JAZZ　LANGUAGE：ジャズ理論コミュのジャズ漫画『BLUE GIANT』中の理論描写について

２巻の「第10話・OCEAN OF DIANMONDS」の中に

師匠と初セッションで
『チュニジアの夜』を演奏するシーンがあるのですが

「！　A7→ D7のコードにE♭７→A♭。
　サウンド重視のデクスターのラインか」

「Ⅴ7にミクソリディアン、Ⅰｍにドリアン・・・
　ここは完全にコルトレーンだな」

「！　F7にB♭７！？
オルタードで意図的にドミナントを！？
まさかな・・・」

「今のは・・・理論付けできない」

と、魅力的な描写が数々あるのですが、
それぞれ起こっていることを解説できる・してくださる方はいらっしゃるでしょうか。

特に自分は、３つ目で師匠が驚いている理由がいまいちピンときません。

（ひとつめも、裏コードのことを言ってるんだろうなとは思うけど、
えっ？サウンド重視って？？って、なってます・・・）

コメント(3)

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[3] mixiユーザー 01月16日 15:06

>M-Bankさん
非常に精密なご考察、おそれいりました。
たいへん興味深く読ませていただきました。

私も「オルタードで意図的にドミナントを！？」の部分が
どういうことなのか把握できなかったのですが、
実は投稿した後にふと気づいたことがあります。

それは、
その後の「今のは理論付けできない・・・」の部分は
この「オルタードで意図的～云々」のことを指してはいないのではないのかということです。

引用で画像をアップしていますが、意図的に一コマ挟まれてますよね。
「オルタード(ry」の演奏時間はすでに終わって、さらに別の何か吹き方をしたことを
指し示しているコマなのではないでしょうか。
（ただまあ、ジャズ理論ではなく漫画論ですね、これではｗ）

というわけで、だとしたら最後の部分は
M-Bankさんの解釈がご明察なのかもしれません。

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