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中西輝政研究コミュの77 “反自民の巨魁”福田和也の小沢非難は、北朝鮮人系の中核派だからか

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これは、“知的な分析力”を意味する「インテリジェンス/諜報」のケース・スタディを兼ねている。
「政治と金」という低次元の問題を振り回すと庶民の共感をえやすいため、「小沢非難=小沢バッシング」は、谷垣総裁ほか自民党幹部が2010年1月から「馬鹿の一つ覚え」で展開してきた。このこともあって、「小沢批判/非難=自民党支持者」だと軽率に短絡する、実にアホウ・間抜けとしか言いようのない人々が自民党系には余りに多すぎる。だから「反自民の極左」は、小沢批判/非難を、保守擬装の演技に都合のよい恰好の好材料として、徹底的に悪用する。
まさにこの典型的なケースが、菅・小沢が民主党代表の座を熾烈に争っている渦中で、激しく小沢批判をして、菅直人の間接応援に打って出た「スーパー極左」の福田和也であろう。代表選挙9月14日の五日前、2010年9月9日に発売された週刊誌『週刊新潮』『週間文春』がそれである。これら福田の小沢非難はまた、福田和也が「コリアン菅直人の政権維持に全力で協力する民主党員」である重要な事実を露呈してくれる。

1、自分の民主党熱烈支持を隠し、民主党の共産革命勢力に権力維持をさせる ための小沢非難
 小沢批判・非難には、3タイプがある。第一は、「民主党が嫌いだから、小沢一郎を攻撃すれば民主党つぶし(=政権の座から引き摺りおろす)ができる」のではないかとの、浅薄思考しかできない谷垣総裁ほか自民党国会議員たちや、意気軒昂だが知力が低い櫻井よし子などがやっているもの。
第二は、“民主党の本性隠し”の情報操作である。小沢一郎の金権スキャンダルを糾弾したり鳩山由紀夫の普天間迷走を論ったりすることで、民主党そのもへの関心を逸らし、民主党が実は怖ろしいレーニン的な極左革命政党であることを分析したり研究したりするのを忘却させる情報操作を狙ったもの。この第二のタイプは、すぐ判明する。「民主党そのものを決して批判しない」「民主党の極左イデオロギーには決して触れない」という特性を堅持しているからである。
例えば、福田和也は、小沢批判はしても民主党批判/民主党の極左性あばきなど、一言も発したことはない。一方、櫻井よし子は、軽率にも小沢批判もするが、ちゃんと民主党批判をしている。具体的には、福田は民主党批判を決して品ばかりか、日本国民のほぼ全員が反対の、民主党が固執する外国人地方参政権や夫婦別姓ですら批判したことはない。このことは、福田和也の『文藝春秋』誌(2010年3月号)の論考「小沢一郎の小さな<器量>」などを読めば明らかだろう。
さらに小沢批判の類型としては、2010年9月の党代表選挙の期間に限るが、もう一つある。小沢一郎を排除し、菅直人ら教条的な極左イデオローグに政権を担わせ日本の国家全体の共産革命化を進めたいとの考えからの小沢一郎攻撃である。これが第三のタイプである。この第三のタイプの右代表は、これまた福田和也をおいてほかにはいない。
軽佻浮薄な谷垣でも、ハワイ大学という田舎大学出の(イデオロギーなどチンプンカンプンで)無学・無教養ともいえる櫻井よし子でも、この9月に限っては小沢批判は自制した。それがコミュ二ストの菅直人応援につながることは幼稚園児でも自明だからで、谷垣も櫻井も幼稚園児レベルの知能はあったことになろう。しかし、福田和也は、先述のとおり、この期間に『週間新潮』『週間文春』で、小沢攻撃を激しくなした。菅直人政権を維持させ、民主党による共産革命を推進させるためである。

2、菅直人グループは、共産党/社青同/中核派/核マル派/北朝鮮人の連合体
 福田和也の頭の中を整理すればこうなっているのだろう。
?小沢一郎が総理になれば、具体的な政策が全くわからずその能力は皆無だか ら、政権はたちまち立往生し、自分の金権スキャンダルの禊の必要もあって、必ずや自爆的な総選挙に打って出る。この結果、「小沢総理」の不人気が災いして、民主党の議席数は三分の二から“やっと過半数”へと大激減し、国会運営はさらに難しくなる。この状態と、小沢が本物の極左でないことにおいて、福田和也が期待する、民主党本来の極左革命政策が頓挫してしまう可能性が高い。
?しかし、党籍はないが共産党系のコミュニストである菅直人ならば、国民に愛嬌ある柔和さをふりまきながら、「韓国併合100年総理談話」を発したように、ゆっくり静かに、本家の日本共産党もビックリの超過激な共産革命を着実に遂行して、いつの間にか“共産化による日本崩壊”を到来せしめるだろう。
?しかも、菅直人の周辺は、共産党系だけではなく、核マルの枝野幸男や長妻昭、社青同の仙石由人、中核派の福山哲郎など札付きの革命家が参集している。さらに菅直人は済州島出身のコリアンであり、北朝鮮系だが同じコリアンとして福田和也には同人種の親近感がある。そして、在日のコリアン全体に共通する日本国への憎悪(=反日)感情は、福田の信条である“日本国の廃滅”に通底している。菅直人政権であれば、福田として可能な限りの協力が遠隔からだができる。

 ここで一つの事実を再確認しておこう。福田和也とは慶応大学在学中は中核派に所属していた、全共闘系のアナーキストであった。福田流のウルトラ・アナーキズムの経典は、本人が自己申告するとおりポスト=モダンのドウルーズの著作で、彼の作品にはこのドウルーズの影響が確かに顕著である。この意味で、菅直人と福田和也には、コミュ二ストとウルトラ・アナーキストという相違はあるが、いずれも極左思想で反日である点は同じで、(菅と仙石が出身セクトの違いを超えて同志であるように)共闘するのは容易い。福田和也が「民主党における、小沢一郎の排除」に躍起となるのは、このような菅政権維持が秘めた真意だからである。

3、「本当の保守論客なら、(心底では小沢への嫌悪と忌避の炎を燃やしても)表では小沢批判は決してしない」
要は、真正の保守であるならば、「どうすれば菅直人も小沢一郎もともにつぶして放逐し、民主党を政権の座から叩き出すか」の、真に核心の策謀に苦心する。小沢一郎批判は民主党つぶしに逆効果作用が多く、保守系の知識人や論客を自認するならば、原則的にはそれから遠ざかっておくものである。

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