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ハダカデバネズミコミュの【公開レクチャー@北九州】「なぜ脳は言葉と意識をつくりだしたのか?」

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ハダカデバネズミファンのみなさま

岩波科学ライブラリーから出版されている
「ハダカデバネズミ」の著者でもある理化学研究所の
岡ノ谷さんも講師として参加する公開レクチャーのご案内です。

現代美術センター・CCA北九州と九州工業大学との共催で、
認知科学の分野で活躍する理化学研究所の岡ノ谷一夫氏と谷淳氏を講師に招き、
「なぜ脳は言葉と意識をつくりだしたのか?」をテーマとした
対話形式のレクチャーを以下のとおり行います。

文理や専門分野の領域を超えたスタイルで研究を進める
脳科学の最先端を行く研究者によるレクチャーです。

皆様、是非お越しを!

■日 時 2009年2月15日(日) 14:00−16:00
■会 場 九州工業大学 鳳龍会館(北九州市戸畑区仙水町1-1)
■講 師 岡ノ谷 一夫氏
  (理化学研究所 生物言語研究チーム チームリーダー)
     谷 淳氏
  (理化学研究所 動的認知行動研究チーム チームリーダー)

<レクチャー詳細・申込みはこちら>
http://www.city.kitakyushu.jp/pcp_portal/contents?CONTENTS_ID=24727



ちなみに、CCA北九州とは北九州市が運営する
現代美術の研究・学習機関です。
http://www.cca-kitakyushu.org/jp/about.html
http://www.city.kitakyushu.jp/pcp_portal/contents?CONTENTS_ID=23736

コメント(1)

当レクチャーの模様は下記のインターネットのアドレスでライブ配信される予定です。
■2月15日(日)14:00-16:00
http://streaming.bmlab.org/cca/

当レクチャーにご関心をお持ちで、遠方等の理由で参加できない皆様、ライブ配信を是非ご活用ください。

以下は、当日の各講師のレクチャー概要です。


ロボットを作りながら考える私たちの脳と心のしくみ
谷 淳(理化学研究所脳科学総合研究センター動的認知行動研究チーム)

脳は体を動かすことで得られる経験からいろいろなことを学習します。しかしそのような動きを作り出し学習する脳、はたまたそれを意識する「心」とはどういった現象なのでしょうか?現在の脳科学においてもその具体的なありようはまだよく分かっていませんが、今日は日ごろ私たちが行っている脳型ロボットの実験のようすをご紹介しながら、みなさんと一緒にこういった問題を考えていこうと思います。


ことばの起源 ―― 動物の鳴き声研究から
岡ノ谷一夫(理化学研究所脳科学総合研究センター生物言語研究チーム)

ことばを話すのは人間だけだが、人間の行動が進化の産物である以上、ことばも進化の産物である。だとすれば、人間以外の動物でもことばを話す能力の一部を持っているはずだ。ことばは、意味を持つ単語を、一定のルール(すなわち文法)にのっとって並び替えることで構成される。だから、いろいろな鳴き声といろいろな意味を対応させているような動物や、音をさまざまに並び変えてさえずる動物を探して、それらの能力の進化と脳構造を研究すれば、ことばの生物学的な起源がわかるかも知れない。小鳥はさえずりを親から学ぶ。さえずりの構造を分析してみると、親がうたっていたさえずりに独自の編集を加え、ユニークな構造をもったさえずりを作り出していることがわかる。これを可能にする脳の構造は、人間が言語を操る際の脳の構造と共通点が多い。ある種のネズミは20種類近くの鳴き声をもち、これらを状況に応じて鳴き分けている。ネズミの脳の一部は、状況認知に関わると思われる。このような動物のコミュニケーション研究から、人間のことばの起源を知り、さらには芸術と意識の起源にまで迫る試みを紹介する。

以上

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