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【詩】を書く人。コミュの◎オリジナル詩集 その22

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新【本文】
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◎オリジナル詩集 その21
http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=328624&id=75078858

コメント(1000)

>>[955]
ペン 童話ニュース>>
開いたポッカリ穴に
 石ころ詰められた狼は
 重さ余って川に落ち、
溺れることなく
 直行でお陀仏。
狼を裂いて
 奇跡的に救出された
赤ずきんちゃんと
 お婆様の身体には
かすり傷ひとつ
外傷はなかったとのこと。
まるで嘘みたいだと
 人々は大笑いしている。
>>[961]
ペン
両性具有は天からの
 授かり物でカラスが
 運んで來たのでしょう。
ジパングでは古より
 神の使いです。

『老人と水鳥』14/04/25



にわかに降りだした雨を背にうけ
老人は湖の畔を歩いている

大木の梢に目をやると一礼をして枝を折り
数枚の葉を丁寧にむしった

湖に向きなおり何かを見つめている
まもなく雨は上がり
水鳥が毛づくろいをはじめた

老人の背筋がのび
目は湖を越え、森を越え
見えない星まで届いていた



両腕が
上がる

獲物を狙う
猫のように
ゆっくりと

顔の前にきたところで
右手の枝が新しい命を得る
体は景色にとけ
枝はゆるやかに舞いはじめる


大木の葉がかすかに震えだし
風の音を奏でている

枝は大きく円を描き風にのる
地におりていた葉は一斉に舞い上がり
曲線を描きながら枝を追う

空高くから水鳥の群れが飛来し
雲が羽根に掻き分けられるように開く
陽が差しはじめ
湖面の水鳥は歓喜の声を上げる

群れが次々に降り立つと
水面にさざ波が立ち
無数の光が生まれた



老人は大木の根もとに枝を差し
深く一礼をして振りかえり水鳥をみつめていた

しばらくの後
老人はふたたび腰を曲げ
森の小路へと入っていった



【壊れた方程式を愛している】


空白を埋めることが全てだと思っていた

足し算 掛け算で増やすことが全てだと

空白の中の余白

引き算と想像

それが欲しいって 必要だって思えた


ありもしないこと

あったことをなかったこと

虚しさに何を混ぜあわせても虚しさは消えないって

ただ上積みされて見えなくなっただけだって

諦めることも諦めたこともあったけれど

埋め尽くせないなら そこに足しても 掛けても誤魔化しだから

差し引き 取引 さしあたり

壊して 破片で傷ついた痛みの対価を計算するのはやめて


空白を埋めず

見えない空白にイメージの絵筆を

のきさしならぬ人生を

足しもせず引きもせず

掛ける 割り切れないとしても

見つめてみたい
外からのわたしを
鏡に映るだけじゃない
そのものの姿で
その一言のために
どんな表情をつくって
身振り手振りして
わたしが思うわたしだろうか
きっと違うのだろうか
見つめるのは怖いだろうか
そうだろうか

一人でまいあがり
ヒロイン気分

その気分はたった一言で現実に引き戻された

幸せ
幸せって?
楽しい
楽しいって?

恋に恋する

自分によってた

相手の気持ちは無視

バカ、バカ
ただのバカ、 
心のなかまで入ってこないで

私の闇を探さないで
 疲れた
疲れる

私はヒロインじゃない
私は私

もう、なきたくない
火刑のマリア

氷漬けのジャンヌ

禁忌すら定義され消費される時代に

化石となった悪意と憎悪の混合物に火を灯す

舞い上がる灰と光

不可思議な香りと色彩で

世界を覆うそれはまるで天使の千切れた羽根

契の夜に流れる鮮血の海に

まっすぐ落ちて沈んでいった天使の羽根


それを創造主は無表情で見送る

何も語らず

動かぬまま

世界は今日もただ世界であった
「故郷に帰れない」

故郷に帰れない

今を誰にも報告出来ない

上手くなった

自分を偽ること

おまえそんな奴じゃないじゃんと

方言で否定して欲しい

殴り合った友

もう便所の壁しか殴れない俺を軽蔑するかい?

とにかく今のままじゃ故郷に帰れない

飾る錦も土産もない

ましてやあの子に会わせる顔がない


我慢して、
諦めるなら、
我慢しないで、
諦めない。

我慢して、
精神衛生環境が悪くなるなら、
我慢しないで、
精神衛生環境をよくしようぜ。

70パーセントはノーカウントだから
あぁそうだその確率は今の僕なら問題ない
70パーセントはノーカウントだから
半分以上置いていこう不安は半数以下だ

右か左かを選ぶ、
返信はいつもそんな感じ、
嘘か本当か話す、
何が正しいか誤っているか読めない。

右か左かを選ぶ、
文脈はすでにさまよっていく、
気持ちを掴めずに、
とんでもない勘違いをして。

70パーセントはノーカウントだから
あとはそうだ気の持ちよう今の僕なら大丈夫
70パーセントはノーカウントだから
目に見えるものがすべてでも生きていける

どこかで生きている、
時間を見失って立ち止まっても、
生きていれば見つかるものだ、
生きていることがつらくても、
自分をどれだけ憎んでも
誰を憎んでも

100パーセントをカウントしていた
それを30パーセントくらいにすればいい
実際にそうなんだから

70パーセントはノーカウントだから
滑走路に吹く風では
まだ飛べない
納豆にした部屋で
粘り強い嫉妬

久しぶりに会った友人の
名字が変わっていた
つい数年前に駅で名残惜しい
別れをしたばかり

そのあいだ僕は
コンプレックスの呵責に
火花を散らしていた
そのあいだ僕は
寝て覚めて涙を乾かして
思いをしたためていた

虚構にどっぷり漬かって
虚構にどっぷり漬かって
虚構にどっぷり漬かって
すっぱい漬け物になった

ひどい胸焼けしたら
僕を思い出してよ
日常に空きたら
僕を引きずり出してよ
小さなかすり傷の
その痛みの中でさえ
存在しない何世代前の恋人に

未来から過去になるのではなく
時間は過去から未来になっていく
きっと思い出すはずだよ
一番は僕だって

きみが本当に愛していたのは
僕だけだったって
気付かないふりをしている
それだと真意に辿り着いてしまうから

その檻から出てきなよ
あの日のように
あてもなく歩き続けようぜ
朝焼けをうしろに
期限付きの安らぎに

滑走路に吹く風では
きみを飛ばせられない
僕は起こせない
飛んでいく飛行機を見上げて

さよならさえ言えない
名残惜しくない別れ際で
ずっと目をそらしたまま
どこも見ていない

虚構にどっぷり漬かって
虚構にどっぷり漬かって
ともだちを妬み、嫉妬し、

でもその姿はみせない
嫌われたくない
嫌いたくない
一人はいや

自分の幸せが一番に感じられない
人の幸せがいちばんにみえる

なにがしたいのか
なにをいいたいのか

心配させたい?ちやほやされたい?
必要としてほしい?

ともだちってなに

いっしょにいて楽しい人
私をわかってくれる人

でもときに苦しめる人
悩ませる人

嫉妬、妬み

すべてを許してすべてを許してくれて
おたがい必要としてくれる人

そんな人が友

こんな私を必要としてくれるひとは

いないのかも
「昭和マン」

時代錯誤な昭和マン

平成に独りぼっち

愛の賃貸暮らしがやめられない

愛想つかされればまた

やどかりみたいに部屋探し

今は宿無し独りぼっち

贅沢は言わないさ

ちょっと軒先貸してくれよ

寂しいんだろ?

俺でいいじゃん

つれない返事

生きづらい時代になっちまったもんだなぁ

時代錯誤な昭和マン

今日もしがない愚痴を書く
僕達は道を歩いていた


秋風が君の髪をなびかせ

辺りには木の葉が舞い

僕は君の手に少しだけ触れた

君のドキドキが伝わってくる


君は頬を少しだけ赤らめ

それでも構わず僕は君の手を握り締め

僕の体は君の体温で温められて

僕は君を求め始める


でも僕達はそんな体の反応を押し殺すかのように静かに歩き続けた


ゆっくりと、ゆっくりと

ただ、遠くを目指して

ずっと、ずっと


若かった僕達
女たちの聖域



ヱビスを注いで
飲むという
ただそれだけのことが倖せなひとときである
私は今宵
酒場にひとり酌んでいても
孤独や、疎外のようなものからは遠く離れた場所にいる
お通しは
帆立貝のひも
そして
烏賊の生姜焼きが運ばれてくる
女将と店の女の子が忙(せわ)しく立ち働いている酒場の厨房
いま、彼らの眼は野生の馬の眸のように
きらきらしており
その目まぐるしい働きぶりは
どこかワールド・カップのサッカー選手を思わせる
一瞬たりとも気を抜くことがないのだ
常に何かを考え
きびきびと小気味よい
それは労働の一つの典型的かつ理想的な在り方に思われるし
それはこの上もなく尊く、また美しい
そこは言わば女にとっての聖域なのかも知れない
片や
座敷でも、カウンターでも
飲み仲間の話は盛り上がっていて
収まる気配がない
春の宵はふけてゆくというのに
女たちの仕事場は
まるで沸騰した薬缶の湯のように
熱い

20140421
それぞれの解釈がある
本当は同じことなのに
解釈の仕方や答え方
違うだけで敵みたいに
責めたてていく言葉
相手にぶつける

すごく痛いんだよ
心なまりみたいに
重くなるんだよ

考える時間のはやさ
辿り着くまでの距離
それぞれ違って
あたりまえなんだよ

だれもすき好んで
自分も相手のだれかを
きらいになりたいなんて
思っちゃいないよ

ただわかってほしいの
意識が強いだけ

行きつく先はいつだって
遅いかはやいか
それだけのことなのに
>>[987] 直します。





女たちの聖域




ヱビスを注いで
飲むという
ただそれだけのことが倖せなひとときである
私は今宵
居酒屋にひとり酌んでいても
孤独や、疎外のようなものからは遠く離れた場所にいる
お通しは
帆立貝のひもであり
やがて
烏賊の生姜焼きが運ばれてくる
女将と店の女の子が忙(せわ)しく立ち働いている居酒屋の厨房
いま、彼らの眼は野生の馬の眸のように
生き生きしており
その目まぐるしい働きぶりは
どこかワールド・カップのサッカー選手を思わせる
一瞬たりとも気を抜くことがないのだ
彼らは常に何かを考え
その身のこなしはきびきびと小気味よい
それは労働の一つの典型的、かつ理想的な在り方に思われ
それはこの上もなく凛々しく、また崇高である
そこは言わば女たちの聖域なのだ
いまや
座敷でも、カウンターでも
酔客の話は大いに盛り上がっており
収まる気配がない
春の宵はおのずとふけてゆくものの
女たちの仕事場は未だ
あたかも沸騰した薬缶のごとく活気に満ち
彼らの魂は眩いほどに熱い

20140421
おしゃれ泥棒/


herbert/the audience
http://youtu.be/q3G16ZC-UTA



そいつは素早くおれのハートから大事なパーツをかすめ盗ると、
西の方角へ消えて行った
雨上がりの濡れたブロックをまたぎ、
口笛えと虹を電話ボックスに遺言して
二丁目の煙草屋では火の着いたクッキーと
三丁目のリカーショップはウィスキーグラスの中
よく冷えた氷のキスを
ロンドンベルのコートのポケットに忍ばせて
何食わぬ素知らぬ顔のそいつの横顔の肖像ときたら!

モノクロームとパートカラーの過渡期に休止符号を置いて
おれたちは息が止まるほど見つめ合ったら
けつが痺れるほど夢を見よう
おれは奪われた3分45秒の空白を埋めるように
この世の果ての電話ボックスから紛失係りに電話をかける
西に陽が傾いて長い真昼が終わろうとしている
「夜はpiano」
そいつの遺言が執行されると夜は虹、七色の

さあ次はきみのハートが盗まれる番だ




グレートバリアリーフの星空はとても綺麗で

僕は溜息をつく

星空と僕の距離がとても近くて

星がキラキラと頭上に落ちてきそう


星空のせいなのか

夏の夜の開放的な空気のせいなのか

波音が僕の気分をセンチにして

僕は君をそっと抱く



でもどうしてだろう?



抱いても抱いても

君はどこかに消えてしまいそう


抱いても抱いても

僕の体は君をすり抜けて行く



ただ君の白くて細い指先だけが

僕達の愛情を繋ぎとめていた


ただ夏の夜の暖かい潮風だけが

僕達の愛情を包み込んでいた



脆くて

苦しくて

壊れそうで

切なくて



抱きしめ合った僕達
おかしな愛



爪をかじる
口にばい菌を付着させる
深爪になる
無意味なマイナスな習慣

このおかしな愛が
報われたら
それはそれで困る
困る人間がたくさんいる

チョコレートを塗りたくって
息苦しくなったドーナツ
永久に届けられないデザートは
友達として投与するだけ

穏やかな波などあるはずもない
生きていることが嵐の中
どうして僕は僕として産まれたんだ
きみを愛してはいけないから
幸福がすべて不幸になる

爪をかじる
くらやみで目をつむる
ゆめで見た空
いつかきみと飛んだ空

このおかしな愛が
冷めるまで
僕は一人旅を続けよう
偉大なる存在が消えるまで

風のにおいを覚えていこう
思い出して泣くときに
新しい記憶を感じるために

今目の前にある景色を
思い出にするために




花咲純子

木々がザワザワと 風に吹かれ

緑や薄い色の葉を揺らしている

(かわいそうに かわいそうに)

耳に響く木々の言葉の遠方へと

どこまでも道は続く

やがてたどり着く先に

冬を越えた花が色を放ち

透明な光粒が飛び回っている

(もう形も無いし 光りだけ)

風に乗り天空へと魂は向かう

(目に見えないものですから
それでも芽に映ります)

人間と言う一個体

魂の結晶は 海の泡と植物に

微かな碧の光虫

羽あるもの空に
走るもの地上に
泳ぐもの海に

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