BATTLE TALK RADIO アクセスコミュの20061129発足から２ヶ月の安倍政権。あなたの評価は期待通りですか？それとも期待外れですか？

■安倍政権２カ月

「美しい国づくり内閣」と自ら命名した安倍晋三総理大臣。
今月２６日で政権発足から２カ月が経ちました。

この間にも安倍政権を巡るいろいろなニュースや出来事がありました。
「北朝鮮の核実験宣言」「日本の核保有議論」「安倍総理の中韓訪問」
「教育基本法改正案の衆院強行採決」「拉致問題に関するＮＨＫへの放送命令」「政府税調のメンバー入れ替え」…

今夜はそんな安倍政権２カ月の評価を皆さんと議論したいと思います。
★安倍政権が発足して２カ月経過しましたが、
　当初と比べてその評価はどう変わりましたか？変わりませんか？
皆さんの「安倍政権評」を教えて下さい。

■安倍政権のスタートは…

安倍政権の船出は上々。
圧倒的多数の支持を得て自民党総裁選を勝ち抜き、小泉改革の後継者となった安倍晋三総理。
就任早々「北朝鮮の核実験問題」が起き、対北朝鮮強硬派の安倍総理には追い風に。そして小泉政権時代には冷え切っていた中国、韓国を訪問し、関係改善に意欲を見せました。

支持率も高い水準でスタートしました。
発足直後のＴＢＳの調査では「安倍内閣を支持できる」１３．２％、
「ある程度支持できる」６０．２％と支持派が７３．４％も。

度々自民党と対立してきた小泉政権とは違って、安倍総理は就任後に自民党の中川秀直幹事長と連携して重要改題である「拉致問題対策」
「教育再生」「宇宙開発」に関する３つの特命委員会を党内に設置。
地方分権などでも自民党とは対話融和路線でのぞむ方針です。

■最近の安倍政権の評価

しかし最近は「郵政造反組の自民党復党問題」や「いじめ自殺問題」
「教育改革タウンミーティングでのやらせ質問問題」「「高校の必修科目未履修問題」で逆風にさらされています。

毎日新聞が２５日、２６日に実施した世論調査では内閣支持率が急落。
新政権誕生直後の９月の調査より１４ポイントも下げて５３％に。
自民党の支持率も低下していて、特に支持政党なしの層が自民離れを起こしています。

同日に共同通信が行った調査でも安倍内閣の支持率は低落傾向。
１０月の調査と比較して６．２ポイント低下の５６．５％でした。

■支持低下の要因

いずれの調査も「郵政造反組の自民党復党」には否定的な回答が多く、これが内閣支持率の低下に影響しているようです。
特に毎日新聞は「首相が指導力を発揮せずに『顔が見えない状態』に陥っている」と指摘。

また、閣僚から「日本の核保有について議論することは必要」という発言が相次ぎ、政府が「非核三原則は堅持」と火消しに回る場面も。

東京大学の御厨貴教授は
「安倍政権は、政策はたくさん並んでいるが、どれを選択するのか分からない。復党問題もボディーブローのように効いてくるだろう。
　安倍さんに代わる人がいないのでしばらくはこんな感じが
　続くだろうが、安倍離れが少し始まって「イエローカード」かなと思う。あと、国民は「劇場型政治」が恋しいのではないか？」

■論点整理

さて、みなさんはどう考えますか？

★あなたは安倍政権に期待していますか？期待していませんか？
★発足から２カ月経った今、採点するとすれば何点ですか？
★あなたが安倍政権を支持する理由は何ですか？支持しない理由は？

改めて、きょうのテーマです。

『「復党問題」「教育改革」「北朝鮮問題」…
　発足から２カ月の安倍政権、
　あなたの評価は期待通りですか？それとも期待外れですか？』

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