ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

なんとなく家具、なんとなく空間コミュの谷口吉生/谷口建築設計研究所(広島市環境局中工場:広島)

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
谷口さんはニューヨーク近代美術館や、猪熊源一郎美術館、東京国立博物館法隆寺宝物館など、美術館の設計に秀でている建築家です。
その谷口さんが広島の「ひろしま2045:平和と創造のまち」事業において、広島市環境局中工場の設計者に選定され、出来上がったのがここ、という情報を元に、行って見てきました。
環境局中工場とはすなわち、ごみ焼却所のことです。

コメント(6)

ゴミ焼却場とは思えない、打ちっぱなしに、ステンレス鏡面仕上げのサイン。
入り口からして、美術館の手法がありありと出ています。
が、全体像は折半のプレートを壁面に使っていて、このあたりでコストダウンを図っているのかな・・と思いつつも、折半の微妙な色合いが、お金がかかってそうで少し気になりもしました。
というか、ごみ焼却所なのにガラスのカーテンウォールです。あきらかに見られる事を意識しています。
見られる事を意識する、という事は、施設をより楽しく見てもらうという意味でも、気持ちよく働ける環境という意味でも、大切なことだと思います。
カーテンウォールも、しっかり窓枠でスカイラインを作ったり、サインも薄く・軽く見えるようデザイン的処理をしていたり、見学者の動線に当たらない場所にある機械室の扉ですら、しっかりフラットバー枠にしていたりと、意匠的なポイントは当たり前という感じでしっかり押さえてはりました。
見学者用動線の始まりとなる階段入り口部分は、壁面に門を引き込んでおり、門を閉める時も、シンプルな操作で手摺を動かし、床に埋め込んだ一本のフラットバーのレールの上を走るようになっていて、綺麗にまとまっています。
階段の中央に不思議なガラリがありましたが・・・。階段したにあった機械室のガラリかなぁ・・??
それにしても、当たり前のようにアルミハニカムパネルを大面積で多用しています。テンション材をわざわざ使ってるところも、見せ方をすごく意識してるなぁと感じました。谷口さんからすると、ごみ焼却所という展示場なのでしょう。避難経路となる避難扉兼非常時に進入できる扉も外壁にあわせて作っているし、ごみ焼却場内部をガラスボックスがコリドーとなって貫いていて・・・ここはギャラリーかと思うくらい。
それにしても、対面させたガラス空間ってのは、どこでも思いますが美しいですね。
アルミハニカムパネルをくり貫いて、メンテ用(と思われる)扉を取り付けていました。
ものすごく好きな建築家の方です。
かなりテンションがあがってしまいました。。w
素晴らしい建築ですね!!
行ってみたいです!!

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

なんとなく家具、なんとなく空間 更新情報

なんとなく家具、なんとなく空間のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング