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【詩】を書く人。コミュの◎オリジナル詩集 その33

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こちらは当コミュニティのメイントピックです。
短い詩から長い詩まで、どんな詩でも構いません。
あなたのオリジナル詩を発表しましょう。

詩を書いて、どこに投稿していいかわからない場合も、こちらをご利用下さい。

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コメント(1000)

ふるさと

ふるさとは遠くにありて思うものだよ
だから帰ってくるな
あんたの夢が叶うまで

でもな、これだけは忘れるな
あんたはひとりじゃないよ
いつだって母ちゃんがいるよ

そう言って送り出してくれた人

俺の背中見ながら、
泣いているのがわかっていたから
けっして振り返らなかった

あの日わかれて以来
手紙もかかなかった

もう少しで夢が叶うよ
もう少し待っててくれよ

そう思いながら幾年月

宇宙と繋がるのではなく、宇宙の中に自分がいるのだと、認識する

それこそが、自分を肯定する第一歩になりえる

宗教なんて、当てにならないさ

詩は、リズミカルな文章を求める

僕が作る文字は踊っているかい?

詩の舞踏会にようこそおいでなすった

あんたの詩もリズミカルに踊っているかい?


君は俺に言った

現代的な感性じゃ、詩なんて作れない、そして普遍的な感性も燃やさなきゃいけない

ってさ

時代に収まっているね、俺は

抑揚を欠いた表現さ

まいるね、まったく
「限りなく春に近い冬」



ただただ青い海をみている

頭上にカモメが静止しながら水平線は白く終わる

君は必死に貝殻を集めて満足げに微笑んだ


春の爪先に小さな蕾が頭を垂れた危うい午後に

白く消える水平線は余りにも優しい

木柵に身体を持たせた曖昧な午後は逡巡している


三月の海が静かな足元に打ち寄せる睫毛の先で

暖かな春を待つ蕾は

水平線にゆっくりと滲んで微笑んだ


今日と言う日がまた意味を持たずに
捲られて行った

『俺がいりゃいいのかよ』

壊れてる奴らと縁を切りたい
言いたい放題犯罪自慢するクソガキ
嘘泣きでもして金がないなら乞えよ
それもダメだったときに上げろよ声を

主宰が機能しないクソチーム
クソな戦力でガチもクソもあるかよ
オメーとオメーは遠くから来てるのをいいことに
俺の仕事何一つ手伝わねぇじゃねぇか

グラウンド手続き、対戦相手交渉、
助っ人応募対応、出欠確認、お断りの返答、
現場じゃ指示出し、ライン引き、ノック、用具運搬管理、
スタメン決定、スコア用意、参加費徴収、早く精算しろよ俺の5000円

やれよ、選手起用だ打順決めを
買えよ、俺の提案する安い方のユニを
試合球買えったらナガセケンコーだよ
まだマルエスダースで残ってるバカが今どきどこにいるよ

おんぶにだっこに肩車に4の字固め、草
まさかこれで順風満帆だと思ってんなら本当にバカですわ
俺についてくる人間連れてバックレるぞ近いうち
オメーの同年代だけで腐ってけ

阿吽の呼吸でテンポよく仕事できたあの頃が
本当に愛おしくて涙が出てくるぜ
本多も加藤も連絡ないしホントくだらねぇ
あの頃じゃねぇ、一番不満なのは今だぜ
「融解」

今日食べたクロワッサンはおいしかった
寝る前にそんなことが思いうかんだ自分におどろく


こんなこと子どもの時にもなかった

いつもつきまとう厭世観と罪悪感
楽しむことは 罪だと
ずっと

それなのになんだろう
なんだか普通の人間になれたみたいだ


そうか


今日の あなたとの会話が 楽しかったからだ
花束〈猫の目の風景〉


蓋のある水のない側溝が
ぼくのいつもの通りみち
トンネルになっている
そこを抜けると
住宅街の外れ

いつだったか
世間話の
おばさんたちの群れに
車が突っ込んだ
一人のおばさんが死に
一人のおばさんが頭を打ち
いまも入院している
もう何年たっただろう
花束が置いてある
住宅街の外れ

街の中心には川が流れている
水源は泉で
古い歴史があるらしいが
猫にはわからない

川に沿って
歩道ができた
駐車場の案内が
路面に刻まれているが
それがどこにあるのか
ぼくは知らない

珈琲屋がある
つい最近までここが
珈琲屋だなんて知らなかった
だいいち
「珈琲」という字が
猫には読めない
読めたのはつい最近のこと

小学校がある
むかしはこどもが大勢いたというが
いまはどうだか
運動場に車がたくさん停まっている
わけのわからない歌が
流れている
「えいごのうた」というが
えいごがなんだかわからないから
てきとうに聴いている

まあいい
ぼくはこどもに近づかない
さわらぬ神に祟りなしだ
横に塀がある
塀のとなりは羽目板で
それがずっとつづいている
猫だけが通れる
せまい道だ

そこをゆく
ぼくの一番得意な場所だ
だんだん坂になり
両側は灌木になる
それから暗く鬱蒼としてくる

抜けるといきなり明るくなる
丘の上の「大屋敷」だ
大屋敷とはいうが 何もない
ただの空き地だ
草がばうばうに生えている

「管理地」という立札が立った
となりにいろいろごちゃごちゃと書いてある
誰も管理をしていないと
誰かがごみを捨ててゆく
にんげんというものは
管理をしていないと
ごみを捨ててゆくものらしい

しかしとにかく明るい
枯草のあいだから
若い草が生えそめている

よもぎ
はこべら
すみれ
ぺんぺん草
母子草
それにたんぽぽ
おおばこ

食べられるものも多いが
ふだんは食べない
喉のなかに
呑み込んだ毛がつまったときとかに
食べるくらいだ

春は猫のきせつだ
大屋敷には鳥がいる
ぼくが一度せきれいを捕まえて
帰ったら我が家のおやじに
「何をするんだ」と殴られた
何をするんだはこっちのせりふだ
ぼくはハンターだ
おまえのおもちゃになるために
生まれたんじゃない

猫には善も 悪もない
生きることだけが絶対的に正しい
だからぼくは生きるんだ
邪魔をするな

ここに近い歩道橋のところで
映画の撮影があったと
三軒さきの餡作り150年の老舗の猫
キャンディが言っていた
キャンディと言うが猫は猫だ
女優の女の子が泣いていたらしい
あれはつくり涙だとあいつは言ったが
ぼくにはわからない
とにかく花束をもらって
帰っていったと言っていた

帰ったら
家の花瓶に花が飾ってある
おやじが定年でもらったらしい
おやじは幾分しょんぼりだが関係ない

足もとにミルクが 猫肌にあっためてある
わかっている
おやじの孫娘 麻衣がやってくれたのは
こっそりかくれてみているのも
わかっている
にこにこしているのもわかっている
おいしい。

指田悠志
『今日の出来事』

君にとって今日はどんな一日だった?

ちょっぴり元気が足りないのは

まだ外の風が少し冷たいせいカナ?

もっと落ち込む事があったのカナ?

でも今日ももうすぐ終わりだから

お月さまでも見て

嫌な事は忘れちゃおうよ

明日お日さまが起こしてくれるまで

ゆっくり音楽でも聞いて

今日の頑張りは絶対無駄じゃないから

いつか必ず報われるから

鏡の中の君に微笑みを

お帰りなさいお疲れさま

また明日ね

あなたはコンドームの中で生まれたのよ。そしてそれは今あたしの中に入っている。孤独は気持ちいい。

蛙の子は蛙だって言ったのに。これはおたまじゃくしにしか見えない。あたしは何だったの?

手術って病気を治すためにするんでしょ。お腹から生まれたこれはいらないもの?お母さんを泣かさないで。
明滅する光に

今生の気持ちが

揺れ動く

君の絶望には

気付かないけれど

僕は気持ちのいい方へ

行きたいんだ
私が喋れなかったころ

世間はひどく盛り上がっていた

私が心が清いころ

世間はひどく醜かった

あなたの奴隷ではない

あなたの為の祈りではない
『パズル』

一つ一つ言葉を集めて

ぴったりの言葉を繋ぎ合わせるの

花束を作るみたいに

可愛いお花を集めるの

その花束を君にあげる

喜んでくれたらいいなぁって思って

気に入ってくれたらいいなぁって思って

ちょっぴりでも元気に

なってくれたらいいなぁって思って

言葉を育てて集めて並べてるの

ゆっくり見ていってね

君が気に入ってくれますように

君が笑ってくれますように

「無くした友数え無くとも」

なくした物の数
数え泣く
戻らぬ友の姿
思いなく
望まぬ過去
引継ぎ
生き泣く
神無くとも
過去無くとも

雨ふりしきり
傘はなし
天を恨めど
悲しくて
泣きしきるなら
悲しい答えなど
聞かなくていい
神無くとも
奇跡なくとも

この身に堕ち
幾年
ようやく
重い心から
逃れられます
朝なくとも
飽きられても

この世は
希望無くし
救い求める
認められるため
救いなどこにもなくとも
『サクラビト』

会いたいと思う気持ちで

染まっていく

ひらりひらり

舞いながらあなたの元へ

恥ずかしいけど

しっかりと

受けとめて欲しいよ
#幸せ探し


自分という人間は
例えば知らない場所に行ったら
違う何かになれるような気がしていた

そうやって土俵を変えに変え
進んできて
なぜだか僕はすごい奴になってはなくて
ぼくはぼくのままだった

例えば空飛ぶあの鳥みたいになりたいと願ってもなれないのと同じ
 

ぼくは死ぬまでぼくのままだ

何もない裸の僕は弱くて脆いだけの存在


だから必死に身を守る物と
安心できる場所を探し歩くのさ

そんな時に見たのは
沢山の弱った人だった


そうか
傷ついてるのは
苦しいのは
ぼくだけじゃないんだね


白黒の世界が愛しさに変わった瞬間だった


ねぇ、君も幸せを探してるの?
そしたら一緒に歩こうか 

絆という武器は
思ったより強力だ


守ってみせる
幸せにしてみせる


幸せは
特別なものなんかじゃない


倒れ込んでしまった君に手を差し伸べる


それだけのことさ
『はじめまして』

毎朝新しい自分に

はじめまして今日からよろしくね

そんな気分でいられたらいいよね

昨日の自分はちょっと足りなくて

今日から新しい自分になろう

もしも今日失敗しちゃったら

明日の自分にエールを送ろう

毎朝新しい自分に

はじめまして今日からよろしくねって

毎日毎日毎日新しくなれば

いつかきっと自分の好きな

自分になれる日が来るから



貴方といると
心が素直になれる

そんなことを
言うと決まって
恐怖の大王がやってくる

はいはい
良かったね

貴方といると
心が素直になれる
『春嵐』

風が強くて前に進めない

そう言って自分をなぐさめてるんだ

前に進めないのは自分のせい

わかってるんだけどね

せっかく風が強く吹いたから

風のせいにしたいな

きっとそれくらいは許されるから

このまま風に乗って

花びらみたいにどこかに

飛んでいけたらいいのにね

ふわっと空が飛べたら

雲のベッドで休憩するんだ

そしたらふわっと前に進めそうだよね

君のことを理解しようとした

だけど無理だった

何度も考えたよ

何度も思い浮かべたよ

だけど無理だった

君は僕を切り刻み

僕を泣かせて

僕を叫ばせて

僕を道具のように扱う

君のことを理解しようとした

だけど無理だった

君は一体何者

君を心から怨むよ

その頃 ボクと言えば

憧れたヒーローになれるって

お面を付けた 鏡の自分を

本気で好きになれていた


紙で出来た
ペラペラのヒーローソード

一振りすれば
悪は倒せる

諦めるな

その必死さを

今のボクは何処に
置いて来てしまったのだろう


鏡に映るのは
伸びた髪に伸びたヒゲの
大人怪人

瞳は色を失い
笑い方すら忘れてしまった

少しの変化について行けない
表情筋
どれだけ顔を崩さなかったのか

そんな事を誇っても
キミは笑ってくれるのかい?


今からでも
間に合うのかな?

この瞳に
情熱を燃やせるのかな?

そうだ
髪を切ろう

明るい色にすれば
表情も明るく見えるかな?

悩むな

やろう

やってみよう

また昔みたいに
笑ってみよう
#恋愛ソング


あの頃コミュ障の僕は
恋愛なんて絵空事でお伽話

ドラマや映画ではギャラリーで良かったし
当事者になりうるなんて到底想像していなかった

だからなのか
恋愛ソングなんて一ミリも共感しなかったし
冷ややかな目で世間を見ているだけの
可愛げの無いやつだった


そして僕は19の時に大失恋をする
胸の奥がジリジリと焼けつくような痛みに耐える毎日

まるで生き地獄で
僕の周りだけ空気が薄いんじゃないかと本気で思うくらい
呼吸をすることすら苦しかった



あなたを忘れたくなくて
前に進みたくなくて
思い出に浸っていたくて

あなたと過ごした日々を
MDコンポから流れてくる恋愛ソングに重ねた


その歌詞は紛れもなく自分だった


そうやってみんな
悲しみや苦しみを知って
それでも立ち上がって
日々を過ごしているんだろうか


何気ない顔して歩いてるあの人も
恋愛ソングに心動かされた一人なんだろうか


その曲を耳にすれば
当事の記憶が鮮明に蘇る


あなたは今どこで何をしてるんだろうか
今は思い出の中


それぞれの胸の中で
様々な感情と共に眠っている


捨てないでと言われても捨てて、
止マレと言われても進み、
いらっしゃいませと言われても無視をした。

あたしも看板になりたい。
助けて。
『 ないものねだり』

時間だけが過ぎていた。

こんな感覚になるのも久しぶりだ。

朝まぶたをあけたら
夜まぶたをとじる日々。

それが当たり前になっていた。

時間の長さは変わっていないはずなのに。

朝起きたら、気づいたら夜寝てる。

白い朝を見たのはいつが、さいご?

キラキラしてどこか寂しくどこか懐かしい朝。

今は幸せだよ。

とても幸せ。

ずっと大切にしたい幸せな時間。

きっと、ないものねだり。

もう昔のようには生きられない。

それは知ってる。

でもね、昔の気持ちは忘れたくないな。

だって、だからいまがあるから。
『春光』

やわらかく穏やかで

優しくあたたかい

だからみんな春が好きなのカナ?

色とりどりの花が咲いて

華やいだ気分になって

みんなが微笑んでるように見えて

うつ向いてしまったんだね

春の光がまぶしすぎて

ちょっと気後れしちゃったのカナ?

そんな君に春の風がささやくよ

ゆっくり一歩ずつだよ

かけ出して転ばないように

ゆっくり一歩ずつだよって

『花冷え』

夜風はまだ冷たく

見上げた空に

満開の桜が舞う

君に頑張ったねって

はかなく散るその桜は

幻想的な時間をくれるよ

今という時に追い付けるように

まだ夜風は冷たくても

薄紅の欠片がひとひら

髪に舞い落ちて

淡い香りを君にくれるから

雪よりあたたかい桜吹雪

君を応援してるんだよ



逃げろ
あの黒い大きな口から

俺の体に刺さった白い牙が
深く冷たい闇を呼んでいる

巨大な無の穴を埋めようと
この脈打つ赤い血を欲しがっている

いつかは俺をくれてやる
まだ、今はまだ

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