守山市建築開発課にお問い合せください。よろしくお願いします。




今年度もあと2ヶ月ありませんが、守山市ユニバーサルデザイン会議[以下、UD会議]では[しくみづくり]・[かたちづくり]・[こころづくり]という3部会制で進んできています。これらの委員の任期は2年で、各種団体の代表の方や市民からの公募で委員が決まります。
私は守山市視覚障害者協会の代表で参画していますが、所属するしくみづくり部会では、先に挙げた年度末のユニバーサルデザインスポーツ体験ひろばをメイン事業として、その他、市内の小・中学校からの総合学習講座や各自治会からの生涯学習講座の依頼を引き受けています。
今年度は車椅子体験が中学校、視覚障害者の生活というテーマが小学校でした。
こういう活動って、[しくみづくり]よりは[こころづくり]っていう感じがしないわけではないのです(笑)が、それよりもメンバーに若い方がおられないなぁ…ということが私が感じている問題です。
会議は平日の昼間にあるのでこれが大きな壁の一つではあるのですが、たまには夜にあってもいいのかなぁ…。また、情報発信の手段として守山市ホームページにはUD会議のページがあるのですが、逆に言えばこれだけしかないということにもなります。
もっと若い方が参画するための妙案ってないものでしょうか…。





今夜、NHK教育テレビ[福祉ネットワーク]でホーム転落事故を検証する番組が放映されました。
これは、1月16日の夕方に東京の目白駅ホームから転落し、入線してきた電車と接触して亡くなった42歳の全盲男性の事故を受け、ホームの安全性について取り上げた番組です。
私も全盲ですが、過去に3回ホームから落ちたことがあります。そのうちの1回は守山駅で、今は線路が取り外されてホームの端にフェンスがある今はなき3番ホームでした。いずれの場合も無事でしたが、思い出すだけで恐怖が蘇ってきます。視覚障害者にとって駅のホームは[欄干のない橋]と言われますが、[黄色い線]と表される警告の意味を持つ点字ブロックの上を歩かざるを得ない現状を知っていただくことも心のユニバーサルデザインにつながると思っています。
さてここで、守山駅のUDについて少し考えてみます。西口にはエレベーターと上り下りのエスカレーターが設置され、東口にもエレベーターと上りのみですがエスカレーターがあり、車椅子ユーザーはもちろん、下肢の不自由な方やお年寄り、ベビーカーを押されているお母さんたちを含め、ほとんどの方が改札階まで行くことが容易になっています。また、守山駅の誘導鈴も明瞭な音量で視覚障害者にその存在を知らせてくれています。
ただ、強いて言えば、西口まで車で送ってもらった際、タクシー乗り場のすぐ後ろにある車の乗降エリアで降りてエスカレーターまでの誘導ブロックが敷かれた導線が狭いというか、なんとなく圧迫感があってゆっくり歩かないと…と感じます。
切符の自販機については車椅子ユーザーにも使えるように低い位置で操作ができるような機器がありますが、その機器にもう少し接近するために、車椅子の前部が入り込めるようなスペースが確保されるともっと使いやすくなるのではないでしょうか。
それから、外国の方のために運賃表に駅名がローマ字で書いてあったりするといいのでしょうが、これはすでにそうなっているのかもしれません。皆さん、教えてください。
視覚障害者に対しては、確か、タッチパネル方式の券売機は音声対応は1台のみだったと思います。また、券売機の場所を示すポーンという音が出るものがありますが、これは便利ではありますが、点字ブロックで誘導されている券売機がそうだったのかを明確に記憶していません。実は、私はICOCAを使っていますので、ほとんど切符を券売機で購入することがなくなったのです。
さて、皆さんはさっきから私が書いている誘導鈴やポーンという音に気付かれてましたか?また、これら意外に有用な音がたくさんありますがどんな音かわかりますか?それから、西口側で点字ブロックがいきなり切れているばしょがありますがご存知ですか?
今回はここまでとし、次は改札から駅構内について書いてみます。







前回の続きで守山駅構内の話…。
JRになってから駅員さんはよく声をかけられるようになったのではないでしょうか。UDとはあまり関係なさそうですが、声のコミュニケーションはとても大切なものだと思います。
さて、先にも書きましたが私はICOCAを使っています。いちいち切符を買わずにすむというのはありがたいです。でも、残高が見えないのはちょっと不便です。残高が1000円以上ある時は、ICOCAをタッチするとピピッと2回電子音が鳴り、1000円を切るとピピピッと3回鳴りますが、皆さんはこの変化に気付かれてますか?でも、できれば残高明細が知りたい!
それから、ICOCAへのお金のチャージですが、以前はみどりの窓口でやってもらえたのですが今はやってもらえません。改札の中と外にチャージする機器がありますが、これには音声案内がないのでどうも使うことにおっくうになってしまいます。こんなことではあかんのですが、ついつい駅員さんに頼んだり、息子が駅を利用する際についでに頼んでいます。
次に、改札を入ると上りと下りのホームへ降りる階段とエレベーター、そしてトイレがあります。あまり駅のトイレを利用しないのですが、トイレの入り口の壁には触地図があります。今回、このようなトピックを立てたのを機にトイレ探検をしたいと思います。
そして、駅ホームに降りてみましょう。私は99%は階段を利用しています。運動のため…ということもありますが、エレベーターのドアを探している時間があればホームに降りていけるという結果になるからです。
で、上りも下りも階段は二つずつあり、降りる駅の階段の場所を考えながら栗東駅側に降りるか、野洲駅側に降りるかを判断しています。そして、私のクセとして、階段の段数を常に数えます。これは、全盲になってから身に付いたクセですね…。
ここでUDの観点からいけば、エレベーターが設置されたことはとても意義あることだと思います。これは決して車椅子ユーザーやお年寄り、ベビーカーを押したお母さんなどだけではなく、大きな荷物を持った方などにも便利な設備です。ただ、目が見えない私にとって、エレベーターのドアにたどり着くのにちょっとだけ戸惑います。守山駅の構造は覚えてますけど、その他の駅ではわからないわけで、この辺、小さくていいから誘導目的の音があると便利かなぁと思います。
以上で、次回はいよいよホームについて書いてみたいと思います。
守山駅についての最終回。今回はホームについて書いてみます。
私はいつも階段を使ってホームに行きますが、手すりが2段階にあるのを先日知りました。たまたま触ったので知りましたが、お年寄りや小さい子供には便利でしょうね。ただ、下段の手すりは少し細くてもいいのかもしれない。
で、実際のホームですが、ここは欄干がない橋…と言われるように、危険と背中合わせだと言っても過言ではありません。
今のホームは電車内の床面と同じ高さになっているのでとてもいいユニバーサルデザインだと思いますが、駅によってはホームがカーブしているので、ホームと電車内との隙間が広い場所があります。また、全盲はドアと連結部を勘違いして落下するという事故も過去にはあるので、これらは杖でしっかりとサーチしてから足を踏み出さないといけません。
ところで、全盲の私がどのように電車のドアをサーチしているかおわかりになるでしょうか…?
答はドアが開く時の音です。一部の電車や新幹線ではピンポーンという音響案内がされていますが、まだまだ少ないのが現状です。また、駅や時間帯によっては一般のお客さんが並んで乗車されますが、全盲にはその状態がわかりにくい時があるので、私はドアに真っ直ぐ進むのではなく、ドアから少しずれた位置を目標に歩き、電車のボディーを杖で確認し、周囲のお客さんの気配などをサーチしてから車内に入るようにしています。
また、電車からホームに降りた際、一番知りたい情報は階段の位置です。守山駅では比較的明瞭な音量で誘導鈴が鳴っていますが、そこそこ近づかないと聞こえてきません。予め、乗車する駅の時点で降車する駅の状況を思い出し、なるべく階段に近い場所に降りられるようにしたいのですが、こんなことも考えながら電車を利用しています。
最後に、以前に比べ、ホームなどで声をかけてもらえる場面が増えたと思いますが、率直に言って、私はありがたいと思っています。
やはり、単独歩行ができるとは言え、不安や恐怖を感じないと言うことはありません。見えていた頃は周囲の状況を目で見て確認できましたが、もう20年以上もそういう環境にはないわけで、目で見た情報を教えてもらえるのは本当に助かります。
今回、3回に分けて書いてきた駅のユニバーサルデザインに関することは、先月16日の夕方にJR山手線・目白駅ホームで転落し、入線してきた電車と接触して亡くなった全盲の男性の事故をきっかけとしています。その彼と直接の面識はありませんが、何度か同じ場所にいたことがあります。とてもカンが鋭い方でしたので今回の事故は驚きでいっぱいですが、この事故を自らのこととして受け止め、安全を心がけながらこれからも行ける所には一人で行きたいと思っています。










はじめまして。興味深く読ませていただいてとても勉強になりました。単独でいらっしゃるのを見かけたら危なくなさそうでも声をかけたほうが良いですか?そうならどんな言葉が良いですか?お手伝いしましょうか?とか?
mioriさん。
コメントありがとうございました。正直、こんなふうに書いててもいいのかなぁ…とか、どれくらいの方に読んでもらえてるんやろうなぁ…といろいろ思いながら書いてました。コメントをいただけたことはとてもうれしいです。
以下は、私が思っていることなので、すべての視覚障害者や障害を持っている方にあてはまるものではありませんが、[何かお手伝いしましょうか…]って言われてイヤな気持ちはしません。ただ、単独で歩いている時は私なりに集中していることが多いので、真正面からいきなり声をかけられると、びっくりすることがあるかもしれません。タイミングって難しいけど、例えば…、立ち止まっている時などに斜め前ぐらいから、私の腕などを軽くタップするように2〜3回たたき、声をかけてもらえたらスムーズに会話ができると思います。
まず、軽くタップされることで、[あっ、僕に対する呼びかけやな…]と気付きますが、これが大きいですね。つまり、周りが見えてないので、誰が誰に話しかけているのかがわからないので、タップはファーストコンタクトとしてはベターだと思っています。しかし、私は男性だからかもしれませんが、全盲の女性だったらタップはあまりよくない方法かもしれません。
もし、駅などで私らしい者を見かけたら、ぜひ声をかけてくださいわーい(嬉しい顔)









今回は点字ブロックについて書いてみます。
私も弱視だった約22年ほど前、と言っても今のように白杖をつかずに歩けたのはもう少し前にさかのぼりますが、その頃は点字ブロックには全く感心がありませんでした。そりゃ道標にする必要がなかったんですから…そういうことになります。
でも今は、ありがたい存在であることは否めません。JIS規格では、点字ブロックは縦横の長さが30cm四方で黄色であることと規定されましたが、すでに敷かれているそれ以外の色の点字ブロックについては今はそのままになっている所が多いのではないでしょうか。
また、点字ブロックには誘導用のものと警告ブロックがあります。誘導ブロックは、突起が進行方向に縦長になっており、警告ブロックは半球状の突起があるものです。
代表的な点字ブロックとして、駅のホームにあるものはいわゆる警告ブロックであり、ここを歩かざるを得ない私にとっては少々複雑な気持ちではあります。というのは、[なんで、ここから危険…という境界にあるライン上を歩かなあかんねん]ということです。
また、比較的新しいものとして守山にも1カ所あります(もしかして他にもあるかな?)が、エスコートゾーンというものがあります。これは、横断歩道上に限ってあるもので、横断歩道を真っ直ぐに反対側へ歩いていくためのもので、これは黄色ではありません。
ではさて、守山にはどこにあるでしょう…?
それから、点字ブロックも私たち視覚障害者にはありがたい存在なのですが、車椅子ユーザーにとってはバリアになっていることがあります。頸椎損傷などの方は、点字ブロックの上を走行する時のガタガタッというのはつらい…と聞きます。
また、あの黄色は景観上よろしくない!ということを言われる方々もおられます。確かに、私のように全盲になってしまうと色は関係なくなるのですが、夜になると見えにくくなるという症状を持っている視覚障害者には、夜に浮かび上がるようなあの黄色はとても役立つのです。
これらの事象は、ユニバーサルデザインという観点から言うと、非常に難しい課題だと思います。でも、点字ブロックは全ての道に必要なものでもなく、そういう意味においては、当事者の意見を聞いていただいたうえで施工してもらえると、こういう問題って少なくなるのではないかと思うのです。
最後に、これは私が書くと問題かもしれませんが、点字ブロックを必要とするのは全ての全盲の人ではありません。単独歩行ができるという歩行技術を獲得している全盲の人で、私もその末席の一人ですが、もう少し乱暴に書けば、点字ブロックがなくても私たちは道を歩いています。なので、時間はかかるかもしれませんが、当事者を交えた話し合いというのが絶対に必要だと思うのです。そういう意味でもユニバーサルデザイン会議のような場は必要でしょうね。
追伸:守山では、例えば、すこやか通りの歩道には点字ブロックが敷かれていますが、私は、賞に医療保険センターのバス停からすこやかセンターまでだけがきちんと敷設されていれば十分ではないか?という考えです。
そうそう、すこやか通りと言えば、守山郵便局の交差点がいつの間にか歩車分離式になってます!また、別の機会に書きたいと思いますが、こういうことを知らせてもらえないというのが一番の問題だと思っています。











> たまねぎさん
お返事ありがとうございます顔(願)他の書き込みも勉強になりましたわーい(嬉しい顔)今後見かけたらよく見てうまく声をかけたいと思います
mioriさん、コメントありがとうございました。どこかで偶然にでも会えることを楽しみにしています。
さて、今回はちょっと趣を変えてみたいと思います。実は昨日発行の守山広報2月15日号でUD会議が主催するユニバーサルデザインスポーツ体験講座の案内がされましたが、そのことで長男と話していた時、リアルという車椅子バスケットボールを題材にした漫画があることを教えてもらいました。
私は全く知らなかったので内容について語ることはできませんが、視覚障害者の生活やスポーツを取り上げたドラマや漫画ってあまりないなぁ…と改めて感じました。年齢がわかります(笑)が、故勝つ晋太郎さんが演じた座頭市は有名な映画でしょうし、新しいものとなると、昨年に上戸彩さんが全盲の女性を演じた[愛はみえる〜全盲夫婦に宿った小さな命]があるようですが、残念ながら私は見ていません。
また、スポーツを採り上げたものとなると私は知りませんし、そういうドラマはなかったのではないでしょうか…。ドキュメンタリーとしてはいくつかあると思いますが、リアルのようなものはなかったでしょうね。
私は、中学校から盲学校へ行きましたので、視覚障害者球技に親しんで35年以上となりますが、これらの特徴として、やたらと静かにしなければならない…というルールというか、観戦マナーがあって、スポーツの応援には欠かせない大声援がバリアになる現実を見せられてきました。実際、それはそのとおりなんですが、声を出してもいい場面というか、出さないとわからないという現実もあるわけで、その辺りを健常者のみなさんにわかってもらうためには、それなりの説明がいるだろうなぁ…と思っています。
実際、3月に行うフロアバレーボールで静かな時間帯というのは、サーバーがサーブを打つ少し前から、サービスボールがネットを通過するか、もしくはレシーブ側の選手に触れた瞬間から両チームのメンバーは、声を出して互いの連携を図りますので、コート上は声が乱れ飛びます(笑)
このようなラリー中は声を出してもいいのですが、一般のバレーや野球のように音を鳴らし続けたり、手拍子を続けたり…というふうに音を出し続けると言うことはノイズになってしまって選手達にはマイナスの影響が大きいですが、ファインプレイの時に声が出たり、ピンチやチャンスの際に声が出てくるのはそんなに大きな問題にはなりません。
ただ、これには慣れがひつようで、フロアバレーボールで使用するボールには鈴などの音源が入っていませんから、味方の指示だけではなく、ボールが床面を転がる音を聴いたりしますので、最初は人の声は邪魔になるでしょうね…。
と、話は少し横道に反れましたが、こういうことや、実際に見えない世界で戦う選手達の心の動きや葛藤などを青春ドラマとして描いてもらえたりすると、視覚障害ということに対する見方も変わってくるのかもしれないなぁ…と思う家族の時間でした。













今回は守山市のUD会議について書いてみます。
守山市UD会議の前身は、滋賀県と守山市共催で立ち上がった守山市バリアフリーの道づくり協議会で、これは平成12年のことでした。しかし、この協議会の第1回会議には障害者団体からは委員が選出されて折らず、そのことを知った障害者団体の申し入れもあり、現在のように障害当事者として関わり続けています。
そして今は、守山市UD会議として3部会制で活動しています。委員には各種団体からの代表者や学識経験者、一般公募の方々等と、庁内推進委員として市役所の各課から1名ずつが参画しています。担当事務局は建築開発課です。
私が所属するしくみづくり部会の他には、こころづくり部会とかたちづくり部会があり、こころづくり部会では、各自治体で行われている避難訓練などに参加して、災害弱者とも言われる障害者や高齢者、小さな子供達の避難などについて、体験を通して考えてもらおうという活動をしています。
また、かたちづくり部会では、市内にできた焔魔堂町[えんまどうちょう]公園内のサインづくりに着手していて、どこにどのような表示をすれば利便性が高まるかを考えながらの活動です。
その他、UD会議全体の活動としては、市内に新築もしくは改築される公的施設のユニバーサルデザインチェックを随時実施しています。直近では、1月にオープンした守山市多目的体育館[旧・守山市農業者トレーニングセンター]。昨年12月には下之郷史跡施設のチェックを行いました。





今回も点字ブロックについて書いてみますが、これは守山に限ったことではないことと、こんなことを私が書いてもいいのかなぁ…という葛藤があることをまずは書いておきます。
前にも書きましたが、点字ブロックを利用する全盲の人は、そこそこ単独歩行ができるスキルを備えた人だと思っていますので、私は点字ブロックはやたらと敷設する必要はないと思っています。
実際、守山にも点字ブロックの必要性に首をひねる場所がいくつかあります。例えば、守山駅東口正面には大きなマンションが建っていますが、このマンションの東側で、線路と並行に走る道路のマンション側の歩道には点字ブロックがあります。でも、この点字ブロックは守山駅まで誘導しているということもなく、ただ単にマンションの前の歩道にだけあるのです。まじ、こんな所にこんな敷設方法の点字ブロックは要りません!こんなことでユニバーサルデザインだなんて言うのは恥ずかしいです。
正直、目が見えないのに歩かなければならない…ということは恐怖感でいっぱいですが、前に進まなければ何も起こりませんし、何も生まれません。でも、そのために必要なものの一つとされる点字ブロックがこんな意味のない敷設をされていることに憤りを感じてしまいます。
きっと、私が知らないだけでもっと多くの場所で意味のない敷設がされているかもしれません。目からの情報が入ってこないので、[こんなのはどうなん?]とか、[こんなのは意味ないんやない?]っていう情報…、私はほしくてほしくてたまりません。

















以前、バリアフリーと言えば段差がないこと…のような啓発がよくなされていたように思いますが、単独歩行する全盲にとって歩道と車道の段差は命に関わる重大な問題です。
このことは、車椅子ユーザーと視覚障害者との間でよく議論がかみ合わない例として挙げられますが、守山は、全ての場所でということではありませんが、段差が1.5cmで段差の角を丸く落とすという形状で整備されている場所があります。
これなら、私は判別できる範囲です。でも、車椅子ユーザーの方にはこれでもバリアだと感じられる方もおられるでしょうね。ベビーカーを押しているお母さんや乳母車を押しているお年寄りはどうなんだろう…。


先日、守山市内にお住まいの女性で右下肢が不自由な方と話す機会がありました。
この1月に新しく完成した旧守山市農業者トレーニングセンターにかわってできたスポーツ施設のアリーナへの入り口のドアがあまりにも重いということを聞きました。
私はまだ行ったことがないので何とも言えませんが、最近の体育館のアリーナへの入り口のドアはスライド式になってきていてユニバーサルデザイン化が進んできているものの、そのドアが重いというのはどうなのかなぁ…と思います。
草津にある県立障害者福祉センターのアリーナなどのドアは全てスライド式で、案外と軽く開くことができます。
この辺り、基準があるのかということを知りませんが、軽く動くスライドドアがある以上、そういうものを意識した仕様にしてもらいたいと思います。
> たまねぎさん
お久しぶりです。興味深く読ませていただいてます。いろいろな不便さがあるのですね。
どこの自治体でもあると思うけど、避難訓練について考えてみたいと思います。
皆さんのお住まいの地域でも、毎年キッチリ行われるようになり、町内の各家の大人の方にはいろんな役割が割り当てられ、その役割分担表が配布されていると思います。
しかし、その中に僕の名前はもちろん、妻の名前もどこにもないのですもうやだ〜(悲しい顔)もうやだ〜(悲しい顔)
僕は自治会費も払ってるし、ゴミ拾いも公民館の掃除もきちんと行ってます。それは町内に住む者の義務だし、そうすることでみんなと同じ権利も有することができるんだと思っているからですが、役割分担表に私たち夫婦の名前がないという理由として聞こえてくることに、妻は僕の専属の手引きというか、お世話係だということのようです。
そりゃあ、確かに僕は全盲やし、僕らは夫婦やし家族やから、手を取らせてしまうことはあるやろうし、それを否定はしませんが、じゃあ、僕と妻がいつもいつも一緒にいるのか?と言えばそうではありません。また、災害なんていつやってくるのかわからず、目から情報が入ってこないということにより、僕が適切な判断をできない状況に陥ることがあるやん!と思ってしまうのです。
今、こうしてコメント書いてますが、妻は仕事に出ているし、子供達は部活に行ってしまいました。つまりは僕は家に一人でいます。そして、あと1時間ちょっとで外出します。つまり、家族4人がバラバラになりますが、こういうことって普段のことなのですよね。
もし今、自然災害が突然やってきたとして、果たしてうまく避難できるやろうか…?と考えた時、先にも書いたように“僕の妻は僕の専属の担当”ってことになると、もしかして、みんなから[あそこの夫婦はご主人目が見えないけど奥さんがいつも一緒やから…]なんていうように忘れられたりしないやろうか…?と思ってしまうのです。
僕は、決して先頭になって避難したいなんて思ってはいません。僕にだってできることはあるし、ユニバーサルデザインという考え方の一つに[誰もが]ということがありますが、僕は社会の多くの歯車の一つになりたいのです。
今、東日本大震災で多くの方々が避難生活を余儀なくされていて、そこにはいろんな個性の方々がいて、様々な辛い状況の中で生活されています。もし、僕がその中にいたならどうなっているだろう…?と思う時、とても苦しい気持ちになります。でも、あくまでも想像ですが、やっぱり避難所生活の中でも一つの歯車として動いていたいと思います。
先日、被災されている方々にマッサージ施術を提供されている方のニュースを見ましたが、これなんて僕が持つ資格を生かしてできることの一つやん!と思ったものです。決してたくさんのことはできませんが、目が見えなく経ってできることってきっとある!そして、隅っこに追いやったり、変に気を遣ってもらったりするのではなく、一人の人として接してほしいと思うのは当たり前のことやと思うんです。
このコメントを読んでいただいている方のほとんどは健常の方ですが、こんなふうに思っている障害者って案外と多いことを知ってもらえたらうれしいですね。






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