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世界を知ろう!with国際交流コミュのアフリカの現実〜第4話〜

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私は2006年2月から2007年3月まで世界一周をしました。

そのときにトルコのイスタンブールでさやかちゃんという子に会いました。

連絡先を交換したのでその後、イエメンのサナアとエチオピアのアジスアベバでも会いました。2006年9月の話しです。

それから1年10ヶ月経ちましたが彼女はまだアフリカにいます。今はモザンビーク。

ずっと施設でボランティアしてます。ネット環境が悪いためなかなか読むことはできませんがエチオピアにいたときの文章からここで紹介したいと思います。

アフリカの現実を知れるので読んでくださいね。


・出てきちゃった赤ちゃん

この施設で働いていると緊急事態によく出くわします。
その時は、現地のドクターもナースもいない夜間が多いです。
患者さん同士が、喧嘩して、
どうしたらそんな風に大きな傷口が出来るのか
わからないぐらい何かを使って、
切られて腸がみえてしまって血が吹き出している子。

最初は止血のしかた、こういう緊急時の対処、かなり
焦りました。

私が寝泊まりしていたところは、患者さんの病棟と同じ棟で
夜みんなの苦しむ声や泣き声が聞こえてきて、すごくせつないです。
夜間は、男性患者が女性患者を襲いにいかないように、施設内には
大型の危険な犬達が放されます。
だから、私達も部屋から出ることはできなくなるのですが。

この部屋の上は精神障害の子供たちの病室の下にあって
しかも天井が水漏れ。。
その水漏れの原因は上の階の子ども達のトイレから。
何個所もあって、汚物まじりの水漏れだから
かなり匂いが・・でした。
バケツおいて、他のボランティアの子とは
天然の滝だねぇ・・。 なんて笑ってました・・。

いつものように夜ごはんを患者さんたちと話しながら
食べていたら、他の病室の患者さんが、チャラカーきて!
って呼びにきました。
なんだろうって思って、停電してたから、ろうそくをもって
その子と一緒に違う病室にはいって、その子の連れていって
くれたベットの子のところへ。

その女の子は、がりがりにやせこけた
10代半ばの子で、妊娠していました。
毛布をめくると血にまみれた、やっと人の形をした赤ちゃん。
まだ4ヶ月〜7ヶ月ぐらい?しかお腹の中にいなくて、
泣く事も出来ない赤ちゃん。
レイプで出来ちゃった赤ちゃんだけど、その女の子は
自分の初めての妊娠、赤ちゃんを
とっても楽しみにしていたのに。

呆然としていた女の子にかけてあげる言葉なくて
ほっぺにキスしてハグして。チャラカ・・。
ってだけその子はいって。


その女の子も数日後亡くなってしまいました。
妊娠もHIVも売春だけではなく、レイプの
被害もとても高いです。 レイプされて妊娠して、HIV
にもなってしまって。

本当にやりきれません。。。

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