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金融政策を考えるコミュの物価の変動の要因からみる金融政策

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完全に休眠コミュ状態ですが(笑)久々にトピック作ってみます。

金融政策の大きな目的に物価のコントロールがある。
金融政策で物価は本当にコントロールできるのだろうか?

物価の変動の要因は大きく2つ有るだろう。
1.ディマンド・プル型

現在価格での需要が供給を上回る(下回る)事で発生する物価変動

2.コスト・プッシュ型

生産コストの増加(減少)によって発生する物価変動


2の操作は規制の創設や撤廃ぐらいだろう。資源価格は全世界的な需要変動によるものなので、分類的には1だろう。
通常、金融政策は1の物価変動を誘導する政策となる。




インフレ抑制の方向については、金利操作によって実質金利を高める事でお金を使わない方が得にする事で需要をコントロールできる。

しかし、インフレ誘導についてはどうだろうか?
金利が下がったとして、必ず需要を増やすだろうか?

・実質金利がマイナスでなければ、需要を増やす事が得策にはならない。
・実質金利がマイナスだったとしても、インフレヘッジをしておけば、あまり損はしない。
・マイナス金利なら、現金を保有すればいい。


こう考えれば、
量的緩和をしたとしても、金利を下げた場合と同様にインフレ期待が無ければ意味が無い。

例えば、5000兆円追加発行して、公的債務をすべて償却して国の資産として積み上げたとしても、物価が上昇する保障は無いはず。国が国全体の生産能力を超えて資産を使った瞬間、需要が供給を上回って初めて物価が上昇するはず。
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こんな感じで、物価変動の根本原理から議論してみませんか?
という趣旨のトピックです。

コメント(5)

質問のこたえは多分、"分からない"と言う事になるかと思います。

基本的に上がる方向に動きやすいでしょうが、貨幣数量式を見ると流通速度で変わります。合理的期待モデルでも、モデルの作り方次第。

インフレ期待については、今回の災害のように供給ショックと言う手もありますね

所得を増やすのは出来るならやるに越した事は無いけども、それも需要が有ってこそ。結局は需要側の政策をしないといけないと思います。需要が十分有れば、低リスクになるので融資し易くなります。技術開発は補助金が望ましいかと。

cpについては、資金繰りが難しかったリーマンショック直後以外は元々リスクが低いのであまり意味が無いかと思います。相当劣悪な社債や劣悪な債権の入ったCDOを買ったりしないと金融機関のリスク量はなかなか減らせないと思います。
インフレターゲットについてはどうでしょうね
現状では伝統的金融政策だけでデフレを脱する事が非常に難しいわけですが、インタゲ政策を実施すればインフレ期待は成就するのかどうか
>MV=PTにおいて、Vは一定ってのが仮定じゃないんですか?

仮定は、理論を議論する上では有用ですが、実際の経済の議論に応用する際にはこの仮定が尤もらしいかどうか?検証する必要があります。

少なくとも私はVが可変であると思うし、一定であるという根拠はどこにもないように思います。


>インフレターゲット

アナウンスメント効果がどの程度有るのか?こればっかりはやってみないと分かりません。私見では、これまでの実績から言って日銀の物価コントロール能力にはかなり疑問が有るので、怪しいと思います。少なくとも、中央銀行に丸投げという方策では無理かと。政府も物価に責任を持って、協力して需給をコントロールしていく政策を実行していけば、効果があると思いますが、結局、金融政策だけでは無理かと。

今、日本で実行しても震災の影響なのか、インタゲの影響なのか識別が難しいですし、実態は闇の中・・・という事になるような気がします。良くなれば何でも良いですけど(笑)


あと可能なのは資産の買い取り増額ぐらいでしょうね・・・
これは、直接需給を刺激してるので、効果が有るのは当然だと思いますが、もはや財政政策との境が無くなっていますね。

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