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Journal Club リハビリコミュの心不全

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【血液検査所見】

◎血漿BNP(brain natriuretic peptide)濃度

心不全の重症度を鋭敏に表す指標。

100pg/ml以上をカットポイントとすると、高い感度と特異度で心不全の診断がなされる。

正常値は18.4pg/ml

症例については経過を見ることが必要であり、BNPが上昇傾向にある時は運動療法の中止も検討する。

一般的には運動療法開始時は、心負荷が増加するためBNPが軽度上昇することを知っておくべき。

文献:理学療法リスク管理マニュアル

コメント(1)

PT実施上の要点

・心不全患者に対する理学療法で大事なことは「心不全の状態を悪化させないこ
 と」

・PTが行うことのできる心臓に関するモニタリングは意外と多い。

・血圧、脈拍、心音、肺野の聴診、ECG、胸部X線、SPO2、飲水量、尿量、体重、
浮腫、呼吸困難感・倦怠感などの自覚症状、睡眠状況や食欲などの体調、服薬
状況など。

・低心機能患者では低強度の負荷でも過負荷となることがある。離床期では低強
度かつ短時間での運動を複数回繰り返すことから開始し(インターバルトレー
ニング)、自覚症状、血圧、脈拍、ECGなどの身体所見をみながら運動強度を
徐々に上げていく。

・息切れや疲労感などの自覚症状はBorg scaleを使用すると経時的変化を追いや
すい。

・退院後の心不全憎悪の誘因は、高血圧や不整脈、感染症などの医学的要因よ
り、塩分や水分制限の不徹底、服薬コンプライアンスの低下、過負荷といった
原因の方が多い。

・入院中より、血圧や体重の自己モニタリングを習慣化させることや、患者や家
族に心不全に関する教育を行い、個人にあった活動量の設定や服薬・食事管
理、感染予防などを徹底することが再発予防につながる。

文献:理学療法 25巻 2008年12月

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