子供のころからずっとテレサテンの歌にはまっていたわたしは、彼女の歌った日本語歌曲がわかるように、日本語を習い始めた。彼女のおかけで、日本語の勉強を好きになるようになった。勉強すれば、するほど、日本人の文化や社会に触れる機会が増えてくる。
その中に、わたしには、日本演歌よりほかは楽しんでくれることないだろうか。なぜそんなに日本演歌に惹かれたのかといえば、もともとはテレサテンがすきだからにすぎない。聞いたり、歌ったり、しているうちに日本人独特の感覚や情念が通じ合い、一体日本人の民族性が何だろうかと覗けるようになる。
演歌とは、きっと日本の昔の大衆ラフソングに違いないとばかり思っていたけど、実は、もともとには政治を風刺する歌だった。そういう嘘のような本当の話を聞いて、ちょっとビックリした。テレサさんの選んだ歌はほどんと昭和４０年代以後の作品なんだから、洋楽の影響を強く与えられたり男女間のラブを取り上げたり個性豊かな曲が多そうだ。
歌詞の内容は“海・酒・涙・女・雨・北国・雪・別れ”がよく取り上げられ、 これらのフレーズを中心に男女間の切ない愛や悲恋などを歌ったものが多い。また、男女の情愛に特化されたジャンルで、演歌よりも都会的なムードがあふれるものがある。男女間の悲しい情愛を歌ったもの以外のテーマとしては、人生物、心意気、浪曲物などいろいろがあるそうだ。
私が気になっているのは、演歌の歌詞のことです。演歌の中によく出て来る言葉が下記どおりです。
その１：「〜岬」：岬って、日本人にとって、何か特別な意味がありますかとわからないが、ただ演歌によく出て来る歌詞からして、確かに、「〜岬」って、とても人気が高そうです。「〜岬」を歌の名前として作られた演歌は沢山あります。たとえば、襟裳岬や足摺岬などです。または、津軽海峡冬景色に「竜飛岬」って書いてあります。「岬」という言葉から連想するのは「はずれ」、「果て」、など「終わり」と関わるものが多いと思われがちです。岬に着いたら、終わりになるような感じがします。岬っては故郷に遠くて離れるところなので、岬にいると、あたかも誰かに捨てられて行方が知らずに切なくてたまらないように感じられます。冷たい風に吹かれて、果てもない海を囲まれて、荒らかな潮音を耳にして、捨てられた恋に苦しんでいる旅人ばかりでなく、誰だって、そんな寂しさの雰囲気にいれば、いつの間に切ない思い出を出して、涙がこぼれるかもしれない。
その２：「浪花節〜」：私の大好きな演歌の中に、「浪花節だよ人生は」はさすがに和風があふれるものです。魅力的な三味線の伴奏に揺れるメロディーに心地よく酔ってなるようです。何度聞いても飽きない歌です。「浪花節だよ人生は」と言う歌以外にまた「浪花盃」とか「浪花灯」とかあります。ところが、「浪花節〜」とは一体何と言う意味だろうかとわかりませんが。歌詞の中に、「人の情け」を表す部分はよく見える。「人の情け」と「浪花節」の間にどんな関係がありますか、または、どうせ、日本語の「情け」は何を指しますかと私が本当に知りたいんです。
その３：「町の名前」：東京は勿論、大阪や長崎などの港町はよく取り上げられるようだ。たとえば、「東京ブルース」、「大阪しぐれ」、「大阪の女」、「長崎は今日も雨だった」などが人気高そうだ。町の名前を歌詞の一部として取り上げたら、何か特別な意味や感情を表現できるかどうかは、たぶん日本人よりほかは答える人はいないだろう。
その中に、わたしには、日本演歌よりほかは楽しんでくれることないだろうか。なぜそんなに日本演歌に惹かれたのかといえば、もともとはテレサテンがすきだからにすぎない。聞いたり、歌ったり、しているうちに日本人独特の感覚や情念が通じ合い、一体日本人の民族性が何だろうかと覗けるようになる。
演歌とは、きっと日本の昔の大衆ラフソングに違いないとばかり思っていたけど、実は、もともとには政治を風刺する歌だった。そういう嘘のような本当の話を聞いて、ちょっとビックリした。テレサさんの選んだ歌はほどんと昭和４０年代以後の作品なんだから、洋楽の影響を強く与えられたり男女間のラブを取り上げたり個性豊かな曲が多そうだ。
歌詞の内容は“海・酒・涙・女・雨・北国・雪・別れ”がよく取り上げられ、 これらのフレーズを中心に男女間の切ない愛や悲恋などを歌ったものが多い。また、男女の情愛に特化されたジャンルで、演歌よりも都会的なムードがあふれるものがある。男女間の悲しい情愛を歌ったもの以外のテーマとしては、人生物、心意気、浪曲物などいろいろがあるそうだ。
私が気になっているのは、演歌の歌詞のことです。演歌の中によく出て来る言葉が下記どおりです。
その１：「〜岬」：岬って、日本人にとって、何か特別な意味がありますかとわからないが、ただ演歌によく出て来る歌詞からして、確かに、「〜岬」って、とても人気が高そうです。「〜岬」を歌の名前として作られた演歌は沢山あります。たとえば、襟裳岬や足摺岬などです。または、津軽海峡冬景色に「竜飛岬」って書いてあります。「岬」という言葉から連想するのは「はずれ」、「果て」、など「終わり」と関わるものが多いと思われがちです。岬に着いたら、終わりになるような感じがします。岬っては故郷に遠くて離れるところなので、岬にいると、あたかも誰かに捨てられて行方が知らずに切なくてたまらないように感じられます。冷たい風に吹かれて、果てもない海を囲まれて、荒らかな潮音を耳にして、捨てられた恋に苦しんでいる旅人ばかりでなく、誰だって、そんな寂しさの雰囲気にいれば、いつの間に切ない思い出を出して、涙がこぼれるかもしれない。
その２：「浪花節〜」：私の大好きな演歌の中に、「浪花節だよ人生は」はさすがに和風があふれるものです。魅力的な三味線の伴奏に揺れるメロディーに心地よく酔ってなるようです。何度聞いても飽きない歌です。「浪花節だよ人生は」と言う歌以外にまた「浪花盃」とか「浪花灯」とかあります。ところが、「浪花節〜」とは一体何と言う意味だろうかとわかりませんが。歌詞の中に、「人の情け」を表す部分はよく見える。「人の情け」と「浪花節」の間にどんな関係がありますか、または、どうせ、日本語の「情け」は何を指しますかと私が本当に知りたいんです。
その３：「町の名前」：東京は勿論、大阪や長崎などの港町はよく取り上げられるようだ。たとえば、「東京ブルース」、「大阪しぐれ」、「大阪の女」、「長崎は今日も雨だった」などが人気高そうだ。町の名前を歌詞の一部として取り上げたら、何か特別な意味や感情を表現できるかどうかは、たぶん日本人よりほかは答える人はいないだろう。
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コメント(6)
＞Sandy Miao さん
うわー、すごい！ 本格的な「日本演歌論」ですね。地理の先生はこういう研究までされるんですね。
��麗君は５０曲以上日本の歌を歌っています。その歌を聞いて日本に興味を抱くようになったSandyさんのような外国人の存在に私はとても興味があります。これも��麗君のような天才的な歌手が歌ったからに他ならないでしょう。
以下はSandyさんの日本演歌考察に対する私の感想です：
（１）岬
とても興味深い指摘ですね。確かに岬を歌った曲は多いですね。岬は日本人にとっては感傷的な場所です。岬まで行って自殺する人は多いです。また、岬に建っている灯台が歌詞に入っている曲も多いですね。
日本人にとっても岬は、中国人にとっての「高樓」とか「西樓」、「臺」、あるいは小高い丘のような場所に相当するのかも知れませんね。中国人はこのような場所に立つと独特の感慨を抱くようですね。ときにはこのような場所で涙を流したりする。
（２）浪花節
Sandyさんとは反対に私は浪花節的演歌は好きではありません。浪花節（浪曲とも言います）そのものは好きですが。Sandyさんは浪花節をお聞きになったことはありますか？
浪花節のテーマは人間関係の葛藤ですね。とくに、遊侠・武侠などにおける人間関係の葛藤が多くうたわれています。
（３）町の名前
このような歌をご当地ソングと言います。日本中のあらゆる都市が歌われています。日本だけでは足りなくて、外国の都市まで歌ってしまいます。とくに韓国と台湾・中国です。「台北の夜」は��麗君も歌っています。上海は日本人が最も好んで歌う街です。最近では「撫錫旅情」もあります。
おっしゃるとおり、日本人が日本の都市に抱くイメージは日本人にしか分かりません。外国の都市については、日本人が勝手に想像しているだけです
**********************
私は正直言って演歌は嫌いです。演歌が日本の大衆歌謡の主流のようになったのは２，３０年前です。その前は歌謡曲とか流行歌と呼ばれていました。
なぜ嫌いかというと、歌詞も下品だし、歌い方も下品だからです。昔の日本人はもっと上品な歌を歌っていましたよ。��麗君は日本語の歌詞の意味がちゃんと理解できたなら演歌はほとんど歌わなかったのではないでしょうか。
うわー、すごい！ 本格的な「日本演歌論」ですね。地理の先生はこういう研究までされるんですね。
��麗君は５０曲以上日本の歌を歌っています。その歌を聞いて日本に興味を抱くようになったSandyさんのような外国人の存在に私はとても興味があります。これも��麗君のような天才的な歌手が歌ったからに他ならないでしょう。
以下はSandyさんの日本演歌考察に対する私の感想です：
（１）岬
とても興味深い指摘ですね。確かに岬を歌った曲は多いですね。岬は日本人にとっては感傷的な場所です。岬まで行って自殺する人は多いです。また、岬に建っている灯台が歌詞に入っている曲も多いですね。
日本人にとっても岬は、中国人にとっての「高樓」とか「西樓」、「臺」、あるいは小高い丘のような場所に相当するのかも知れませんね。中国人はこのような場所に立つと独特の感慨を抱くようですね。ときにはこのような場所で涙を流したりする。
（２）浪花節
Sandyさんとは反対に私は浪花節的演歌は好きではありません。浪花節（浪曲とも言います）そのものは好きですが。Sandyさんは浪花節をお聞きになったことはありますか？
浪花節のテーマは人間関係の葛藤ですね。とくに、遊侠・武侠などにおける人間関係の葛藤が多くうたわれています。
（３）町の名前
このような歌をご当地ソングと言います。日本中のあらゆる都市が歌われています。日本だけでは足りなくて、外国の都市まで歌ってしまいます。とくに韓国と台湾・中国です。「台北の夜」は��麗君も歌っています。上海は日本人が最も好んで歌う街です。最近では「撫錫旅情」もあります。
おっしゃるとおり、日本人が日本の都市に抱くイメージは日本人にしか分かりません。外国の都市については、日本人が勝手に想像しているだけです
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私は正直言って演歌は嫌いです。演歌が日本の大衆歌謡の主流のようになったのは２，３０年前です。その前は歌謡曲とか流行歌と呼ばれていました。
なぜ嫌いかというと、歌詞も下品だし、歌い方も下品だからです。昔の日本人はもっと上品な歌を歌っていましたよ。��麗君は日本語の歌詞の意味がちゃんと理解できたなら演歌はほとんど歌わなかったのではないでしょうか。
Sandy Miaoさん、イサーン太郎さん、こんにちは
六日のあやめ、十日の菊ではありますが、Sandy Miaoさんの演歌論と、イサーン太郎さんの展開にたいへん興味を持ちました。
私もイサーン太郎さんと同様に浪曲と演歌（艶歌）は好きではありません。それは、どちらも人間関係（男女関係を含めて）の葛藤に根ざす「人情」と、受けた恩は、時の長さでは無くそれを返すまで無くならない負債「義理」の組み合わせを綾に、人生の不条理や不幸を暗く歌い上げて、同情と涙を誘う設定を好まないからです。
��麗君に話しを固定して申し上げますと、イサーン太郎さんがおっしゃるように、もし、��麗君が歌詞の意味を理解できていたら、艶歌ではない別の形の歌謡曲を歌ったに違いないと思うのは、私の甘い考えでしょうね。
やはり歌手は売れてナンボの世界でありますから。まして、ヒットした「時の流れに身をまかせ」の２番目や３番目のドジョウを狙うのは業界としては当然でしょうし、一度ヒットした以上、時間を変えて日本人が好む傾向のある、不幸になるのを判っていながら、女性が一方的に愛を捧げる情景の歌を狙うのは必然と思われます。
しかし、��麗君迷の私としては、たとえ現実の世界ではないと判っていても、商業ベースの仮想の世界であっても、��麗君には伸び伸びと幸せを唄ったバラードや、リズミカルな愛の歌を笑いながら明るく唄う彼女が見たいのです。いかなる世界にあっても��麗君は幸福でいて欲しいと思っています。
演歌論とは離れで、��麗君を好きなだけの単なる感情論になってしまいましたがご容赦を。
��麗君の音源の違う同じ曲を聴いていると、上手に唄っているだけ若い時代から、心に響くような唄い方に成長して行くのがとても強く感じられます。贔屓の引き倒しかもしれませんが・・・(^o^)
ピン July/15/2006
六日のあやめ、十日の菊ではありますが、Sandy Miaoさんの演歌論と、イサーン太郎さんの展開にたいへん興味を持ちました。
私もイサーン太郎さんと同様に浪曲と演歌（艶歌）は好きではありません。それは、どちらも人間関係（男女関係を含めて）の葛藤に根ざす「人情」と、受けた恩は、時の長さでは無くそれを返すまで無くならない負債「義理」の組み合わせを綾に、人生の不条理や不幸を暗く歌い上げて、同情と涙を誘う設定を好まないからです。
��麗君に話しを固定して申し上げますと、イサーン太郎さんがおっしゃるように、もし、��麗君が歌詞の意味を理解できていたら、艶歌ではない別の形の歌謡曲を歌ったに違いないと思うのは、私の甘い考えでしょうね。
やはり歌手は売れてナンボの世界でありますから。まして、ヒットした「時の流れに身をまかせ」の２番目や３番目のドジョウを狙うのは業界としては当然でしょうし、一度ヒットした以上、時間を変えて日本人が好む傾向のある、不幸になるのを判っていながら、女性が一方的に愛を捧げる情景の歌を狙うのは必然と思われます。
しかし、��麗君迷の私としては、たとえ現実の世界ではないと判っていても、商業ベースの仮想の世界であっても、��麗君には伸び伸びと幸せを唄ったバラードや、リズミカルな愛の歌を笑いながら明るく唄う彼女が見たいのです。いかなる世界にあっても��麗君は幸福でいて欲しいと思っています。
演歌論とは離れで、��麗君を好きなだけの単なる感情論になってしまいましたがご容赦を。
��麗君の音源の違う同じ曲を聴いていると、上手に唄っているだけ若い時代から、心に響くような唄い方に成長して行くのがとても強く感じられます。贔屓の引き倒しかもしれませんが・・・(^o^)
ピン July/15/2006
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