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air franceコミュの3月20日のフライト パリ to 関空

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ストライキのトピを立てたミュンヘン在住の「やま」です。
結局、3月20日のフライト(パリ to 関空)はストライキという観点上、大丈夫だったのですが、下記の様なことがあったので報告します。

小生の日記からですいません。


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遅くなりましたが、なんとか無事帰国報告です。

出発、金曜日の早朝。着、日曜日の午後という50時間にわたる長旅でした。

事前に懸念されていた前日のエールフランス(というかパリ全体)やミュンヘンのストはなんともなく、無事に飛行機に乗ることが出来ました。。

パリでの乗り継ぎ時間も約2時間で、出国審査に長蛇の列だったが慌てることなくパスし、777型の機内へ乗り込む。

そして帰国へ向けてのラストフライト、、、、のはずだった。

離陸後約2時間で急患発生、「お医者さんはおられますか?」のアナウンス。

あぁ、かわいそうに、、、とその時は思っただけだった。

さらに4時間後、ウラル山脈を越え、ロシアも半ばまで来たころ、再度アナウンス。
「1刻も早く患者さんを病院に連れて行く必要があるので、2時間掛けてモスクワへと引き返します。その後すぐ再度関空へ向けて離陸します。」

えぇ??しかし、患者さんの命が1番なので仕方がないか。。。。
画面に映る飛行経路は見事180度ターンし、再度ウラル山脈を越えモスクワへと向かう。

そして夜中の9時半。無事に(?)モスクワ着。
これがロシアかと、少し感慨にふける。患者さんは無事に病院へ行けたのだろうか?何の病気だったのだろうか?とかいろいろ考える。


しかし、待てど暮らせど離陸しない。
再度機内アナウンス「給油の際にトラブルが生じたため、もうしばらくお待ち下さい」

ふむ、給油が出来なければ飛べないので、それも仕方がない。。。



そして、さらに機内で待ち続け、モスクワでトータルなんと約6時間が経ち(夜中の午前3時半;本来ならとーっくに日本に着いている時間)、再度アナウンス。



「パリへ戻ります」

ガーーーン。大ショック。




英語での機内アナウンスによると、もし、このまま関空へと飛ぶと操縦士及びフライトアテンダントの1日連続労働時間が労働基準法に引っかかるらしい。なので労働時間短縮のために戻るそうな。

確かに関空まであと8時間。パリまで2時間半。
午後1時から労働開始として、モスクワ離陸時で既に14時間半の連続勤務。
すなわちパリへ向かえば、連続勤務は17時間、関空に行くと22時間半になってしまう。
確かにこれでは激務だ。あきらめるしかない。
もし超過勤務が原因でトラブルが生じれば、なんでパリに引き返さなかったのか?と非難されるだろう。
モスクワで宿泊する選択肢もない。なぜならば、ロシア入国にはVISAを要するからだ。
というわけで、一応納得。

しかしながら日本語でのアナウンスはまるで説明が違った。
「機体の故障の為、パリへ戻ります」
おいおい、全然説明が違うじゃないか!
確かに、日本人に理解を求めるのも難しいというのも理解できるが、本当の理由を言わないというのもどうかと思った。

というわけで、午前6時、再びパリに着陸。
17時間、機体に閉じ込められていたので、疲れていたが、外に出られただけで嬉しい。
そのまま入国審査へ並ぶ。出国した翌日に入国審査とは。。。とほほ。

外に出ると対応係官が立っており、上の階のカウンターに行ってくれとの事。

当たり前だが400人が再び列を作るので待たされる。
係員の説明によると、幸運にも関空への代替便が午後2時半に出るとの事。
それまではホテルを用意したのでシャトルバスを待って下さいとの事
そしてバスを待つが、うーん、なかなか来ない。

結局ホテルに到着したのが午前9時。再び空港へ向けてバスが出るのが12時なので約3時間のホテル滞在。

この間、朝食を取り、シャワーを浴び、ゴロンと寝て少し回復。
空港で昼食をとり、再び入国審査。

さて、搭乗口に2時前には着き、準備万端。いざ関空へ。。。


のはずが、しかしながら、これも何かがおかしい。。。
時間になっても搭乗のアナウンスが流れない。。。

「搭乗システムが故障しているので、もうしばらくお待ち下さい」
のアナウンスのあと、待つこと約20分

「復旧にもう少しだけ時間が掛かるので、お飲み物を配ります」
おいおい、長期戦じゃないか。本当に帰れるのか?
もしこれで飛行機が飛ばなかったら、ミュンヘンへ戻ろうかという考えがよぎる。。。


結局待つこと2時間。ついに搭乗開始。

今回は無事に関空に着くことができ、晴れて母国の地を踏むことが出来たのでした。

あぁ遥かなる日本でした。


今回の旅は、娘達が元気でよかったです。これで風邪引いたり機嫌が悪かったりすると大変ですが、意外とちゃんと耐えてくれました。
「お嬢ちゃん達偉いわねぇ、こっちまで元気にしてもらった〜〜」とたくさんの人から声を掛けてくれました。親としては嬉しい限りです。

コメント(13)

やまさま、お疲れさまでした。とても大変でしたのですね。

昔ルフトハンザ搭乗時に、フランクフルトから成田に向かう途中、やはり急病人が出て、但し離陸直後だったので、コペンハーゲンに緊急着陸したことがありました。当時は「Star Alliance」のようなアライアンスネットワークが、徐々に構築されようとしていた時期だったと思いますが、コペンハーゲンの空港では、搭乗機が直ぐに発着案内のスクリーンに反映されるなど、とても手際よい対応だったことを覚えています。

同じ Skyteam の hub でも、ロシアで素晴らしい対応を求めるのは、難しいのですかね。。。
労働基準法は仕方が無いですね。

それと、ある意味殆どの事象がいつもどおりなエールフランス。

その全てが同時に襲ってきた感じがあります。

ちなみに、振り替え便はごねた者勝ちです。

もし、もういいから名古屋便にしろ!とか

不安だから成田経由にしろ!!

とか、ごねまくるとなります

その方がビジネスクラスになる確率も高いですからね。

結局は同じお客さんが飛行機に搭乗してしまうので、同じ行き先にみんな乗るとUPGは望めず。

そして、臨時便の対応はシステムを使いきれて居ないエアフラ地上職が多いのでめちゃくちゃですw


もう一個いうなら、フランス語の方も日本語の方も正解なのでは無いでしょうか?
もしかしたら、本当にロシアで給油できなかったのかも?w
試みたけど、結局あきらめて・・・・

労働基準法という名目で納得するのが欧米人
機材故障という名目で納得するのが日本人

日本人に労働基準法云々言っても、残業させろよの精神が働きます・・・よね?w
>ジロマリ様
マイミクの方も同乗されていましたか。かなり長時間同じところにいたので、なんとなくお客さん同士、一体感が生じましたよ。
地球を反対周りというのも凄い話ですね。

>Ilikehugh様
そのような素早い対応だといいですね。
フランス人にその様なサービスは可能なのだろうか???

>ゴーチョク様
>そして、臨時便の対応はシステムを使いきれて居ないエアフラ地上職が多いのでめちゃくちゃですw
これはとても説得力があります。なるほど、よく分かりました。そんな感じでした。

>日本人に労働基準法云々言っても、残業させろよの精神が働きます・・・よね?w
全くその通りです。日本はお客様が第一ですからね。ヨーロッパではサービス提供者が神様です。。。
ゴーチョクさん、やまさん
労働基準法はいくらパイロットやスチュワーデス全員が働きたくても、守らなくてはいけない法律なので仕方がないと思います。確か一日、一週間に働ける最大の時間が決まっていて仮にそれ以上働くと会社がとんでもない罰金を払わなければなりません。また従業員も何時間以上働いてはいけない言うのを守らなければならないと、法律違反になります。恐らくフランスだけではなく欧州大陸の殆どの国に似たような法律があると思います。

この事を知っている方達はいくら顧客でも法律違反までして、自分達の為に残業をしてほしいとは思わないのだ自分は思います。(乗客には残念ですが)
クセノフォンさま

この場合どの労働基準法かはわかりませんね・・・・・
フランスの労働基準法では確かに週の最大労働時間は決まっていますし
更に、前日の残業後12時間以内の出社も規制されています

実は国際線の場合出社から帰国までの全てが労働とみなされます。
※現地では体調管理や次の長時間フライトに向けての準備として考えられています。
つまり、フランスのエアフラに出社してから、日本へ行き日本で数日滞在してからフランスに帰って会社を出るまで
これが全て労働な分けです。
当然飛行中のお金(手当て)は別に出るので、正確に言うと今回のは労働基準法ではないのではないかというのがゴーチョクの考えです。

言葉があっているかわからないですが、航空法の方になるんでしょうね。

その時間の境目が何処にあるのかはゴーチョクちょっと存じませんが・・・・
同じ法律は当然日本にもありますよ。
例えば、昔あった欧州線日本⇔アンク⇔欧州各国
日本⇔アンクが8時間
アンク⇔欧州が10時間
これの為にアンカレッジ駐在パイロットが居たわけで

今でも北米⇔南米専用のパイロットがアメリカには駐在しています

どちらにしても日本人の感覚では理解できない人が多いですよねw
それを理解している人は先の英語の説明で納得してますからね〜ヾ(´ー`)ノ
ゴーチョクさん

紛らわしい書き方をして済みません。
恐らくこの場合の労働時間は、労働基準法の範囲(通常は一日10時間以上は働けませんが、例外で12時間まで働けるようです。)でその上で航空業界の労働組合(結構各国とも強いと思いますが)が定期的に関係各所との交渉によって決めたものになっており(これは労働組合が雇用者全体の為に決めるはずです)、それが雇用契約書に記載されているはずです。

なお、許された労働時間を超えてしまうと、いくら手当を出しても働けなくなります。これらは雇用者のみ当たります。また役員等(フランス語でCadreと言われているもので日本で言う部長、支店長等は役員と考えられているようです)は契約により働ける時間が雇用者とはかなり違うようです。

自分は航空業界について知らないのですが、この場合、機内の休憩と滞在地の休憩は労働時間には数えられていないと思います。(その代わりに手当が出ますが)

自分は疑問に思ったのですが、日系の航空会社でやまさんが遭遇した事態になったら、どのように対処するのでしょうか。
日本でも以前機長が
「勤務時間超過になる」と、搭乗準備が整った後に欠航になったってありました。
確か千歳でJLだったような・・・

乗員の乗務時間は各航空会社独自で決めているようですが、
乗務時間の解釈はまちまちのようです。
海外の航空会社は概ねブリーフィング〜乗務〜デブリまでのようですが、
日系は乗務時間のみのようです。
それでも海外の航空会社より乗務時間多いらしいです。

そう言えば、ジロマリさんが遭遇したアムスでのKLM機材変更の件、
こないだ某日系の機長の友達と飲んだときに話したら、
「うちじゃホームでもまずそんな事はしないなぁ〜」って言ってましたよ!
機材故障による変更は普通にあると思いますが、
目的地でのトラブルに合わせた機材繰りはしないそうです。
携帯からなので、長く書けずすいません。
つたわるといいんですが。
しかし、今回の件で成田は評判落としたというか、
恥をさらしましたね。
森田新知事はリニアとか言ってますが、
それよりもまず、まともな空港にして欲しいよなぁ。
k∞さま
確かに国内系航空会社で今回の対成田のようにB777-200間でサイズを落とさないと着陸できない!!!
って、わかっててもサイズダウンは・・・・よっぽどのことが無い限り行いそうに無いですねw

特に、PYやシェルビジネスシート、ファーストクラスが欧州便とそのほかでは違うので、準備が出来なさそうw

あえて同じというなら米国便・・・・若干違いますがw
でも、これでも同じB777-300ですからね(A系はB747も混ざってますね)


確かに、成田は相当評判落としました。
せめて、せめてB滑走路が完全稼動していれば、夜中まであわせて全ての機材が成田発着可能だった筈です。

それに比べて羽田は間も無く4本体制
さ〜て、どうなる事やらですねw

CDGの様にAの奥に滑走路を!!!って言う意見が出てきたときには既に燃料タンクが完成していたようでw
グダグダです。

ただし・・・同じ一本体制のLON空港と比較すると・・・・問題は騒音対応である発着間隔だけなのですけどね。
ま、下を見ればきりが無いので上を見ることにしましょう。
成田、せめて24時間対応だったらカーゴなんかは深夜にまわせるんですけどね・・・
AF277も0時発CDG6時着とか・・・

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