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BATTLE TALK RADIO アクセスコミュの20061115宇和島徳州会病院の臓器移植問題で考える。「移植学会のルールより、患者を救うことが大事」という執刀医・万波誠医師の主張に賛成?反対?

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■愛媛の生体臓器移植問題

臓器売買事件を契機に、愛媛・宇和島徳洲会病院での生体腎臓移植はその後、様々な問題点を浮き彫りにしています。

その後の報道などで明らかになってきたのは…

▼万波医師は移植手術を積極的に進める事で医学界では有名な医師で、弟の万波廉介医師らと協力して多くの生体腎移植を行っていること。

▼万波誠医師が執刀した移植手術の中で11例が病気の腎臓を移植する「病気腎移植」と呼ばれる手術だったこと。

▼日本移植学会が定める生体臓器移植の指針に反する臓器移植手術が行われていたこと。

以上のようなことが明らかになってきました。

■万波誠医師の言い分

一連の移植医療では現時点で万波誠医師が法律を犯したわけではありません。
万波誠医師は、病気腎移植に踏み切った理由について
「移植を希望しながら臓器提供者(ドナー)がいない現状があった。
 医療技術の向上で、今まで破棄されていた腎臓が少数ではあるが有効に利用されるチャンスが出てきた。
 生体腎移植、死体腎移植に続く第3の道としてこのような医療行為(病気腎移植)も残っていてもいいのではないか」

患者への説明と同意については、
「市立宇和島病院時代から患者だけでなく家族にも説明してきた。ボロ腎臓を植え付けた、と文句を言ってくる人がおったら
いけんからね」と話しています。

日本移植学会の指針に反する行為については、
「移植を待つ患者を救うことが第一で使える腎臓があれば移植する。倫理指針を全部守っていたら、何も進まない」

■万波医師が移植を推し進めるのはなぜか?

万波誠医師が数多く手がけている腎臓病を例に取ると
深刻なドナー不足の状態です。

糖尿病を原因とする腎臓疾患などによる透析患者は増加する一方で、腎臓移植希望者も増え続けています。
人工透析患者の数は89年から04年までの間に倍以上増えて、約25万人に上ります。

その一方で、生体臓器移植に関する法律はなく、学会の自主的な取り組みに任されているのが現状で、日本移植学会は原則禁止の立場です。

親族に限った移植や病院などの倫理委員会の承認を条件に例外を認めていて、生体腎移植件数は95年の432件から、05年は834件と増加していますが、追いついていません。

■論点整理

こうした中で起きた愛媛の生体移植問題。みなさんはどう考えますか?

★移植医療の実情に法律などのシステムが追いついていない中、あえてルールに反する万波医師のような存在は必要だ。
★万波医師は患者を救うといいながら、
 結局は臓器をモノとしか見ていないのではないか?
★移植治療をスムーズに進めるシステム作りが先ではないか?

バトルトークから、東京海洋大学の教授で、生命科学や生命倫理学がご専門の小松美彦さんにも加わっていただきます。

改めて、きょうのテーマです。

『宇和島徳洲会病院の臓器移植問題で考える。
 「移植学会のルールより、患者を救うことが大事」という
 執刀医、万波誠医師の主張に賛成?反対?』

たくさんのアクセス、お待ちしています!!

コメント(2)

移植学会の副理事長の強烈な反万波の意見とそれに迎合した報道機関のおかげで、事態は世界的な視野からすると、まったく逆行する方向に進んでいますが、近い将来、病気腎移植は多くの国で認められていくものと信じています。私のプロフィールに個人的見解を載せていますので、よろしかったら、覗いてみてください。
今度5月の全米移植学会で万波氏がこの病気腎移植を発表することになりました。日本では否定されましたが、世界の檜舞台でどのような評価を受けるか注目したいと思います。

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