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金子正次コミュの『竜二』という本を読んで。

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文庫本を読んでの雑感を日記に書いたもので、掲載させて下さい。m(__)m   
 ………………                  『竜二・映画に賭けた33歳の生涯』
生江有二、著。
幻冬舎アウトロー文庫 より。

映画、『竜二』は、私の好きな映画のひとつなのだが、 この映画については、金子正次に焦点をあてて書いてみたいと思う。
『竜二』については、実在人物の金子正次を抜きにして語ることはできないのだから。

ウィキペディアより
【金子正次。 1949年 12月19日、愛媛県中島町津和地島出身。
本名、金子松夫。脚本家としてのペンネームは鈴木明夫。 1983年、自主制作で、主演映画『竜二』を完成させる。 暴力シーンのないヤクザ映画として高く評価され、湯布院映画祭への出品後、10月29日より東映系にて全国公開。
同年、11月6日、胃癌性腹膜炎により、松田優作らに看取られながら死去。
享年、33歳。】

映画は、主役で一作のみだったが、生前に五本の脚本を書いている。内、四本が映画化されている。

『竜二』1983. 監督、村川透。主演、金子正次。
『チ・ン・ピ・ラ』 1984. 監督、村川透。主演、柴田恭平、ジョニー大倉。 『ちょうちん』 1987. 監督、梶間俊一。主演、陣内孝則。
『獅子王たちの夏』1991. 監督、高橋伴明。
そして、
もうひとつは、 「盆踊り」


合気道がらみで「心身統一」とか、「役者について」とか、私は心と肉体に関連した日記をいくつか書いているけれど。
松田優作といい金子正次といい、死ぬことを意識していたとしか思われないこういう役者の存在に、私はどうもなんともいえず、とまどってしまうのです。

『竜二』は、実際何度も撮影中止の危機にあっているそうで。
けれども、金子正次はあくまで自分が主演にこだわった。 しかるに、自主制作でやるしかなかったのだ。 この本によれば、『竜二』よりも前に『チンピラ』の企画で映画化すべく、制作会社や監督たちにあたっているのだが、主演はショーケンにしたいとか、脚本だけほしいとか、(『獅子王たちの夏』は金子の脚本家としての才能をかった高橋が、彼に頼んだものだそうだ) 無名の人間の主演ではどこもいい返事をしなかった。
とにかく。
なんとしても映画を撮りたい、しかし自分が主役でなければだめだ、それに金子は拘った。
すでに死を感じていたのかもしれない。
一千万円以上のお金を、スタッフの中の人間だけで集めた。すべて金子が工面したわけではない。しかし、スタッフを動かす執念が金子にはあったのだ。
スタッフ間の軋轢もあった。
監督がプロデュース担当だった大石に変わった。それが、名前を川島透と名乗った。
幾多の障害を突破して、 『竜二』は完成した。

以後の足跡はご存知の通りだ。
金子正次の執念は今も色褪せていない。

1996年には、『チンピラ』と題して再映画化。
監督、青山真治。主演、大沢たかお、ダンカン。
2002年には金子正次役を高橋克典が演じて、『竜二Forever』 が作られている。

『待ってろよ――』
『待ってろよ。今にな……今に男になってやるからよ』
それが金子の口癖だったという。



私は、なぜなのか?という思いがアタマから離れない。

 どうして、そんなにまでして……        なぜ、映画なのか…

コメント(6)

MUROさんへ。

ありがとうございます。

盆踊りは昨年、帰郷したときに数年前にどこかが撮りに来てたと伯父さんが言ってました。

この日記、私らの方にもアップ、良ければしてほしいですね。
了解です! ありがとぉ!
『盆踊り』
どこかで作られてるのでしょうか?
完成してたら、ぜひ見てみたいですね。
追記。
『獅子王たちの夏』
主演、哀川翔
他、的場浩次、香坂みゆき
今年の古湯映画祭で「竜二」がニュープリントで上映されるようです。
「盆踊り」撮りたいなぁ・・。
僕も持っています本4
単行本も持っています複数本
『竜二漂泊1983』も本1

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