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半導体業界で働くコミュのケイデンスのコンサルティング・エンジニア

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初めまして。質問させてください。

求人情報を検索していましたら、半導体設計ソフトのケイデンス社で

「デジタルIC設計用 配置配線ツール担当 デザイン・コンサルティング・エンジニア」

という職種を募集しているようなのですが、どなたか具体的な業務内容をご存知の方はいらっしゃいますか?私はこの職種の経験があるので、とても興味があります。どんな些細な情報でも良いので、書き込んでいただけたら嬉しいです。よろしくお願いします。

コメント(15)

ああ、このお仕事なら・・・。

たぶん、サポート契約をしているカスタマからの依頼を受けて、カスタマのデザインを預かってBEツールのトライアルをしたり、目的にあったBEツールの使い方、フロー構築、スクリプトの作成・提案などをするお仕事だと思います。

たとえば、シングル電源、マルチ電源、シャットダウンの有無、高速、低速、電力予算、回路サイズ、パフォーマンスの高低、etc、etcで、全然、ツールの使い方って違うと思います。

こういう目的をきいて、「こんな使い方でどうですか?」というような提案をつくって、ついでに、最後まで(チップができあがるまで)手伝う、という仕事です。

今、ケイデンスさんと一緒にお仕事をしていて、↑みたいなことを依頼しています。
#先行環境構築はケイデンスさん。実製品への適用と展開は自分で、という分担です。
levin86さま

ご丁寧な返答をいただき、本当にありがとうございます。
どのような職種か、とってもよくわかりました。

僕もデザインの回路構成や仕様により、設計手法は全く異なるものだと思います。
が!「プッシュボタンで配置配線なんて楽々。一発でタイミング収束するだろ!」
なんていう部長クラスが時々いるので、困ります(笑)。

今でも仕事はBEツール(2002年〜2008年までケイデンス。2008年〜シノプシス)を使った配置配線で設計をしていますが、フロー構築、スクリプト作成とかも自分でやっているので、そういう意味ではこの職種、面白そうですね。考えてみようかな?(笑)

もしよろしければ・・・Levin86さんから見て、この職種ってどうですか?
楽しそうですか?やりがいありそうですか?それとも「いやぁ〜」って感じでしょうか?(笑)

改めて、どうもありがとうございました。
> みるぴたすさん
お客様とデザインによりけりですよ。

ひどい設計に当たると、どうにもならず苦労しても報わないし。

いい設計に当たると、チャレンジや新発見もあって楽しい。

まあ、いろいろなデザインが見られる。と言うのを楽しみにできるかどうか、でしょうね。(^-^)
evin86さま
お返事ありがとうございます。

確かにBE業務は、RTLとかデザインとかに依存しますよね。
今までの設計でも「いい設計」「ひどい設計」色々とありました。

よい設計だとフロアプランニングもとても楽だし、「もっと向上できないか」とワクワクしますが、ひどい設計だと論理合成エンジニアから「論理合成ではタイミングがあっていたのに、何故配置配線するとタイミングが悪くなるんだ!」と怒られたり(涙)。

BE業務って本当にデザインに依りますよね。

また何か質問があったら投稿しますので、よろしくお願いします。
お手伝いをするのが、仕事となってて。最終的に作られたものが、私の石だってことにならないので、短い時間勤めるのはいいけど。私は自分の作った石が使われているってうれしいですよ。LVSとDRCとLVLはメンターで論理合成はシノプシス。ケーデンス巻き返そうとしていろんな会社買ってるけど、成功していない。
雪ん子さん、コメントありがとうございます!
確かに「自分の石だ」って思える立場で設計するのは嬉しいですよね。
でも、僕、今までの設計して来た石が、商品化・量産化されたのってないんですよ(涙)。
全部、試作品止まりで。なので、「自分の石」のこだわりはもういいかなぁ〜、って思ったりして。

ケイデンスは2002年ぐらいに、SPCとかSimplexとか買収しまくりましたね。
でもユーザー数とかは増えてなさそう。シノプシスのICCの方がユーザー多そうですよね。
自分の石、っていう感覚は最近はないです。
カスタムチップが多いから、そういうのはお客さんの石だし。
汎用品をやらなくなったからかも。

DRCは歴史的経緯でMentor。
レイアウトは、ICCとSoCEでトントン。
UPFか、CPFかで決まる。
合成をDCTかRCをどっちをつかうかでも決まる。

合成と、BEを分離できる時代じゃなくなったね。
RC-ICC, DCT-SoCEって組み合わせはどっちもダメダメだった。(笑)

DCTと、RCは好みかなぁ。
ごりごり合成のチューニングをしたかったら、RC。
途中のログがとりやすいのがいいところ。
・・・要らない人にはうっとうしいだけだろうと思うけど。(笑)

DCTはボタン一発系、っていう感じで、イマイチ好みじゃないです。
ボタン一発でいいじゃん、という人にはこっちかなぁ。
levin86さま

再度の投稿、本当にありがとうございます。
こういうお話、是非聞いてみたかったことです!

当方、某日系企業で2003-2008までSOCEのみでした。
LEF/DEFでゴリゴリするのがとっても好きでした(笑)。
転職してシノプシスのAstro/ICCを使うようになりましたが、Milkyway_dbはまだよくわかってません。LEF/DEFに溺れるとバイナリのデータの考え方が難しいですね(笑)。

合成とBE、0.35um、0.25umの時は分離してても良かったんでしょうけど、今は無理ですよね?僕もそう思うんですが、未だに「合成でタイミングが合えば、BEでは絶対に合う!」と豪語する人がいます。違うと思うのは僕だけでしょうか?

論理合成を実際にはやったことがないですが、ボタン一発系、って確かに寂しいですね。僕もゴリゴリ系が好きです。
仮想(レイアウト未考慮)の合成でタイミングが合っても、BEじゃ合わないのは
むしろ当たり前。だよ。これが常識。

微細、130nm以下は、配線遅延と配線容量が支配的なんだし。
そういう条件下で、配置を考慮しない合成ってあまり意味がない。

強引に合わせたときに起きるのは、電流が多かったり、ゲート数が多かったり。(笑)
燃費を考えなきゃ、馬力あげればいいだけ。簡単だよね。

最近は、配置を考慮して合成してあげて、以下にゲート数や電力をさげて作るか。
ってところが設計課題だと思うよ。

電力やチップサイズを気にしなければ、合成でタイミングが出れば、BEでもOK。
はウソじゃないと思う。

2〜3割くらい速い周波数で合成して、レイアウトすれば、多少へぼいフロアプランでも回路でも、METすると思う。(笑)

それを商品とか作品って呼べるかどうか、疑問だけどね。
leven86さま

ご丁寧な説明、本当に本当にありがとうございます!
僕の考え、「もしかしたらどこかで間違っているんじゃないか」と思いましたが、leven86さんと同じで良かったです!

今のプロジェクトは合成時にDCTにSRAMの場所やチップのサイズ、IOピンの場所などを示したDEFを入力してます。(FrontEndがやってます)。でも、そのDEFには配置領域(Region)がついていません。この場合、「配置を考慮している合成」って言えるのでしょうか?

昔SOCEを使っているときは結構Regionを沢山つけてましたが、今の会社に入ってICCを使い始めてから同僚に「あまりRegionをつけるとタイミングも配線性も悪くなるよ」と言われました。どっちもどっちかな、と思いますが、もしご意見をおきかせていただけたら幸いです。

まだまだ沢山お聞きたい事がありますねぇ〜。
リージョンは、大きな単位で付けるといいですよ。

細々と付けると、配置ツールの仕事を邪魔してしまいます。

全くつけないと、タイミングの緩い箇所が吹っ飛んで配置されたりしますから、適当な大きさのタイミンググループを適当なリージョンに入れて合成や配置をするといいと思います。

この単位はデザインによってまちまちですが、例えば、キャッシュメモリとプロセッサは一個の単位で。プロセッサと低速バスで繋がる周辺回路群は、方向別に一個ないしは、何個かでまとめて。メモリを持っているものは、そのグループで。

っていう感じです。
leven86さま

リージョン設定のアドバイスありがとうございます。

>この単位はデザインによってまちまちですが、例えば、キャッシュメモリとプロセッサは一個の単位で。プロセッサと低速バスで繋がる周辺回路群は、方向別に一個ないしは、何個かでまとめて。メモリを持っているものは、そのグループで。

なるほど。こういう説明をされると、「やっぱり回路とフロアプランを一緒に考えていかないといけないんだな」と思いますね。今のデザイン、フロントエンドのエンジニアとそういう話があまりできてません。彼もあまりわかってないようで・・・(涙)。

今までのデザイン、回路設計側の人たちと情報交換しながら仕事をする、っていうのが少なかったですし、今でも少ないので、それは少し満たされないところではあります。Leven86さんは、その辺の情報交換はすごいんでしょうね。うらやましいです!

> みるぴたすさん
というか…。

まあ、それだけじゃなく、普通、ソリューション、システム設計、回路設計、レイアウトって、ただ流れ作業するだけで会話はしないですよね。(^_^;)

…そのくせ、出来上がりを見て、何だかんだと、上流ほど文句を言う。(笑)

それは、どこも同じですよ。

σ(^-^)は、ちょっと普通とは違うやり方をしています。

部門の中でも変わっています。

一応、全フロー委任、っていうことで、仕様からレイアウトまで、全部目を通して、ちゃんと筋が通ったモノが作れるように、すりあわせをする。っていう仕事をしています。

そうでもしないと、ロクなモノができないですよ…。

微細モノで、コストを下げて、性能も出して、電力を下げて、少人数で、短期間で作る。

ってめちゃくちゃ難しいことですから、ある程度のシナリオが必須ですね。
levin86さま

お返事遅くなってしまいすみません。
「ただ流れ作業するだけで会話はしない」「出来上がり見て上流ほど文句を言う」
ってどこも同じなんですね。自分が今まで働いてきた会社、どこもそうでした。
「違う会社なら違ったやり方なのかな?」と思いましたが・・・一緒でした。
そしてLevin86さんが言うなら本当にどこに行っても一緒なんでしょうね。

「全フロー委任」「仕様からレイアウトまで」のやり方、とても素晴らしいと思います。
確かにそうでもしないと性能、電力、少人数で短期間、は達成できないですよね。

半導体設計業界全体でそういう方向に行ってくれればいいのに・・・。

今回は改めて貴重なご意見を聞かせて頂いて本当にありがとうございました。
また何かありましたら質問させてください。よろしくお願いします。



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