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ひきこもりからの復活の発表文★

長年のひきこもりの闇から脱出し、現在は社会に復帰している人も多くいます。
その復帰には本人の動きだすパワーを外へだす助けとなるまわりの人の存在が大きく関係していることが多くあります。

ここでは、事例をあげながらひきこもりからの復活と周りの人との関係、そして復活後の生活について紹介しながら考えていきたいと思います。

事例?家族
監督自ら自分の兄のひきこもりを撮り続け、それを通して兄がひきこもりから抜け出したという様子を追ったドキュメンタリー映画「home」という作品があります。
(以前NHKのクローズアップ現代で特集されたこともあります。)
ここで登場する「兄」は、7年間ひきこもりを続けており、脅迫神経症と思われる潔癖症をもち家族に対して暴力を振るう。これに耐え続けていた母は、うつ病にかかってしまい、「兄」を恐れて車の中で寝泊りして、もう「兄」と向き合える状態ではありませんでした。監督(弟)は別に暮らしていましたが、この状況に「自分の家族をどうにかしたい」と強くかんじるようになります。兄にとって「コミュニケーション」が必要だ強く感じた弟は、自分が専門にしていたビデオカメラを片手に(当時日本映画学校の生徒であった)、最初は少し強引に、兄に対してコミュニケーションを仕掛けていきます。最初は部屋に入ることでさえ激しく拒否し暴れた兄に対し、それでも弟は日々少しずつ兄に近づき、声をかけつづけ、自分が兄に対してもつ思いを伝えていきます。そんな弟の思いを感じ取るかのように兄が次第に弟に対して心をひらいていき、兄弟間に少しではあってもコミュニケーションがうまれるようになり、弟は母を兄と向き合わせます。怖がる母、しかし、弟の支えあって自分の気持ちや息子(兄)に対する愛情がかんじられるような思いを思い切って正直に伝えたところ、兄は「わかった」といい、その後ひきこもるのをやめ、家をでていきました。
その後、「兄」はこのドキュメンタリー映画の上映機会などにあわせて弟と共に人前にたち、
自らのひきこもり体験や脱出するために何が必要かといったことを語るといった活動もしていました。

事例?支援団体
?のように家族の中の誰かが「どうにかしたい」という思いの元強く行動し結果的にいい結果が得られるのがよいと思われますが、実際ひきもりの家族を抱えた家族はどうしたらいいかわからなかったり滅入ってしまうことが多いようです。
そういった状況に助け舟を出そうと、親からはある程度引き離して介入し活動する団体なども存在します。
大学生のときひきこもりになって2年のIさん。家族は困り果てていましたが、経験を積んだスタッフが何度も家に来てひとつずつステップを踏みながらアプローチしていき、次第にコミュニケーションが生まれるようになりました。しかし、生活には改善がないためなんとかスタッフが説得をして寮に入ることになりました。この時点でもまず大きなひきこもりからの脱出だと思います。それに加え、寮に入って、スタッフや仲間とコミュニケーションを半強制的にでもとりながら、ひきこもりの人たちにあわせたプログラムを行い生活していくことで、学習や仕事を次第に行うようになり、ほんの2ヶ月ほどで意欲的に働くようになりすっかり元気な様子を両親に見せました。

どちらにも共通していえることは、ひきこもりから脱出するときの「心のエネルギー」が周りの人との「コミュニケーション」にあったことです。
ひきこもりに陥った人にとって、外にでて通常の生活にもどらなくてはという思いはどこかにあるのですが、そのための心のエネルギーを自分だけではうまくつくりだすことができないのです。私たちは、この心のエネルギーとなるのが、「コミュニケーション」にあると考えました。
人間の心の健康においては、コミュニケーションが大きな軸であるように思われます。

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