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[dir] パンデミックコミュの重症熱性血小板減少症候群(SFTS)

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マダニ媒介の感染症、韓国初の死者か
読売新聞 - 2013年05月16日 19:53 この記事の話題数38
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 【ソウル=門間順平】韓国政府の疾病管理本部は16日、野山に生息するマダニを介して感染する重症熱性血小板減少症候群(SFTS)が原因と疑われる国内初の死者が出たと発表した。

 同本部によると、死亡したのは韓国南部・済州島(チェジュド)在住の男性(73)。血液の分析結果が来週半ばにも出るという。韓国では、ほかにSFTSの感染が疑われる患者が4人おり、うち2人が重症で、入院治療中という。

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<マダニ>新種感染症媒介「最初ホクロかと」 今年3人死亡
毎日新聞 6月25日(火)10時53分配信

これまでのSFTS発生状況(24日現在)

 アウトドアシーズン本番を迎え、気になるのがマダニが媒介する新種の感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」だ。厚生労働省によると今年だけで13人が感染し3人が死亡。2005年以降の累計は分かっているだけで患者24人、死者10人に達している。今のところ発生は中四国地方以西にとどまっているが、専門家は「近畿や東日本で患者が出てもおかしくない」と警戒を呼びかける。【藤野基文、大山典男】

【こんな姿をしています】写真で見る「SFTSを媒介したとみられるフタトゲチマダニ」

 SFTSは09年、中国で原因不明の感染症として報告され、11年にマダニが媒介する新種のウイルスが原因と判明した。国内では、山口県で昨年秋に亡くなった女性がSFTSウイルスに感染していたことが、死後の血液検査で今年1月に初確認された。その後、厚労省が過去にさかのぼって調べ、被害が10県に広がっていることが分かった。

 潜伏期間は6日〜2週間。高熱や倦怠(けんたい)感、腹痛、嘔吐(おうと)、下痢、意識障害、口の中や消化管の出血などの症状が出るが、他の病気との見分けがつきにくい。特効薬はなく、致死率は十数%といわれる。

 山口県内の別の60代女性は4月9日夜、自宅で倒れているのを知人に発見され、国立病院機構岩国医療センター(同県岩国市)に救急搬送された。38度の高熱で、会話がちぐはぐで意識も飛びがちだった。点滴で持ち直し、脱水症状による意識障害と診断された。

 ところが11日朝に容体が急変。担当の谷岡大輔医師が全身の異状を調べるうち、右肘近くに食いついたマダニを見つけてSFTSに気付いた。とはいえ対症療法でしのぐしかなく、14日には呼吸不全や心不全で危険な状態に。集中治療室(ICU)で治療を続け、5月2日にようやく退院した。谷岡医師は「(マダニを)最初はホクロかと思った。患者に体力、免疫力があり、運が良かった」と振り返る。女性は草取り中にマダニにかまれたとみられる。

 SFTSは日中韓3国で感染者が見つかっている。国立感染症研究所ウイルス第1部の西條政幸部長によると、遺伝子の分析から日本と中国のウイルスは別タイプと分かった。元々は同じウイルスが、両国で独立して進化したと考えられるという。動物では発症しないとみられ、ウイルスがマダニと動物の間で循環し、存続しているらしい。ただし、全てのマダニがウイルスを持つわけではなく「かまれても必ずしも発症しない」と西條部長は話す。

 虫が媒介する病気に詳しい東京慈恵会医科大の嘉糠洋陸(かぬか・ひろたか)教授(熱帯医学)によると、マダニは全国の野山に生息し、1ミリ以下から1センチ近いものまでさまざまな種類がいる。普段は日陰に潜んでいるが、血を吸おうとするときには葉の先端などに出てきて動物を待ち構え、においや体温、呼気に反応してとりつく。かみつくと24時間ほどで、唾液中の接着成分で口を人の肌に固定し、そのまま1〜2週間血を吸い続ける。唾液には麻酔成分も含まれ、痛みやかゆみがないのでホクロと間違える人も少なくない。

 嘉糠教授は「かみつきやすい場所を探して2〜10時間ほど体中を動き回る性質があるので、家に帰ったらすぐ入浴して服を着替えると効果的。また、とりついたマダニを無理に取ろうとすると、ウイルスなどを含んだ体液を逆に肌に注入してしまう恐れがある。かまれたら何もせず医療機関へ行くことが大切」と話す。

 マダニが媒介する感染症には、他に日本紅斑熱やライム病もある。ダニの仲間ではツツガムシが媒介するツツガムシ病も有名だ。これらは細菌が原因で有効な抗菌薬があるが、SFTSと同様に原因が分からないまま事態が悪化し、亡くなる人が後を絶たない。

  ■新マダニ感染症などの予防方法■

<野山に出かける時>

・長袖、長ズボン、帽子、タオルを首に巻くなどして肌の露出を少なくする

・袖口やズボンの裾を縛るなど隙間(すきま)を塞ぐ

<野外から帰ったら>

・すぐにシャワーを浴びるか、風呂に入る

・服を着替える

<マダニなどにかまれたら>

・無理に自分で取ろうとせず、そのまま医療機関を受診する

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最終更新:6月25日(火)12時50分

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