ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

中西輝政研究コミュの86 “共産党シンパの社会主義者”森本敏を可愛がる小田村四郎

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 日本会議の副会長で“民族派のドン(の一人)”小田村四郎が可愛がって、拓殖大学に招聘した三名のうち、二名は共産党員でKGB工作員の佐瀬昌盛と木村汎である。このことは、本シリーズ第82弾で既述した。小田村の三番目の寵児は、共産党シンパであることから共産党の支配するテレビで引っ張りだこの森本敏である。現在、森本は、拓殖大学海外事情研究所の所長である。
 その経歴は、防衛大学校卒/航空自衛隊将校を経て、外務省に転出。しかし、外務省で19991年の湾岸戦争に関して(省議に報告した)余りにデタラメな分析がたたって左遷された。森本は防衛大卒だが、実は軍事がさっぱりわからないお粗末な軍事音痴だった。左遷された直後は領事課にいたが、辞職勧告をうけいれ、代わりに野村證券の「野村総合研究所」への天下りを斡旋してもらった。このあと、小田村に拾われた。
 森本敏とは、航空自衛隊時代も含め、一貫して社会党に投票した札付きの左翼であった(本人に確認済み)。彼の思想は、現在で言えば、福島瑞穂と瓜二つである。この事実は、小田村四郎の深奥のイデオロギーもまた、福島瑞穂に共鳴することを明らかにしている。民族系論客は、例外なく、心底では共産党や社会党に強度の親近性を有しており、小田村四郎もこの一般法則を証明する「証拠」である。
 森本敏は、社会主義協会の最後の国会議員といわれた、社会党党首の村山富市が1994年に首相になるや、野村総合研究所時代であったが、欣喜して米軍基地撤去運動に加担した。これを知った朝日新聞社の共産党系の記者が、森本に、その主張を書かせたのが「米海兵隊は沖縄から撤退すべきだ」の論考である。1996年9月13日付けの第四面「論壇」の欄である。
森本は、こういっている。その言説は、2009年9月〜2010年6月の鳩山由紀夫が総理在任中に、沖縄の普天間基地の代替基地の海外移設を金切り声をあげて絶叫し続けた福嶋・社民党党首の言動と寸分かわらない。「県内移設」絶対反対論である。

 「普天間飛行場が返還になる時、沖縄の海兵隊を日本国外に移転させるしかな い」

 福嶋瑞穂の代理人と言うべき妄説の根拠として、森本は、「朝鮮半島は南北が平和的に統一されるから、沖縄の基地は要らない」「台湾への中共の軍事的な脅威など存在しないから、沖縄の基地は要らない」と、北東アジアにおける現実の軍事態勢を徹底的に歪曲する。ここまでの嘘は、福嶋ですら語ったことはない。
加えて、38度線や台湾海峡までの距離は、沖縄からであろうとオーストラリアからであろうと同じだと強弁する。海兵隊を搭載して戦場に向かう強襲艦は三十ノットの速度だとすれば、沖縄とオーストラリアでは、戦場への投入にかかる時間には、天と地の差があのは自明ではないか。
 だが、小田村四郎は、このような極左で嘘つきの森本敏をべた褒めする。なぜなら実は、小田村もまた、共産党に入党しているわけでもないが、その本心が共産党と同じ米軍基地反対の急先鋒だからである。ただ、どうしても解せない問題がもう一つある。
 小田村は衆知の通り、集団的自衛権の強い主張者で、それは一般通念では日米同盟の絆の強化を主張していることを意味する。つまり小田村四郎は、片や、「沖縄から海兵隊は出て行け!」の森本敏の「日米安保反対」に共鳴し加担し、片や「(日米同盟のより効率的な運用である)<集団的自衛権は合法>に政府は憲法解釈を変更せよ」を主張する。分裂症の狂人に紛う言辞である。
日本会議とは低級で下劣なならず者たちが屯して共産党に操られている組織だが、この情況は、日本会議が小田村四郎のような分裂性のキチガイが指導することと無関係ではないだろう。
なお、森本敏は、ブンドの親共産党派「マルクス青年同盟」を抱き込んだ共産党のフロント組織「民主統一同盟」(現在は改名して「<がんばろう、日本>国民協議会」)のメンバーである。



コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

中西輝政研究 更新情報

中西輝政研究のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング