みんなのボート部コミュの２０１３　SG総理大臣杯

3月１５日～２０日　平和島競艇場

★出場選手
関東
3622山崎智也　4238毒島　誠　3251平石和男　3952中澤和志　3983須藤博倫
3716石渡鉄兵　3978齊藤　仁　4297山田哲也
東海
3959坪井康晴　4208三浦永理　3473石川真二　3779原田幸哉　
3941池田浩二　3946赤岩善生　4183宇野弥生　4337平本真之　4024井口佳典
近畿
3388今垣光太郎　4013中島孝平　3721守田俊介　3918深井利寿
3415松井　繁　3556田中信一郎　3557太田和美　4042丸岡正典　
4044湯川浩司　4168石野貴之
3484芝田浩治　3577向所浩二　3612馬袋義則　3854吉川元浩
四国
3304烏野賢太　3232山川美由紀　3543福田雅一　3849中岡正彦　4030森高一真
中国
3822平尾崇典　3874山本寛久　3919村上　純　4166吉田拡郎　
4418茅原悠紀　3719辻　栄蔵　3897白井英治
九州
3257田頭　実　3783瓜生正義　3876中辻崇人　3899吉田弘文　4287今井貴士　
4350篠崎元志　3623深川真二　4320峰　竜太　2958井川正人

水面
どこからでも勝つチャンスのある平和島水面「平和島はどのコースからでもチャンスがあるからね」。優勝戦インタビューのとき、選手からよく漏れ聞こえるフレーズだ。シリーズの牽引車的選手が内枠を占める流れが通常の優勝戦ではあるが、「いや、俺にもチャンス十分」「たとえ大外だとしても展開1つで・・・」という認識は、選手の中でも根強い。

ターンマークがハッキリ南北に振れている平和島は、夏場がホーム追い風、冬場は向かい風と相場が決まっており、1年を通じて強風の日が多い。潮の干満も乗り心地に影響するが、それ以上に風の向き、強さは考慮すべき絶対的要素として頭に入れておかなくてはならない。

モーター
「高勝率機=パワー機」も部品交換で気配一変基本的には「高勝率機=パワー機」の図式だ。使用期間も10ヵ月と長く、相場は固まっている。ザックリ言えば2連率42～43%以上が上位機。40%前後が中上機だが、「65」「16」あたりは乗り手に恵まれていた面もあり、割り引きが必要か。

注意すべきは現行のプロペラ制度との兼ね合いだ。低調機が破損によるプロペラ交換から一気によみがえるケースがある。その一例が「44」だ。ワースト級だったが1月に接触によりプロペラ、ギアケースを換えて一変、トップ級の行き足を誇るまでに変貌した。「60」も急上昇機だ。隠れ上位機としては「47」を推奨したい。

3連単
平和島の舟券作戦は風向きへの対応が必要風の影響をモロに受ける平和島では、気象条件によってレース傾向が変わる。向かい風ならダッシュ優位、追い風なら内有利という教科書どおりの舟券作戦が、案外単純に「的中」への道しるべとなる。

総理杯の時期は季節の変わり目で、風がコロコロ変わる。向かい風が強く吹くようなら、カドになる選手を狙いたい。スタート展示で伸びる足があるなら、なおさら選手の格は問わず正解が出る。選手の技量差が小さく、スリットのバラつきも小さいので内が優位・・・というSG・GIレースでの法則は、向かい風のときの平和島では当てはまらない。一方、緩い追い風のときはインが利く。この場合は周回展示での回り足を考慮したい。

穴を狙うなら追い風より向かい風だ。人気のイン艇でも思い切って3連単から外し、カドから捲り差す選手へという舟券を押さえて欲しい。緩い追い風のときはインから手堅く。ただ、内→内で決まらずアウトの差しも届く水面なので、インからアウト艇でヒモ穴・・・という買い方が穴党にはオススメだ。

また、3月の平和島は、気温が上がって強い追い風が吹くケースも多い。この場合は、インが流れて差し差しで決着。大穴が出やすくなるので、点数は絞らず、差す出足がある選手同士で手広く買った方が良い。

選手
当地通算11優勝の平石に高配当期待今年の総理杯に限れば、地元勢は手薄だ。また上位機、低調機の差が大きい平和島で、かつ気象条件が日々変動する時期の開催だけに、不確定要素は多い。事前にシリーズの主役を選ぶのは難しい。

それでも、現行モーターに換わってから平和島で仕上げた実績のある選手に調整の利はあるはず。井口佳典、池田浩二、吉川元浩、烏野賢太らが該当者だ。白井英治も元来当地は強い。

穴っぽいところでは平石和男。当地は通算で15回優出して11優勝と勝負強さは突出しており、水面には好印象を持つ。好モーターと組めば大暴れも可能だ。