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Web Accessibilityコミュの「本文へジャンプ」機能の改善方法

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多くのサイトで、全ページ共通のグローバルナビなどを毎回読み上げるのはジャマになるだろうから、と「スキップ機能」がつけてあります。
たいていの場合、

1.1ピクセル四方の透明gifをヘッダ直後と本文直前に配置。

2.本文直前のgifにアンカーを打って「ここから本文」と代替テキストを入れる。

3.ヘッダ直後のgifに「本文へジャンプ」と代替テキストを入れて、さきほどのアンカーへのページ内リンクを設定する。

4.gifとgifの間に、グローバルナビなどスキップさせたいものを配置。

という方法ではないか、と思います。
わたくしも仕事で作っているサイトには、このような設定をしています。

この手法が好ましいものだ、という認識でずっといたのですが、
先日、アクセシビリティ関係のセミナーで、視覚に障碍のあるかたから
「配慮ということなのだろうが、実は、この機能が非常に使いづらい」
と指摘され、どうしたものか、と悩んでいます。

使いづらい理由としては、ページ内リンクを使用しているため、ブラウザの「戻る」機能を使うと、1つ前のページに戻りたいのに、そのページの「本文へジャンプ」のgifのところに戻ってしまうから、ということでした。

javascriptのhistorybackなどを使わずに、「本文へジャンプ」機能と「前ページに戻る」機能を両立させる方法をご教示いただければ、と思います。
よろしくお願いします。

コメント(35)

面白い話ですね。
先日望月さん(http://mixi.jp/show_friend.pl?id=565589)が日記に下記のように書いておられました。

■以下引用

(3)サイト共通のメニュー
 ほかのページにユーザーをナビゲートするための長いグローバルメニューが
本文の前にあるのはアクセシブルではありません。
 ただ、これは表示上のことではなく、HTML の順番のことです。
 最初から見出し付けされた本文があり、ほかのページにナビゲートするため
のリンク集はその後の方が良いサイトです。
 ただ、リンク数が少ない場合には、最初にあっても構いません。

■ここまで

こうすれば、一応解決すると思われます。
ただ、個人的には好きじゃない方法。

少しズレますが、私自身は最近ユニバーサル対応と美しさ、正しさなどの両立に限界を感じてきて、アクセシブルモードを別途用意しようかなとか考え始めてます。
こんな話もありますね。
話としては結果同じだと思うけど。

http://www.u-works.co.jp/column13.html


グローバルメニューをどうしてもhtml上で先に配置したいなら(どうせ画像ボタンなら)1枚の大きな画像にして、メニュー画像として配置し、html上の下(後のほう)にmapを配置するってのはどうですかね。

個人的には、文書構造を考えた時にメニューが本文よりも先にあるのはどうかと思うので、後方配置にしてますが。。。
あぁ、送信した後に気がついた。
質問の意図にそった回答になってないですね。。。

本文へジャンプ機能は不要派ってことでひとつw
早速、ありがとうございます>よのすけ様。

>これは表示上のことではなく、HTML の順番

おっしゃるとおりだと思います。
そこで、いわゆるメニューについては、CSSのfloatを使って
段組風に表示させたりしています。
しかし、横方向に関してはこの手が使えますが、
縦方向でこういったレイアウトをしようとすると、
ナビの位置をピクセル指定することになります。
そうすると、フォントサイズをユーザが変えたときに、
デザインがガラッと崩れることにもなりかねないし、と・・・・

>アクセシブルモード
友人と話しているとき、その方法も挙がったのですが・・・・
「別のものを用意する」というのも、なにかしっくりこない気がしたもので。
やはりそれがよいのでしょうか。
おまけ。

我が街、東京都江東区のサイト( http://www.city.koto.lg.jp/ )が、グローバルメニューをhtml上、後方に記述しつつ、画面上部に表示配置するというのを実践してます。

これ以上にいいやり方あったら俺も知りたい。。。
ありがとうございます>らき様。
あっ、同業者のサイトだ(笑)。

隠すことでもないので、曝してしまいますが、
わたくしが作っているサイトがこれです。

鳥取県米子市
http://www.yonago-city.jp/index.htm

グローバルナビについては、これを配置する前に
アクセス数の多かったコンテンツを選んでいます。
それなりにニーズのあるコンテンツだと考えられるので
できる限り、ページの上に持ってきたい、という考えです。
と同時に、ほとんどのページでスクロールが発生するため、
ユーザビリティを考えて、各ページの下にも配置したい、
と考えました。

グローバルナビ、画像はやめて、素直にテキストでしたほうが
ジャンプ機能も不要になるし、よいということでしょうかねぇ。
>「別のものを用意する」というのも、なにかしっくりこない
> 気がしたもので。
> やはりそれがよいのでしょうか。

そうなんですよ。しかも工数は増えますし。
私の場合みなさんと違って、システム系Webアプリが専門でして、プロダクトとしてのビジュアルの完成度というか精緻感はアクセシビリティとどうも相反するんですよ。(腕がないだけかもしれませんが)それなら別立てもやむなしかなと。

あと、プロダクト的に考える私としては、論理構造上もメニュー系が先頭にあるべきと考えていて、みなさんのメニューを本文のあとにというのはちょっとびっくりしました。
ちょっと作ってみました。(かなりいい加減)
http://www2.airnet.ne.jp/xxx/naviTest.html
ヘッダ部分はが幅固定になってしまうのがだめですが、
文字サイズ変更には一応対応できます。
望月優です。
よのすけさん、私の日記の一部を紹介してくださり、ありがとうございます。

皆さん、とてもよい意見交換をされていますね。
私の考えはよのすけさんが紹介してくれた日記の通りなのですが、ただ、これには、SEOもあわせて考えてということが含まれています。

めりーさんが提示してくれたテーマからは、私にはあまりにもいろいろなことが派生的に思い浮かぶので、何に焦点を当ててコメントしようかなと迷っています。

WEBJISを守って作ったという具体的結果の中で、もっとも不満の残るのは確かに私もこの点ですね。

私は、SEOのことを横におけば、グローバルメニューをHTML的に前に持ってくること自体は選択肢として十分煮ありだと考えています。

私が特に好ましくないと思うのは、

1.「ここから本文」などとわざわざ本文の始まりを意味する言葉を入れること。
2.晴眼者には見えない画像に alt テキストを張ること。

の2点です。

1.は、本でもちらしでも、「ここから本文」などと書いてあるものは存在しません。

聞いていて、自然に本文に入るんだなとわかる見出しテキストで本文の先頭を示すべきだと考えています。
だから、これは、ウェブ制作者の問題というよりも、ウェブに上げるべきコンテンツを書く人の問題かも知れません。

本文始まりの条件は、

・明確に見出しと感じられるフレーズから始まること。
・そのフレーズが見出しタグでマークアップされていること
の2点だと思います。


2.晴眼者には見えない画像に alt テキストを張ること。
に関しては、何か本当に裏技的で、裏技でしか視覚障害者に対応できないという印象が拭えません。
SEO的にこの手法を悪用することもできます。
そのような使い方をする人が増えれば、この手法は Google や Yahoo! からスパムと認定される手法になる恐れさえあります。

なので、この2.の方法は是非止めて欲しいというのが私の思いです。

JISの付属書にも掲載されているのが、とても不満です。
ナビゲーションスキップに関しては、アメリカのリハビリテーション法508条がベースになっているはずです。

電子・情報技術アクセシビリティ基準
サブパートB - 技術基準
1194.22 ウェブベースのイントラネット、インターネット情報およびアプリケーションの(o)で、
「ユーザがナビゲーション・リンクの繰り返しをスキップする方法を、提供しなければならない。」
というのがあったので、WebJISにも採用したと思います。

私自身は、パソコンで閲覧する分にはグローバルナビゲーションに対してあまり困らないのですが、WX310K搭載のOpera(スモールスクリーンモード/ケータイモード)で閲覧するときに長ったらしいグローバルナビゲーションはじゃまかなと。透明gifでスキップ機能つけられていても画像読込ONにしているとわからないし。
初めまして、参加させてください。

こちらで話されている内容について、非常に私も以前迷っておりました。
アクセシブルなサイトを作る上で、アンカーによるページ内リンクは避けるべき、ということは、視覚障がいをお持ちの方に話を伺って解っておりましたので、あるサイトを作るときには、メニューについて上部ナビゲーションバーではなく、cssでhtmlで終わり位置にできるように作りました。
しかし、そうした上で、疑問に思いましたのは、「メニュー操作を積極的にしたい人は困るのでは?」ということです。
途中まで聴いて、欲しい情報はここではない、と気づいた時。上部においてスキップにしていれば、上に戻れば良いですが、下部に置いたままだと早送りして探す、ということだけなのでは、ということです。
見出しタグなどをつけて、とも思いましたが、私が話を伺った読み上げブラウザをお使いの方に、見出しタグジャンプ機能を殆ど使ったことが無い方が殆どではないか、ということを伺いました。
たしかに・・・今は低レベルなSEOのせいで無意味な見出しタグが氾濫していますので、多くのサイトでは使えない機能ともおもえます。

それで、迷った挙句、上部の共通部分が終わった後に、1ドットgifで「メニューに飛ぶにはこちら」というリンクを置くという、逆の状態にしてみました。
ベストの選択ではないなあ、とおもいつつ・・・

ちなみに、もう1案として、本文前、メニュー前に見出しを置いて、トップページから近い場所に、「読み上げブラウザでこのサイトをご覧の方へ」という形で、見出しジャンプを使うよう説明する、という方法も考えておりましたが、やはり、それも微妙と考えたものでした。


望月さまのメルマガは、読ませて頂き、本当に勉強になることばかりでいつもいつも感謝しつつ読ませていただいております。
この、見出しジャンプ機能を使われない方が多いのでは、という意見についてはいかがおもわれますでしょうか?


ちなみに、アクセシブルモードということにつきましては、そのようなサイトを作ったことは有ります。
やはり、アクセシビリティを突き詰めて考えると、優れているものではないなあ、と考えました。
しかし、作ってみてわかった利点は、いくつもありました。
更新が無いのならば、選択肢として有りだと思います。
> 付属書で透明GIFの例を挙げている点は、SEO的にもよ
> くなかったかもしれません。

もうひとつ分からないのですが、どのように悪いのでしょう?

> 利用者の方のご指摘は、バックボタンで戻ると、アンカーの
> 前にしか戻らず、前のページに戻るのにひと手間多い、とい
> う趣旨かと思います。

遷移経路によって、ドキュメントが変わったり、変わらなかったりで、混乱するということでは?

> そのようなニーズが分かっていれば、たとえば、グローバル
> ナビゲーションの書き方を工夫したりして回避できるのでは
> ないでしょうか。

ユニバーサルデザインを考えるとき、UAのメディアはscreenとauralだけではありませんので、スクリーンリーダや音声ブラウザに合わせるが為、マークアップを工夫すると言うのは余りいい方法とは思えませんが、そうでもないのですか?
JIS策定委員の方までいらっしゃるとは!
私は、札幌でウェブディレクターをやっておりますtwoといいます。

得意の部分でしたので、横からフォローをさせてもらいます。

>> 付属書で透明GIFの例を挙げている点は、SEO的にもよ
>> くなかったかもしれません。
>もうひとつ分からないのですが、どのように悪いのでしょう?

ナビゲーションスキップで主に使われる、「1ドット透過gifに対してaltで説明文を詰め込んだタグ」につきましては、望月さまがスパムと認識される手法になる恐れさえ、と指摘されていますが、これは、恐れではなく現実、もしくは過去です。
既に、この手法は検索エンジンにおいてスパムと認定されてしまいます。
この、1ドットgifにテキストを埋め込むことは、SEOという言葉がまだ一般的ではなかった時代にSEOとして使われていたことです。限られたページに、検索エンジンにしか見えないワードを埋め込む手法として、これが使われたわけです。これが、一般的に行われ、検索エンジンに上位表示されるようになりましたので、すぐに対策が行われました。
現在は必ずしもそうではないですが、一時は、「画像につけられているaltは殆どgoogleが読まない」という状態にありました。
また、これも一時のことですが、「ある程度より小さい画像ファイルに」「ある程度多くのテキストをaltで埋め込まれた」ファイルが大量にあるhtmlファイルは、SEOを意図されたページとして、そのページ全体がペナルティを受けていた時代もあります。今も若干そのような状態はあるとおもわれます。

ですので、ナビゲーションスキップを入れているアクセシブルなサイトは、検索エンジンから嫌われてしまう、という可能性があります。


SEOのペナルティの基準というのが明確なものがなく、定期的に変わるものですので、これによって目に見えたマイナス効果があるとは思えないとは私も考えます。
しかし、基本的には検索エンジンスパムと捕らえられていた手法であることは確かですので、それを基準として掲載するのは悪い、という意味だと考えます。
>>まさまささん

誰もJISが悪いと言ってるわけではないし、そもそも議論の対象になってないので、そこはどうでもいんじゃないかと。。

seoの件については1*1のgifを見えないキーワード埋め込みのためにh1の中に書いたりしたら、それはよろしくないのは分かります。私が知りたいのはまさまささんが書かれた「付属書で透明GIFの例を挙げている点は、SEO的にもよくなかったかもしれません。」ということの意味が知りたいのです。

> JIS本文に付属する、「解説」をご一読いただければと思います。

この点についても、まさまささんも書かれてる通りJISが絶対なわけではないので、JISが「一般用と特定の障害対応のように分けたりすることは、場合によってはやむを得ない方法として排除しない 」という立場をとっていても、それはJISの立場に過ぎないのでは?
ごめんなさい連投で。

>>twoさん

> 基本的には検索エンジンスパムと捕らえられていた手法であることは

サーチエンジンだましのキーワードを埋めればspamになりますが、「メニューをスキップ」と書いてseo的にまずいというのがわからないんですよ。
話の腰を折っていいもんか迷うけど、トピの趣旨とは異なった議論で話が進んでるんで、それはそれ、これはこれでまぁいいかw

>6:めりいさん

グローバルナビ、画像はやめて、素直にテキストでしたほうが
ジャンプ機能も不要になるし、よいということでしょうかねぇ。

誰もつっこまないからいいのかな?とか思ったんだけど。
テキストだろうが画像だろうが、繰り返しになる(つまりしつこい)グローバルナビゲーションが、本文より前にある場合は、読み飛ばしをつけろ、とJISは言ってます。

個人的には、ドキュメントは製作者の意図を伝えるために存在するもの、として考えているので、画面上部に表示させることを意図したナビゲーション、なら読み飛ばしをつける必要はない、と思うのだけど、読み飛ばさないとアクセシブルじゃない、と”誤解”されてしまう508やJISのあり方は多少なりとも疑問あり、なんて思ってみたり。


それはともかく、別の案を考えてみたのよ。

今のドキュメントの、画面上部のグローバルナビゲーション部だけ、JavaScript で書き出したらどうでしょうね?

JavaScript で書き出すなら、

・文書構造上には影響が少ない
・altがついていればSRでも読み上げる
・JavaScriptに対応していないリーダーではソコは読まない(読めない)から読み飛ばしは不要になる
・よしんばHPRが気になるなら、UA判別をつけて出力しない手も打てる
・画面下部(ドキュメントの最後尾)にもグローバルナビゲーションはあるから、ナビは問題ない(少ない)

ってゆう風に考えられるんじゃないかなと。

まぁ、div#search と ul#headbar は文書の後ろに持っていくとして、ul#topnavi だけを今の位置に書き出す(的がないからなんか作る必要はあるけど)ようにすればいいのかなと。
どうでしょう?


話の腰を折るついでにおまけ。

htmlのソース見てたんだけど、見出しタグの使い方がおかしいですね。
引越しの手続き〜は、h1じゃダメでしょう。。。
米子市からのお知らせ、がh2なら、よなごニュースもh2ですよ、たぶん。
メニューのhtmlも工夫の余地ありありですね(個人的主観だけど、メニューもh2)

ええと、がんばってくださいw
>>まさまささん
了解しました。こちらこそ恐縮です。

>>月守さん
hidddenはスクリーンリーダー系(音声ブラウザでなく単純に画面を読むツール)で難しいかもしれませんね。
望月優です。

SEOの話を持ち出して話を混乱させてすみません。

ただ、アクセシビリティに配慮したサイトがスパム扱いされて検索エンジンで引っかからないという状況はゆゆしき状態だと思ったものですから、書かせて頂きました。

ところで、twoさんから見出しジャンプ機能を使わない視覚障害者が大井のではないかとの指摘があったので、これにお答えします。

まず、ご指摘はそのとおりです。
次に、私は見出しジャンプ機能を利用して大変効率よくウェブブラウジングができるようになった一人の利用者として、この機能をより多くの視覚障害者に使ってもらおうとこれからも働きかけつづけようと思います。

本当に、これを使うか否かで時間効率がものすごく違うのです。

次に、音声ブラウザ環境ですが、
ホームページリーダー
ボイスサーフィン
JAWSでIEを利用している状態
では見出しジャンプ機能が使えます。

PC−TalkerでIEを利用している状態では、この機能は使えませんというか、IEにないので、ありません(もしもIE事態に見出しジャンプ操作があったら教えてください)。

なので、私は、視覚障害者のユーザーエージェントとして、見出しジャンプ機能は必須だと考えています。

ウェブアクセシビリティは、お互いがリーズナブルな地点に向かって歩み寄らなければならないと考えています。
ユーザーエージェントが見出しジャンプ機能を持ち、ユーザーがその機能を利用し、ウェブ制作者は適切な見出し付けをすることによってアクセシビリティを高めるという協力関係が必要だと思います。
望月さま、レス有難うございます。勉強になります。

難しいのは、通常のサイト構築でも同じですが、アクセシビリティはやはり難しいと考えました。

この本文ジャンプの機能も、「理想の方法」というものは存在しないのだろうともおもいます。

ページ内リンクは、読み上げブラウザで使用されている方にとって、頭の中のサイトマップを崩すことになるのでダメ、という指摘も、ナビゲーションを飛ばせないとダメだ、ということの両立は、様々なブラウザと、様々な使われ方がある段階で、不可能だと思います。

と思いますと、やはり権威ある基準としてJISの方法を選択するのがベストなのかな?とも私は思います。
そのような、JISのせいで思考停止する考え方は、制定の意図とは異なるかもしれませんが・・・・
スキップ用の1*1の透明GIFですが、私の場合3年程前にIBMの浅川さんから直々に教わった手法で、それをアレンジして読み上げソフトでも効率よくページを閲覧できるように適度にジャンプ用のGIFを埋め込みを行い、又、昨年取り組んだ地方自治体のアクセシビリティ関連のコンサルティングでもこの方式を推奨していたのですが、ここ数年で色んな議論が起こっているんですね。
実際のところSEOとアクセシビリティを無理に両立させることはないと思います。なぜなら、SEOは構築側がより多くの人に見てもらうために行うもので、アクセシビリティは使う人の立場に立って行うものであるからというのが、私の見解です。
どうしても両立させなければならない場合は、SEO用のページを別に作ってしまえばよいのではないかなとも思います。
しかし、私もWEBを構築する者の端くれですから、客先からSEOに長けたページを構築してくれと言われれば、そちらは尊重しなければなりません。出来るだけアクセシビリティの方を声を大にしてはいるのですが・・・
皆さんのいろいろなご意見に、改めていろいろと勉強させていただいております。
ありがとうございます。

グローバルナビをページ1箇所にすれば、
透過gifによるスキップ機能のないページは作れると思いますが、
これもアクセシビリティの観点から、ページトップとボトム、2箇所にグローバルナビはあるべきだとも思います。
上肢に障がいのある人やマウス操作が苦手な人にとっては、
ナビ要素ができるだけあったほうがよいように思うからです。
かといって、ナビの記述を本文の後ろに2つ書き、
CSSで1つをページトップに、もう1つを表示させる、というのもひどい話ですし・・・・
1つのHTMLをページ内の2箇所に表示させる方法はないものでしょうか?

ちなみに、この話題の出たセミナーでは、
スキップ機能の話題だけでなく、
「最近のページは、グローバルナビやパンくず式ナビなど、
とにかくナビが多くて、まるでリンク集のようだ。」
という意見もありました。
うーん・・・・
望月優です。

このスレッド、面白すぎて困っています。
発言したくなるポイントが多すぎるのです。

まず、twoさん、実は、私は内部リンクには全く否定的ではありません。

むしろ、内部リンクは便利だと思っています。

めりいさんが最初に提示した問題、「前のページへ」コマンドを実行しても、前のページに戻るのではなく、前の位置に戻ってしまうという点、唯一、これはめんどくさいと言えばそうですが、私のイメージの中では当然の動作という意識でした。

しかし、言われればそういうそれも確かなので、ボイスサーフィンを開発している立場としては、どうしようかなとも思っています。

ただ、内部リンクが頭の中のイメージマップを壊すということは、少なくとも私に関してはありません。

内部リンクを辿ってばんばんジャンプできるのは非常に快適だと感じています。

例えば、それこそ内部リンクのナビゲーションになるのですが、ページのほぼ先頭から内部リンクのナビゲーションがあって、その中からお気に入りのリンクを押してそこにジャンプし、そのブロックを読み終わったらそこには「ページの先頭へ」という内部リンクがあるからそこを押してまた先ほどの目次(ナビゲーション)に戻るといった構成は、とても使いやすいと私個人としては思います。

次に、cooperさんの言われるSEOとアクセシビリティとの関係についてですが、これは両立すると思いますし、両立させるべきだと思います。

まず、実際は、ほとんどの面でアクセシビリティに配慮した作り方はSEO的にも良い働きをします。

ここで取り上げられたような、いわゆる隠しテキストに当たるような方法のみ、SEOに反するのです。

それから、SEOと両立させるべきだという点は、SEOもアクセシビリティの枠組みの一翼を担う大変大きな要素だからです。

アクセシビリティというのは、「アクセスのしやすさ」という意味です。
障害者も検索エンジンを使ってアクセスしてきます。
つまり、検索エンジンは、アクセシビリティの窓口の一つなのです。

実際、私なんかも、障害者自立支援法について知りたいなと思ったとき、厚生労働省のサイトのトップから入ろうとは思いません。

Google で検索します。
その方が、目的のページに早くたどり着くからです。

そして、そのターゲットページは、実際、厚生労働省のページの中のあるページなのです。

その厚生労働省のページが万が一スパム認定されて、 Google のインデックスから外されていたとしたならば、私はその方法では見つけることができないのです。

というわけで、私は
SEOとアクセシビリティ
というコミュニティをこのmixi の中で1月に立ち上げました。

すみません。
私のコミュニティの宣伝に繋がってしまいました。

そんなわけで、アクセシビリティは障害者や高齢者が訪れた後のことだけを考えてはいけないというのが私の考えです。

と言っても、本当は、何か、音声ではしゃべるけれども画面には表示しないという方法が欲しいですよね。

その気持ちもよく判ります。

皆さんで Google や Yahoo! に対して、一つだけ、プラスにも評価されないけれどもマイナスにも評価されない、つまり意図的に無視してもらえる隠しテキストの方法でも提案しましょうか。

またまた話をあっちこっちに飛ばしてしまいました。
すみません。
望月さん
そう言われれば確かに検索工ンジンで確実にHitされるのもアクセシビリティの見地から見ても重要なポイントですね。
隠しテキストではないですが、html中のheadの中に、link rel で指定したページへのナビゲーションを提供する機能は、lynxやoperaに実装されています。
あんまり知られていないようなので目立たないですが。。。
これを拡張することで、もっとナビゲーションを効率化できると思うのですが、ベンダー各社ともあまり積極的でないのが難点ですね。。。


さて、せっかくなので、自サイトの宣伝をさせてください。
アクセシビリティに対する配慮の一つとして、独自に研究したものをまとめた成果です。

http://www.officel.biz/earls/

アクセスキーを使用して、ページ内、サイト内のナビゲーションを提供する、というのは古くからある仕様です。
が、キー割り当てに明確なルールがないため、サイトごとにばらばらで、結果として使えない、ローカルルール的なものになっています。
このキー割り当てを定型化することで、多くの人に使ってもらえるようにできないか、という試みです。

少なくてもUA依存の見出しジャンプよりは使いやすいと自負しているのですが。。。
便乗で申し訳ありませんが、みなさんの意見を聞かせていただけたら幸いです。
>>sasa_takuさん

私もこれを愛用しています。

display:noneは要素を存在しないものとして扱うので、読めなくて正しい。
hiddenは要素は存在するけど表示しないだからスクリーンリーダであれば読まないのが正しい。
top:-xxxは位置を決めるだけだから読んで正しい。
ということで、妥当性が高いと思ってます。

skipだけでなく、noscriptの代替としてジャバスクリプトからstyle制御したり、普通にスクリーンで見るのならレイアウトから類推できる見出しを飛ばしたり色んな局面で使用してます。

>この方法も、Googleがスパム認定しない保証はないわけですが。

未だよくわからないのがspam認定されて何が問題なのかということです。「メニューをスキップ」というキーワードが検索エンジンでインデクシングされないとして何が問題なのか?例えば、全日空のサイトは1かけ1の画像でスキップしてますが、普通に検索できますし、私のサイトでもsasa_takuさんの手法を使用してますが、数十万の検索結果のあるキーワードでもちゃんと1ページ目に掲載されており、いわゆる「グーグルはちぶ」には遇っていません。

また、仮に嫌われたとしても、製作者としては正しく書くしかないと思うのですが。。

尚、本件主たる問題はhtmlのナビゲーションに関する仕様の不備と音声系メディアユーザエージェントの機能実装不備にあると思っています。htmlの仕様面に関しては使えるようになるまで時間がかかりますので、音声系ユーザエージェントの機能をグラフィカルブラウザまでとは言いませんが、もう少し強化してもらわなければ、スムースな閲覧は難しいと思います。音声系ユーザエージェントはグラフィカルブラウザに例えれば、まだモザイク程度の開発段階だと思いますので、製作者側が工夫だけでは、ある程度読みにくくなってしまうことは不可避かと思います。

とりとめないことで。
望月優です。

音声系ユーザーエージェントがもっと進歩しないといけないというよのすけさんのご指摘、本当にその通りですね。

今は、ユーザーエージェントがあまりにも未熟なために、皆さんに無理な努力を強いています。

ボイスサーフィンという音声系ユーザーエージェントを開発している立場として、大変申し訳ないです。

それから、スパム認定の件ですが、確かに音声ユーザー用に用いた文字列だけが無視されるのならまったく問題ありませんね。
むしろ、音声ユーザー向けに設置した文字列は無視するという仕様にしてもらいたいですね。

もしもすでにそのような仕様になっているとするならば、それを明確に公表してもらいたいですね。

ただ、私が心配なのは、音声ユーザー用に用いた文字列なのか、あるいはキーワード埋め込みをしているのかの区別が検索エンジンができるのだろうかということです。

もしも、その区別が明確にはできないとき、検索エンジンは、これら隠しテキストをたくさん使用しているページ自体をインデックスから削除するということはしないだろうかということなのです。

現状が大丈夫でも私は将来が心配です。
というのは、SEO対策は血眼になって小手先のやり方で無理やりやろうとしている人たちがたくさんいるからです。これからもどんどん増えると思います。
そういうページと、ウェブアクセシビリティを目指したページとの区別、それが明確にできないと心配です。

「この隠しテキスト手法はプラスにもマイナスにも評価しない」ということが明確にされればよいのですが。
こんばんわ、twoです。

望月さまが
>>現状が大丈夫でも私は将来が心配です。
とおっしゃられていますが、これは、現状大丈夫ではありません。ユーザビリティ・アクセシビリティを突き詰めた結果、サイト全体がスパム扱いされた例はあります。
http://adp.daa.jp/archives/000205.html

しかも、このスパム扱いによるペナルティは、インデックス削除のような分かりやすいものはまれで、順位が微妙に下がるという場合が殆どなのですよね。

しかし、アクセシブルに作ることで、インデックスされやすくなる利点もあるため現在+−で+に傾いている、という現状とは思います。

かといって、ペナルティの手法が明らかにされることは無いとも思います。『google大明神様』は昨日からの某社の騒ぎでも分かるとおりの企業体制ですので・・・

望月さんの言われる、「この形での隠しテキストはインデックスされない。プラスにもマイナスにも評価しない」というような手法が、明らかにされれば本当に良いのですが・・・

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