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美術館めぐりの会♪活動報告コミュの『宮尾登美子展』世田谷区文学館へ行ってきました♪

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宮尾登美子さん。

もちろん、好きな作家さんの一人と自覚はありましたが、
20代の頃から、出されてる本の半分以上は読んでて、
読みかけ、未読含めその殆どが実家の本棚にあります。


展示を見ながら、
忘れていた、過去読んだ作品、一つ一つ、その読んだ時の感動と共鳴を思い出してきて、たまらない気持ちになりました。

私、宮尾さんの作品を読み終える度、
毎回、思ってたのです。
「私、女に生まれてよかった。
与えられた環境で、慎ましく、そして強くたくましく、女としての人生を精一杯生きよう。
それができるよう、私も両親にしっかり育ててもらってきたんだ。」

って。


そう思わせてくれる、力強い作品なのです。
宮尾さんのって。


ご本人の人生がそうだったように、
時代に翻弄されながらも、強くたくましく生きていく女性が、
リアルにしっかり描かれています。


彼女の信念として、

女の人生を描くには、
どんな環境に生まれ、どのように育ったか、そしてその人生のすべてを書かないと、正確には語れない。

というようなことを彼女はおっしゃってます。


その女性の人生が輝いていたのは10年だけだったかもしれないし、
例えば、そこだけを取り上げてしまうのは、間違っているわけで、


女は、やはりどちらかというと受け身の生き物であり、

生をうけた環境、時代、
性格、
出会った男性、
授けられた子供、家族
子供の人生、
両親の最期、
老後の環境・・

そのすべてが
大小伴って、
その人生に影響してくるわけです。

だからこそ、
どんな小さな村の平凡?な一人の女性でも、

歴史を動かしたと言われる後世に名を残した有名な女性でも、

一つの美しいストーリーになっちゃう訳です。


これだけは言えます。
宮尾文学があってこそ、
(それから、もう一人、同じ四国のご出身の作家、有吉佐和子さんもね。)

今、私がここにいる。

それをはっきり、今日、
肌身で感じてきました。


11月23日、日曜日に、
宮尾さんの講演会があります。
私は、とても行きたい!

宮尾さんにお会いできたらどんなにか・・。
ただ、ただ、
願うばかりです。



●2008年NHK大河ドラマ「篤姫」の原作『天璋院篤姫』をはじめ、
『櫂』『鬼龍院花子の生涯』『一絃の琴』など、
時代の定めやその境遇に対して真っ向から挑み、ひたむきに生きる女性たちを書き続けている作家、
宮尾登美子。

 そんな宮尾登美子の作品のヒロインたちの生き様から宮尾文学に迫り、その魅力を紹介します。
●くわしくはhttp://db.museum.or.jp/i/iEventData.jsp?event_no=53932をみてね!

コメント(1)

波乱万丈、死に直面した病床経験
すっごくびっくりしました。
 
私が出会った作品は母が買って取っといている物のみ、
まだまだ ぜんぜん読んでいない私でした。


感激したのは 宮尾さんのお着物への気持ち。
 着なくなった大好きなお着物を本の装丁にしたりexclamation ×2小物にしたり目がハート

受賞の記念にお着物をプレゼントされるなんて、宮尾さんならではですよね〜

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