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MAMBO BARコミュのラム名産地の音楽〜キューバ

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カリブの真珠とも言われるキューバ、その南端にあるかつて首都であった都にサンチアゴ・デ・クーバという街があります。

その街の名を冠したラムがあります、サンチアゴ・デ・クーバ。
カルタブランカと7年、11年、20年、そして高額品ですが25年とゴージャズにラインナップも充実しています、キューバのラムは軽快で香り豊か、そして親しみやすい。美味しい美味しいモヒートの本場、そう楽しい楽しいキューバンラムです。

その街から発したキューバの代表的な音楽に『ソン』があります。



美味しい楽しいキューバンラムの国、実は超大国なのです。
日本の本州の半分ほどの面積に約1100万人ほどが住んでいるのですが、これのどこが超大国なのか、それは音楽がまさに『超大国』なのです。

キューバはあらゆる意味でラテン音楽の総本山、長年ラテンの世界では圧倒的な存在感のMUSICA CUBANA(キューバの音楽)さすがにその全てをここで網羅するのは不可能というものですがそのサンチアゴ・デ.クーバ出身の『ソン』という音楽を少しご紹介します。

『ソン』とはなにか、90年代にアメリカ人ギタリストのライクーダーがらみで世に出た、ブエナビスタ・ソシアルクラブも有名ですね、アルバムから映画にまでになり、日本ではさほどでもありませんでしたが、欧州では爆発的な超ヒットにもなりました、あれも『ソン』です。

音楽なのでまずは聞いたほうが早いですね、まずその『ソン』を決定的に確立した偉大なグループ、『セプテート・ナシオナール』です。





このグループはやはり、サンチアゴ・デ・クーバでイグナシオ・ピニェイロという作曲家が1927年(なんと昭和2年!)に結成し、現在もメンバーチェンジし健在という超老舗バンドなのです。

細身襟小さめスーツと細めタイがかっこいい!おそらく60年代の映像でしょう、彼らの最も代表的な曲『Suavecito』意味は『優しさ』




少々短いですが70年代の映像。


『ソン』はスペインのギターがアフリカの太鼓と恋に落ちて生まれた音楽とも言われていますがまさにぴったりの形容ですね〜ロマンチックです。

スペイン調の叙情的なメロディーとシンプルながらぐいぐいシンコペートするビートが特徴で、様式としては、A~Bメロなど前半スペイン的な旋律で後半モントゥーノというコーラスと歌の即興をコールアンドレスポンスで盛り上げるのがお約束です。

トレスという弦が3セット複弦のマンドリンやリュートのようなギターが特徴で、それのオブリガード(フレーズ)がギターのバックビートとパーカツがぐいぐいグルーブを出す中ぐいぐいくいこんでいく様が実にスリリングでトリッキーです。


味わい深いが決して枯れすぎず、パワフルですが、これも決して出過ぎず、そんなところにクバーノ達の粋な心意気が感じられます。
セプテートナシオナールの数々の名曲は今なおクバーノたちには歌い継がれ、多くのキューバ音楽の基本となり、長い年月の中、ニューヨークに渡ったクバーノやプエルトリカーノ等により、『マンボ』へ、さらに70年代には『サルサ』へと変貌して行きます。




地方都市のローカルバンドの映像、曲は『SON DE LA ROMA』これもセプテートの代表曲です。



しかし、こんなマイナーグループがこんなものすごい強靭なビートだとは、、、
実はキューバのミュージシャンはみな普通〜にこれくらいの水準なのです。
まさに音楽超大国、彼らは言葉や文字を憶える以前に、友人同士の遊びの中で太鼓を叩き始める人々、まさに音楽は彼らの血であり肉でしょう、そしてキューバンラムはその心を慰め包み込むホルモンのようなものでしょうか?

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