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日中関係友好促進コミュの今の中国

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今の中国について考えて、思ったことを発表させていただきます。

今の中国は今年8月にオリンピックを、2010年に上海では世界博覧会を控えています。中国国民の性質からいうと、こういう国の権威をかけるイベントを成功させることで団結して取り掛かることが現在の中国の実情です。また、成功すると思います。

しかし、こういう表面的に「栄光」的な動きの背後には、たくさんの裏事情もあると思います。あんまり知られないのは、中国政府の情報規制によるものです。

一例を挙げると、土地のことに関することです。
社会主義国ですので、中国の土地はすべて国のものであります。
数年前から、中国が世界の工場として世界からだんだん認められるようになりました。その時期前後では、中国では大きな変革がありました。中国も昔日本と同じように小さい家屋が中心でありました。しかし、経済発展のため、政府はそういった家屋をすべて壊し、マンション型住宅を推進していく方針を出しました。実際、僕の故郷である遼寧省鞍山市でもそういうことがありました。二階立て以下の建物をすべて壊されました。
急に「この土地を取り上げます(?)から、引っ越してください」といわれても、納得いきませんねー。こういうことがずっと続くと、政府も困ります。そこで、いろいろ元住民を襲い、強引に引越しさせることも多発していました!!!最悪ですね!しかし、ここでみんなに混乱してもらいたくないことがあります。それは、こういうことを指示するのはすべて政府とは限らないことです。中にも不動産業者や建築会社関連の人間による動きも予想できるではないかということです。

この土地改革を今からもう一度考え直すと、以下のことが言えるではないでしょうか?
良:外資系企業の呼び込みに成功し、中国の経済が著しい発展を遂げることが出来ました。
良:不動産業の活発化。
悪:外資系企業呼び込みがために規制を緩くした結果、環境への配慮が欠け、環境問題に直面する曲  面となりつつあること。
悪:不動産業界における規制も甘く、莫大な利益を吸い取る金持ち層と高いローンを背負って家を買う   一般国民の格差拡大。


時間は後戻りなんてできやしない。だから、人間が行ってきた活動はそのまま歴史として残されるのです。英語の時制の勉強でも、「歴史を扱う場合は、動詞は現在形を使う。」といいますよね?なぜなら、歴史は変わらないからです指でOK
今の中国政府は胡錦濤主席として、すでにできてしまった格差社会の是正をこれからの政治の軸足としています。しかし、こういった社会事情はそう簡単に変えることは出来ないと思います。時間をかけて、かつ官官互利のようなことを根絶しなければ達成できないと思います。

コメント(7)

東京オリンピックは1964年でした。そのときに東京・大阪間を走る新幹線ができました。高度経済成長にともない、地価が上昇しました。

道路や鉄道を作ればその周辺の地価が上がります。そのような公共事業の計画をインサイダーとして早期に知ることができる政治家や政府役人、それらに賄賂を渡してインサイダー情報を得る商売人らが、巨万の富を得ました。そこに、「権限」を「金銭」に置き換えて作られたと言ってよい格差が出現しました。

80年代、90年代と時を経て徐々にそのようなインサイダー取引がなされ難くなり今に至ります。

裏取引が少なくなった日本は、一旦、格差の極端に小さい社会になりました。全員が「中流」となったような社会が出現しました。
しかし、それは維持困難な社会でした。経済が停滞してしまったからです。働いてもたいして儲からないし、働かなくても生きていける、そんな社会になり、働く気力を失った日本社会全体が沈没しかけていったのです。

なんとかしなければいけないということで、90年代後半から「規制緩和」が進められ、市場競争原理を導入する政策がとられました。これは、端的に言えば「政策をとることを止める」政策です。
その結果、格差が広がり始めました。

今の日本の格差は、自由競争社会化したから出てきた格差です。「権限」を「金銭」に置き換えて作られた格差ではありません。
自由競争社会化してできた格差ですから、自由競争の原則に基づいた逆転が起こる格差です。努力と能力と運とで格差がつく社会。言い換えれば、努力が報われる社会といってよいと思います。



土地の個人所有を認めない社会主義社会は、一見平等な社会を作るように見えますが、自然(自由)にまかせておけばそのような社会を維持できません。そこには、強力な人工的な力がかけられなければならないのです。その結果、巨大な「権限」が生まれ、その「権限」を「金銭」化して大儲けする人たちが出現します。

今の中国は、東京オリンピックの頃の日本に似ていると思います。
今後、中国では、どのようにして権限の金銭化プロセスを廃絶していくのか?なかなか興味深い課題だと思います。

なるほど!権限が金銭になるのですね〜
中国は広いぶんだけ、その廃絶も難しいですね〜
なんでもアメリカがよいとは限りませんが、アメリカは国を50州に分けて、それぞれ独自の法律で動いています。そして州同士で競争しているのです。

民衆は悪い州は避けて良い州に集まり、そこで税金を払う。

たとえば、ある州で官官互利のようなことをしたら、その州に残るのは官だけになってしまうから、甘い汁を吸えません。

官官互利根絶のひとつのやり方と思います。

確かにそれはいいですね〜しかし、中国は中央集権制ですから、そういうやり方じゃ通用しないですね〜
だから、「よくきた」さんの肩をもつような言い方になるが、中央集権制のところが問題なんですよね。

今の中国はまだまだ貧しくて、一致団結して上を目指す、というやり方が通用しますが、経済発展が進めばいずれそれではやっていけなくなる。そこで、中央集権制を捨てられるか否かが、中国が先進国の水準に至れるかどうかの岐路になると思います。

中央集権制を捨てられなければ、それ以上の発展は望めないでしょう。「権限をお金に換える」立場の人たちはそれで良いのだろうけれども、国民大衆がそれで納得できるかどうか?
僕もそれが一番のポイントだと思います。つまり、官民の間でできる溝がどんどん深くなっていますね。天安門事件みたいな事件が起こらないようにどう中国を変えていくか、どう変えれるかは今の中国政府の課題です。いいところだけ外部に見せ、悪いところをすべて隠すようじゃ、いずれ通用しなくなります。

官民間の溝をうまく埋めることができなければ、中国も将来、ソ連みたいに政治崩壊してしまうでしょう

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