トータルブランド、S.T. Dupontコミュのサルコジ仏大統領愛用のペン

元スーパーモデル兼有名歌手とスピード結婚をされてから何かと注目を浴びているサルコジ大統領ですが、仏の雑誌に掲載されている彼の写真を見ますと相当なブランド志向の方であることが窺えます。

まず時計はロレックスのデイトナ、そして革小物はHermesで揃えられているようですが、筆記具にも相当なこだわりがあるらしく、エリゼ宮(大統領府)の彼の机の上を見ますと高級筆記具の代名詞であるモンブランのインクが置かれ、ペン立てにはざっと数本の同ブランドの万年筆が置かれています。

しかし、モンブランはご存知の通りドイツのブランドで、ほとんどのペンはドイツで製造されています。そこでフランス人のサルコジ大統領はフランス製のボールペンも愛用されていますが、そのモデルがフランスの老舗であるライターで有名なSt.Dupont(デュポン)のこのモデルです。

正式にはDupontがサルコジ大統領就任祝いに献上した代物ですが、私も試し書きしたことがあるのですが、何とも言えない重量感が絶妙な書き心地を提供してくれます。

更にこのモデルは芯を入れ替えればボールペンからシャープペンにも簡単に変身させられます。

これはちょっとした蘊蓄ですが、ヴィトンやHermes、そしてHarry Winstonの筆記具はそのほとんどが依頼を受けてDupontがフランスの自社工場にて製作しているほど筆記具の質がいいのです。

当コミュ参加のお洒落かつこだわりを持った目利きのメンバーの皆さんも是非一度フランスのエグゼキュティブが愛用する筆記具を試してみてください。

ちなみにこのペンの名称は、オランピオ・ボール＆シャープペンです。価格は12万ちょっとが定価です(最近値上げしてこの価格になったとのこと)。