国産ワインの消費量を増やす会コミュのタケダワイナリーを守るため

山形県のタケダワイナリーが近隣地域への清掃工場（ゴミ処理場）建設を巡り、深刻な苦境に立たされています。
ぜひとも皆さんのお力を貸してください！

「２市２町でつくる山形広域環境事務組合（管理者＝市川昭男山形市長）の新清掃工場建設計画を巡り、予定地の一つ上山市裏町大石蔭への建設に反対する新たな組織「蔵王スター・タケダワイナリーを守る会」が発足した。地元住民の反対運動とは別に、予定地近くのワイナリーへの影響を心配した県内各地のワイン関係者らが設立。県内外で署名活動を進めている。」（記事本文より）

タケダワイナリーは、化学薬剤の使用を徹底的に控える自然栽培を、肩肘張ることなく、文字通り「自然」に進めている日本でも稀有なワイナリーです。また樹齢70年以上というマスカットベリーAを筆頭に、シャルドネやカベルネ・ソーヴィニヨンなども樹齢20年以上の貴重な古木を育てていることでも知られています。誇張などではなく、まさしく日本ワイン界の財産といえるワイナリーだと思います。

もちろんゴミ処理場は、どの地域にとっても不可欠な存在でしょう。しかしだからといって、どんな場所に建設しても良いというわけでもないはずです。タケダワイナリーが長い年月をかけて培ってきた自然栽培の畑が、排出されるダイオキシンでどんな影響が出るのか。それは、いまの段階では明確なことは分かりません。しかし影響が出ないと考えるほうが不自然ではないだろうかと私たちは考えています。
新聞の報道によれば、今回の建設については行政側の迷走ぶりと、周辺地域を無視した強引な進めかたについても疑問が投げかけられています。

上述のとおり、地元ではすでに「蔵王スター・タケダワイナリーを守る会」が発足しています。設立メンバーは酒販店やソムリエなどで構成される有志の方々。注目を集めるイタリアンレストラン「アル・ケッチァーノ」のシェフのお名前もあります。
私たちもできる限りのことをしたいと思い、その第一歩として署名のお願いをさせていただくことにしました。
いま、署名活動はワイン愛好家の方を中心に広がりを見せ始めており、
ワイナリー関係者の方々にも賛同していただける方が続々と増えています。

ぜひ、下記の資料をご一読ください。
それぞれのファイル名をクリックすれば、pdfファイルが表示されますので
必要に応じて印刷をお願いいたします。

「署名のお願い」（「守る会」及びタケダワイナリーの見解があります）

「署名用紙」

「河北新報」（今回の顛末に関する記事です）

「朝日新聞」（同上）

ご賛同いただける方は、「署名用紙」を印刷のうえ、ご署名をお願いいたします。
締切は2月末日必着。署名用紙に記された送付先までご郵送ください。
できるだけ多くの方のご署名をいただければ助かりますが、お一人だけでも構いません。
署名は必ず自筆で、また同じ住所の方は、繰り返し住所をご記入願います。

ご不明な点がありましたら、mail : info@nihonwine.com まで、お問い合わせください。

1人でも多くの方のご賛同をお待ちしております。
何卒、よろしくお願いいたします。

JwN 日本ワイン振興ネットワーク