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『変珍斎日乗』-第二期-コミュの『【51】-ポール・サイモンになりたかったおとこ』(2007年09月10日)。

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■「給油継続」だめなら内閣総辞職も、首相が示唆
(読売新聞 - 09月09日 17:42)


『民意より ミエが大事と思いたい』…。太宰の『桜桃』をパクった
ようなフレーズの「シドニーからの『鯖目の腹話術人形』(爆)記者会見」。
所詮彼にしてみれば、「主権者の意思」なんて【その程度の重さ】しか
ない代物なのだろう…「主客転倒著しい矛盾」を誰も咎めない社会を憂う。


その「威勢の良い言葉とは裏腹に中身のない記者会見」を見て。
ふと、前夜に見た音楽番組の【最後に流された曲目】を思い出した。


意外過ぎるコラボ…『青春ポップスの女王』と【ギターを持つ寄席芸人】w!
失礼ながら共に[旬を過ぎた]と思われたのか?もうひとり『旬の歌手』が。

「いちばんの大御所」は、お約束通り?『KYスレスレのヲヤヂギャグ』
を炸裂させる…。そのズレ(★ラ…ではないw)具合は、かなり痛々しい
ものがあった。また彼が芸能界で生きて来た【年月の長さ】を痛感した。


「最初のヒット」は『33年前』(!)番組内で女王とコラボした『代表作』は
【30年前】の曲だ!その曲を作者本人は未だに歌い続ける…「ナツメロだ」
『早熟の遺産で食いつないでる』と人々に陰口を叩かれながらもである。


思い起こせば。

彼ほど「叩かれ続けた歌い手」も稀である。

「プロテスト精神を持つのが当然」とされた『フォークソング』に
【日本的な叙情を持ち込んだ元凶】と同業者に非難されたデビューの頃。
以後「マザコン」「軟弱」「女性蔑覗主義者」「右翼」「左翼」「日和見」etc。

芸人に『暗い』とネタにされ、
【ファンと名乗れぬ雰囲気まで】作られたのは彼くらいであろう。

その後『コミカルな面』
(注:ソロデビュー当時からあった要素である!)に陽が当たると、
「あざとい」だの「イメチェン作戦」だの、果ては『毒消した売名行為』
だの【国民歌手狙い】とまで謗られた!でも彼は『現役』で在り続けた…。


その間に。

この国の音楽シーンは大きく様変わりした。かつて「主張がない」と批判
した同業者達があれほど毛嫌いしたメディアやCMに『平然と』顔を出した。
そして『音楽にメッセージを込める』自体が【最高にダサぃ】時代になった。


そんな中。ずっと「毒がない」と謗られ続けた男が

突然【究極のメッセージソング】を歌った!一昨年の『大晦日』である…。



度肝を抜かれた視聴者達。でもこれは[今まで彼を誹謗していた側の怠慢]
なのである。何故なら、デビュー以来一貫して彼は。風評や流行に拘らず

  彼なりの型で【メッセージソングを歌い続けていた】からだ…!


彼はデビュー当時から[ポール・サイモンに憧れる]と言い続けていた。
デビュー当時にはまた『本当はロックをやりたかった』とも言っていた…
最初のヒットが【叙情的】であった故、その夢は叶わなかったけれども。


そして。その夜番組で彼が最後に歌った『新曲』もまた

   彼流の【痛烈でスパイシーなメッセージソング】なのであった。

「この国が生んだスター」に仮託し『この国の現状を訥訥と歌う』姿に。


自分は思わず『身震い』した。そして、ストレートな彼の訴えを
【色眼鏡なしで素直に聴いてくれる】人たちがどの位いるかを想像したら…
とても哀しい気持ちになった(-_-;)。ずっと「この国を愛している」と
公言し続けてきた彼が。(「同世代の同業者」がとうに切り捨てたはずの)

 【メッセージソングに拘り続けなきゃならぬ】時代になっちまった皮肉。


『特別国会の雛壇に並ぶセンセイ方』に、【彼の訴え】は届くのだろうか?


http://www.u-canent.jp/mist/

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