武庫川ユニオンコミュの深く想像すること

　ユニオンでは、たくさんの労働相談や現在進行中の争議があります。どれも、円満に解決できればいいのですが、なかなかそういう訳にはいかないものです。私も自身の問題から、いろいろ考えさせられました。私の闘いは、なんか盛り上がったようにでも、中途半端な形で終わったようにも感じます。

　いろんな考えを持った人が、すべて同じように幸せに生きて行くのは困難でしょう。しかし、多くの人が不幸にも犠牲を背負っている人について深く想像することができれば・・・。どんな立場にいても、結局同じ時代、同じ場所で生きているんだからねぇ～。

　　黄金の魚　（1923）

おおきなさかなはおおきなくちで
ちゅうくらいのさかなをたべ
ちゅうくらいのさかなは
ちいさなさかなをたべ
ちいさなさかなは
もっとちいさな
さかなをたべ
いのちはいのちをいけにえとして
ひかりかがやく
しあわせはふしあわせをやしないとして
はなひらく
どんなよろこびのふかいうみにも
ひとつぶのなみだが
とけていないということはない

谷川俊太郎

コメント(8)

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[2] mixiユーザー 03月19日 23:59

コメントありがとう

　難しい問題ですね。この詩を思い出すたび、想い、悩みます。自分が「おおきなさかな」の時もあるし、「ちいさなさかな」のときもありますね。私もひとを傷つけたり、裏切ったこともあります。１００％悪人という人もいませんが、１００％善人という人もいませんね。

　缶コーヒーのCMで言っているように、「このろくでもない、すばらしき世界。」に私たちは生きているんですね。

[3] mixiユーザー 03月28日 00:26

21世紀のドンキホーテさん

　谷川俊太郎さんの詩を　ひさしぶりに思い出しました。
　
　この尼崎市役所の処遇に対して闘う彼女らと武庫川ユニオンに
　連帯のメッセージの代わりにこの詩をここに寄せたいと思います。

　

　明日　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　ひとつの小さな約束があるといい
　明日に向かって

　ノートの片隅に書きとめた時と所
　そこで出会うふるい友達の新しい表情

　ひとつの小さな予言があるといい
　明日を信じて

　テレヴィの画面に現れる渦巻き
　＜曇りのち晴＞天気予報のつつましい口調

　ひとつの小さな願いがあるといい
　明日を想って
　夜の間にしたくする心のときめき

　もう耳に聞く風のささやき川のせせらぎ

　ひとつの小さな夢があるといい
　明日のために
　くらやみから湧いてくる未知の力が
　私たちをまばゆい朝へと開いてくれる

　だが明日は明日のままでは
　いつまでもひとつの幻
　明日は今日になってこそ

　生きることができる

　ひとつのたしかな今日があるといい
　明日に向かって

　歩き慣れた細道へと続き
　この今日のうちにすでに明日はひそんでいる

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　谷川俊太郎

　＊　この今日のうちにすでに明日はひそんでいる・・・・

　　　そういう思いで、日々を生き、働いていたいものです。

　

[4] mixiユーザー 03月28日 10:01

　makoさま

　とても素敵な連帯の詩ありがとうございます。

　今日のためだけでなく、明日のために働きたい。
　自分のためだけでなく、ひとのために働きたい。

　私たちの願いです

[5] mixiユーザー 01月06日 21:49

年末の住友ゴムとの団交権を認める神戸地裁判決についての記者会見に
武庫川ユニオンのＫ書記長が同席している写真が報道されたけど
あれは武庫川ユニオンも関わっているんですか？
それとも、ひょうごユニオンの活動としてかな？
いずれにせよ
画期的な判決で良かったですね。

[6] mixiユーザー 01月07日 00:02

>はらきん様

コメントありがとうございます。

ひょうごユニオンは、兵庫県下のユニオンが集まってできています。当然、武庫川ユニオンも関わっています。http://tarzan.blog6.fc2.com/blog-date-200812.html

とても良い判決が出たので、もっと報道されていもいいと思うのですが、ちょっと扱いが小さかったような気がします。

[7] mixiユーザー 07月06日 19:52

武庫川ユニオンのＨＰ
ときどき見てます。

[8] mixiユーザー 07月13日 09:36

ありがとうございます

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