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世界を知ろう!with国際交流コミュのアフリカの現実〜第40話〜

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「アフリカの現実」について

トルコのイスタンブールでさやかという子に会いました。

連絡先を交換したのでその後、イエメンのサナアとエチオピアのアジスアベバでも会いました。2006年9月の話しです。

それから2年以上経ちましたが彼女はまだアフリカにいます。今はモザンビーク。

ずっと施設でボランティアしてます。ネット環境が悪いためなかなか読むことはできませんがエチオピアにいたときの文章からここで紹介したいと思います。

マスコミからでは伝わらないアフリカの現実を知れるので読んでくださいね。





今はまたモザンビークにいます。
 
私のパソコンは早速調子が悪く接続ができず
あと日本語読み書きができるネットやさんがずっとずっと見つからず
3ヶ月も経ってしまいました。
 
やっとやっとやっと日本語が読み書きできるネットやさんが
ある町にこれました。
今はモザンビークの北東部、ジンバブエとの国境の近くの町にいます。


しばらくモザンビークの東海岸沿いの町の
前にも書いた施設に戻っていました。
この施設はたくさん子供たちがいて、
病気の子もHIVの子も多く、
深刻な問題をかかえていますが
無邪気な笑顔が本当にかわいくて。

本当はもっと長く働く予定だったのですが、
この施設ではボランティアは寝泊りできないので、
近くの安宿から一人で通っていて、
施設へ行く途中の道で、
1週間に2回も日中襲われて(結局痴漢だけですみましたが)
泊まっていた安宿にも、
夜中蚊と戦いながら寝てたら、叫び声が聞こえて
となりの部屋に泥棒が入って、
犯人はありがちな従業員の男の子たちだったみたいでしたが。

ビザの延長も言葉がうまく通じず、
結局またがんばって移動してマラウィに戻ってビザ申請して
またモザンビークに戻ってきました。

モザンビークの北部の小さな町で知り合った
マラウィの男の子。

彼は一人で現地の人たちを雇いながら
村の子達を救うための活動をしていて、
とたん屋根の6畳ぐらいの大きさの
小さなオフィスだったけど、
彼は大学を南アで2つ卒業していて、
たぶんエリートに入る人なんだと思う。

それでもこの小さな町で、
貧しい子達ために自分も最低限の生活をして
仕事をしている彼に、話をきかせてもらいながら、
すごいなって思いました。

アフリカに1年以上いるけど、こんな風に
アフリカ出身の子がアフリカの子達のためにここまで
一人で活動をしている人をみたことがなかったから。

私が今までみてきたアフリカの
エリートや裕福なうちの子は、
上を上をどんどん目指すし、
やっぱりどこでも良くも悪くも同じかもしれませんが、
お金を手にしたらもっとお金を手にしたくなる人が多い中で、
こんな風に自国や隣国の悲しい問題に向き合えて。

彼は自分の家族はマラウィにいて1年に会いに帰れるのは数回のようで
それでもここで頑張れる理由はなんだろう。きっかけはなんだったんだろうと思ってきいてみました。

彼もマラウィの南西部の小さな村の生まれで、
小さい頃、病気で痛くて苦しくて
泣き叫んでも誰も耳を貸してくれなくて
いつも差し伸べてもらえる手がなくて、

そのことをずっと忘れられずにいて、今こうして働いているよ。
やっぱり子供は一人で大きくなれないからね。
って暑い中、お豆のお昼ごはん準備してくれながら
教えてくれました。

人に2つの手があるのは、 ひとつは自分を守るため、もうひとつは、
人を助けるためって張り紙で見たの思い出しました。

私はただふらふらして、
もうずっと日本のかたにも
バックパッカーのこたちにもあってなくて、
モザンビークは英語もほぼ通じないので、
トラブル続きで
心細くて気弱になったりもしていましたが、
しっかりしなきゃいけないなって思いました。

いまは、モザンビークにあるインドの会社のお手伝いのために
ゲストハウスに滞在させてもらっています。
久々に水道がある環境で、トイレも地面に穴じゃないので
だいぶ贅沢な気分です。

モザンビークは南半球になるのでずっと寒かったのですが、
だんだん暑くなってきて今いる場所は、日中40度以上です。
ハエも蚊もますますたくさんです。

コメント(1)

ずっとさやかさんのアフリカ滞在記を読ませていただいてますが、アフリカでの生活が改めて過酷であることを知りました。
今までさやかさんはなぜこんなにも行動的で勇気があってたくましいのだろう、と不思議に思う気持ちがあったんです。女性だから男性より危険な目に遭うことも多いでしょうし。
今回の記で、心細くなったり気持ちが沈むこともあるんだな……ということが分かりました。それでも、自分の進むべき道を曲げない、その強さを心から尊敬します。
人間に二つの手があるのは一つは自分のため、もう一つは他人のため…という言葉に深く感銘しました。

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