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BATTLE TALK RADIO アクセスコミュの20061017アジア研究者・中島岳志さんと考える。日・中・韓それぞれの国で高まるナショナリズム。こうした傾向は問題だと思いますか?

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【今日のテーマ】

バトルトークでお迎えする今日のゲストは、北海道大学助教授の中島岳志さん。
1975年生まれの31歳! 気鋭のアジア研究者です。

中島岳志(なかじま・たけし)
1975年大阪府生まれ。
大阪外国語大学(ヒンディー語専攻)卒業。
現在は、北海道大学公共政策大学院助教授。
著書『中村屋のボース』で大佛次郎論壇賞、アジア・太平洋賞大賞を同時受賞

今日は、中島岳志さんをお迎えして、ナショナリズムについて、考えてみたいと思います。

そもそもナショナリズムとは何なのか?
「国民主義」「民族主義」「国家主義」といった訳語があてられていますが、この「ナショナリズム」という言葉に抱くイメージ、概念は、人それぞれかもしれません。

ちなみに、安倍総理は国会答弁の中で、ナショナリズムについて
「自分が生まれ育ち、慣れ親しんだ自然や、祖先、家族、地域のコミュニティへの帰属意識だ」と説明しています。

ナショナリズムを一括りにするのは難しいのですが、今のナショナリズムに見られる大きな特徴として「排他的」ということがあるように見えます。
特に靖国問題では、「中国や韓国に干渉される問題ではない」と、この特徴が顕著に表れました。

就任直後に安倍総理が中国・韓国を相次いで訪問して、多少は変化の兆しがあるのかもしれませんが、外交レベルでの日本と中国・韓国との関係は、依然として冷え込んだままとなっています。

この日中・日韓関係をめぐり、内閣府が去年暮れに発表した世論調査では、
*中国に親しみを感じないという人が6割。
*韓国に親しみを感じないという人は4割、にのぼっています。

で、このところ日本国内でその「ナショナリズム」の台頭が指摘されています。
先ほどの安倍総理の答弁のように、国会の場で発言されるようになりましたし、教育基本法改正論議での「愛国心」もその一つでしょう。
また、日本社会の「右傾化」という言葉でも語られていますが、いわゆる「左翼」的な言説への批判・反発、不信感もあるように見えます。

皆さんは、この今の日本を取り巻く空気をどのように感じているのでしょうか。

また、この傾向は、日本のみならず、中国、韓国でも見られるそうです。
例えば、ソウルデジタル大学の李明元(イミョンウォン)教授は、
「民主主義勢力を批判して、戦後の軍事独裁政権を再評価する動きで、『自虐史観』『自由主義』などの言葉も日本と同様に使われている」
と説明しています。

【こんな人からこんな意見を募集】

*日本、中国、韓国。それぞれの国でナショナリズムの高まりが見られるということですが、こうした傾向を問題だと思っていますか?

*ナショナリズムとは何なのか?
 今の日本社会を見ていて、どのように感じているのでしょうか?

*日本、中国、韓国。それぞれの国でナショナリズムが高まっていくと、今後の日中韓、またアジアでの関係はどのようになっていくのでしょうか。

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