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『変珍斎日乗』-第二期-コミュの『あうん』(2007年09月06日)。

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■小沢&田中氏 統一会派を確認


元々ヤスオちゃんは『小沢シンパ』的部分が見え隠れしていたから、
今回の統一会派結成は、そんなに驚くべき事態ではないし意外性もない
(荒井某が参院選直前に慌ててエスケープした理由が垣間見えたけど)。
むしろ「W貫某」や(党内でも)『M原某』(表向きは手打ちしてるが)など
との連携よりは頷けるし、「与党連立」よりもむしろ自然な姿ですらある。


ただなぁ…二人とも【敵を造りやすい性格の政治家同士】なんだよなぁ。

元を辿れば、あの「田中派」時代から一貫して『党人としての政治家』で
叩き上げて来た小沢。【豪腕】が【強引】に変化して『各種の軋轢を生む』
結果になったのは周知の事実。「マダムスシ」(失笑)を例に挙げるまで
もなく、『党派を渡り歩く政治家』を量産させたのは間違いなく彼の責任。
「政治に必要以上の混乱要素を『私的事情で』生み出した罪」は否めない。

一方のヤスオちゃんは。
「シロウト臭さ」を滲ませながら、現実は(成否の如何は別にして)態度で
示す意外性も見せた政治家であった。思えば『ペログリ知事』などと揶揄
されながらも、政治に転進する前から【阪神淡路大震災被災地下での援助
ボランティア】などで下地を築いて来た実績はあった訳だから、単なる
「話題性やパフォーマンスだけの知事」で終わらなかったのも合点が行く。
けれど。『風を読む能力に長けてはいたが周囲を振り回す暴君の印象も
併せ持つ』部分は否定出来なかった…だから風が止んだ時に地に堕ちた。


両者に共通する【欠点】は。『トップダウン型のブルドーザー政治家』な点。
これはまた、小沢の師でもあった【田中角栄】からモロに受け継いで
しまった部分であり、『小沢シンパが影響を蒙った』以上仕方ない部分…。
【妥協】の二文字が微塵も感じられなかった過去の両者の政治姿勢は。
角栄押し退け派閥の領袖を奪った『竹下登とは正反対の部分』でもあった。


皮肉にも当時の竹下の位置に小沢が、小沢のポジションにヤスオちゃんが
付くことになる可能性さえある…。『上司』竹下の当時の姿を、多分小沢は
思い出すことだろうし、ヤスオちゃんに【血気盛んだった頃の豪腕小沢の
影】を見出すことになるかもしれぬ。まさに【因果は巡る糸車】なのである。


老境の域にさしかかろうとしつつある小沢に、かつての【豪腕】はまだ
残っているのだろうか?【ヤンチャ坊主だった自分を思わせる】ヤスオ
ちゃんを上手く制御出来るのだろうか?『究極の人たらし』とまでに
称された竹下の技を真似るのは、多分今の小沢でも不可能と思われる…。


『阿吽の呼吸』と良く言われる。

神社の敷地を護る二頭の狛犬。よく見ると片方が話し一方は黙す図。
そうすることで両者の調和が保たれ、神社の領域がが平穏無事に治まる。

今でこそ両者の器や実績は『天と地ほどの差がある』けれど。小さい
狛犬は大きな相方と上手に呼吸を合わせることが出来るのだろうか?
また「大きな犬」は『キャンキャン吼えようとする相方を抑えられる』か?


【政権交替】と言う究極の目標に向けて、統一会派の連携が上手く行く
のかは。まずこの点に係るだろう…多数の群れが渦巻く中を纏められる
のだろうか?「有権者の期待」が『失望に転化する』可能性はここにある。

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