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店舗開業プロデュースコミュの小規模美容室開業の場合のモデル予算

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小規模美容業のモデルケース例(ビーエイチのサポート事例で最も多い価格帯)

個人運営・美容室:面積15坪客席カット椅子3席シャンプー2席の新装工事計画。
経験者従業員1名、見習い1名を雇い入れして運営。 営業時間10:30〜21:00と仮定して・・・

 ●いくら稼げるか(収支計画)

A 月間売上目標
(入金額)
* 客単価6500円×8人×27日=\1,404,000

※収支を楽天的な計算はせず、あくまでも平均的な予測で
\1,404,000

B 月間経費
(出金額)
* 家賃(18万円)
* 返済(10.1万円+1.7万円=11.8万円)
* 人件費(35万円)経験者給与20万円と見習い15万円と仮定
* 光熱費(7.5万円)坪5千円で計算
* 仕入(3万円)カラー材等、初期仕入から消耗分の補充仕入
\753,000

(A-B) 月間利益予想=\651,000
※ここで利益が出せないような計画なら見直しが必要!!
または利益が足りないようでも、やはり見直しが必要!!

 ●用意できる資金(資金計画)

C 自己資金
* 開業のためにためてきた貯金など
\3,000,000

D 出資金
* 両親からの出資金、兄弟からの出資金
* 事業パートナーからの出資(共同出資)
* 事業計画賛同者からの正当な出資金など
\5,000,000

E 国民生活金融公庫
* 金利2%前後、60回払いで、月々推定10.1万円の返済と仮定
\6,000,000

F 信用保証協会付
(銀行融資)
* 金利2%前後、60回払いで、月々推定5.9万円の返済と仮定
※借入可能かどうかは微妙なところ。十分検証が必要。
\1,000,000

注 リース・ノンバンク
※bhではリースなどを含んだ資金計画はお勧めしません。 \0
(C+D+E+F) 資金調達総額=\15,000,000

 ●必要な資金(実行予算)

G 不動産物件取得費
* 保証金は家賃18万円の約10ヶ月で仮定(180万円)
* 不動産手数料他(18万円)※一般的に家賃の1か月分
* 前家賃(18万円)
\2,160,000

H 開業準備金
* 道具代、洗濯機、乾燥機、冷蔵庫、TEL、レジ、有線、清掃用具、カラー材他初期仕入、宣伝広告費用(印刷物デザイン含)、
借入申請事務委託、店舗開業プロデュース 他
\2,500,000

I 運転資金
* 人件費、開業前後家賃、予備費など、もしもの時のために残しておくべき保険的な資金(B.の項目以上は最低確保すべき)
\1,000,000

J 美容機器
* カット椅子×3、シャンプー椅子×2
※選ぶ商品のグレードによって予算組みは様々
\2,000,000

K 店舗デザイン
+店舗工事費
* 店舗デザイン設計及び設計監理
(J.の項目の額面×7%から10%が平均相場)
* グラフィックデザイン:店名ロゴデザイン
(グレードよる10万から20万円程度)
* 内外装造作工事、仕上げ工事、制作家具、持ち込み家具
(デザインの仕様により費用のかかり方は様々)
* 設備工事A(ボイラー設備など考え方により費用のかかり方は様々)
* 設備工事B(空調、トイレ、電気、ガス、給排水など業種で必ず必要になる工事要素)
\7,340,000

(G+H+I+J+K) 店舗開業総額=\15,000,000

店舗開業には必要な予算組がまったくわからないという意見が多い中、小規模な店舗開業のひとつの目安として参考にしていただきたいと思い、このような事例を公開いたしました。これはあくまでも一例です。開業者毎に条件は様々であり、必ずしも上記どおりの事例が当てはまるという保証はありません。ただビーエイチの過去の事例からみて、小規模店では平均的なケースであり、可もなく不可もない事例と言ったところです。

この内容をわかりやすいカラーバージョンで見たい方は
http://www.b---h.com/case/case1.html#001 をご覧下さい。

コメント(4)

はじめまして
私は美容室を経営して5年になります。
業界専門のDVDで以前拝見したことがあります。
よろしくお願いします。

上記の試算で月間の材料代(仕入れ)が3万になってるのですが、通常売上の10%が業界の常識になってますがどうなんでしょうか?
くろありさん>
はじめまして。
ご指摘どうもありがとうございます。
たしかに今まで開業した方々からも売上額の10%ぐらいというお話はよく聞きますね。
こちらで公開しているモデルケースですが、
●必要な資金(実行予算)のHの項目の中に初期仕入の項目の中でカラー材など、ある程度の在庫も含めて仕入れるという見方をしております。
したがって、●いくら稼げるか(収支計画)の中の項目の3万円は、月あたり、消耗して不足した材料費の補充分という意味合いでの数字となります。

このモデルケースに関しては、店舗開業決意から、開業後1年目までをシミュレーションできるように、なるべくコンパクトにまとめた経緯がありままして、ここでいうところの
●いくら稼げるか(収支計画)は、毎月の収支シミュレーションするための項目にしております。別項目で分けている●必要な資金(実行予算)は開業に必要な初期投資の総額として表しているものです。どのオーナーさんも開業時の場合は、初期投資として、あらかじめカラー材などを事前に仕入れておくことが多く、こちらの初期仕入額の中に有る程度の材料代を計上しています。(オーナーによって仕入れの分量は様々ですが。)

くろありさんのご指摘するように、この材料代初期仕入れ額の分を、毎月の支出額に跳ね返して年間ベースで計算し直しますと、たしかに一般的に言われるような毎月売上額の10%といった数字になるのかも知れませんね。

15坪程度の小規模開業のオーナーさんたちからのいただいている実データでは、ここでいう●いくら稼げるか(収支計画)の部分に表す補充分という見方で言えば、月割りで換算すると3万円までは必要ないという意見がほとんどだったため、ここではざっくり3万円と表記しているのです。(あくまでもこのような15坪以下の小規模店舗の場合です。)

開業前の収支計画を立案する段階においては、売り上げはやや少なめに考え、支出に関してはやや多めに計算し、事業計画を立てていくのですが、モデルケースは、その足がかりにするためのものです。

たしかに、すでに開業されている方を含め年間ベースで判断する習慣を持っているオーナーさん達には大きな混乱を招いてしまうかもしれませんね。

正直このようにモデル事例を公開することは、bhでも以前からずっと、大変悩むところでしたが、あくまでも、まったく基準を持っていない方のためにと考え、思い切って公開してきたわけです。とはいえ、実際は開業した方々の資金配分事例は正直ほんとうに様々であり、一概にこうだ、ということは言い切れないのですが、今回のくろありさんと同じように幾度となく、ご指摘やアドバイスをいただきながら、最も平均的なラインを導き出して来たつもりです。

今後も、これから開業しようと夢を抱いている方々が、すこしでもヒントを得るお手伝いが出来ればと考えています。現時点からもどんどん事例も増えていくわけですが、開業したオーナーさんからより複数のデータをいただき、このモデルケースも、どんどんパワーアップさせていきたいと考えています。

最後になりますが、モデルケース●いくら稼げるか(収支計画)の3万円の項目は(消耗補充分)と書き換えた方がよりわかりやすいですね。

何度も言わせて頂きますが、このようなご指摘ほんとうにありがとうございました。
>bhさん
ご丁寧に解説ありがとうございます。
納得いたしました。

今後2店舗目を考えております。
これからもお邪魔することがあると思いますが
どうぞよろしくお願いします。
くろありさん>

ご理解ありがとうございます。
歓迎です。
こちらこそ、今後ともよろしくお願い致します。

飯島由敬

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