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『変珍斎日乗』-第二期-コミュの『ふうひょうひがい』(2007年09月03日)。

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■ネットカフェ難民 中高年層も


先週火曜日のネタを今更のように引っ張り出してみる(苦笑)。


実は厚生労働省が公表した数日後、ネットカフェ業界が抗議したらしい。

『ネットカフェ難民』って呼び名は【風評被害に近い】ので止めてくれ!と。


「退却」⇒『転進』、「全滅」⇒『玉砕』、「敗戦」⇒『終戦』、
「占領軍」⇒『進駐軍』…。そこまで古くなくても、「特殊慰安浴場」に
『特定の国名が付いてた』のを、彼の国の留学生の抗議で【シャボン園】
に、また近頃では「モノを乞う人」を外来表記にするなど

【呼び変えることで本質から遠ざける】ことが大好きな国らしい話(苦笑)!


当事者の訴えは「ごもっとも」だと言わざるを得ない。
『誰にでも気楽に使って欲しい』と考える彼らの考えも理解出来る、が。

「実際に『現在進行形で起きている事象』に別の定義を与える」行為は。

【臭いものに蓋をしよう】って「この国の恥ずべき文化」であって、正直
賛成しかねる部分もある…でも。ここは百歩譲って【別の名称】を考えよう。


候補1.『スピンアウト難民』。

少なくとも、現在該当する人々は「リストラ」や『小泉竹中改革』とやらで
【住むべき場所を維持出来なくなった】人々だろう。言わば「非自発的」
に『一般社会から振り落とされてしまった』人々なのである・その意味で。


候補2.『トゥモローレス』。

早い話が【その日暮らし】を洋風に言い換えただけ(爆)。
冗談はさておき、日銭の入る仕事がなければ、明日ネットカフェに入れる
保障すらない場合もある(路上生活と混在する人も多いと聞く)のだ。
それを考えると(古い映画ではないが)『俺達に明日はない』状況である。


候補3.『ネットレス難民』。

「ネットカフェ」なのに何故ネットレス?と思われるかもしれないが…
『ネットの意味が違う』のである(苦笑)。ここで「存在してない」のは
【セーフティネット】!即ち「適した社会保障がない」ばかりにこの生活
を余儀なくされている人々…という意味である。誤解のないよう付け加え。


候補4.『綱渡り難民』。

候補2に同じ。『その日暮らしの綱渡り生活』から…。そして、本命


候補5.【格差難民】!

候補1の説明でも触れたように、本来なら「生活出来たはず」の人々が
『格差社会の歪みに飲み込まれて』陥ったのが現状であると思うからだ。

ただ…「政府方針にケチをつけたくないメディア」は【絶対に】この
【格差難民】を【自主規制で使わないだろう】ことは容易に想像が付く…。


政府発表で「5400名」(!)とも言われるこれらの人々。

ただ。自分から言わせれば『発表が遅過ぎた』キライがある…。
言葉こそなかったが、本当はこの現象『前内閣中期には既に存在した』!
ヘビーユーザーと言える位ネットカフェの使用頻度が高かった自分が現実
に見て来たことであるから、これだけは間違いないと胸を張って言えるっ!

大体が『新聞に載る頃には流行は定着する』って広告界の定理があるw!


彼らの存在を非難するのは簡単なことである。が、ただ一つ言えるのは

『非難していた側がその立場に陥らない保証は何もない』。なにしろ

この国でもっとも平等に保障されてるのは【貧しくなること】だからだ…。

コメント(1)

当たり障りの無い言葉に言い換えて、事実の隠蔽をもくろむことやイメージダウン
を避けようという姑息な方法については昔から怒りを禁じえません。

いくら言葉を言い換えても物事の実態については何の変わりも無く、物事をリアルに
受け止めることができなくなり、本質的な問題や責任から人々の目を逸らします。


日本人は、このような悪習をやめることが必要です。

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