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物書きとか…コミュの短編小説「紅い斑点」

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この物語りは、神崎蕾という、1人の主婦の話である。
彼女は、夫の泰治と娘の早紀と姑の鶴子の四人で暮らしている。


ここまでは、普通の、どこでもある家庭なのだが、二つだけ違う点がある。


まず一つ目は、姑が女手一つで、築き上げた、着物老舗メーカー「乱れ桜」の社長なのである。


よって、家は大豪邸なのである。

二つ目は嫁に対するイビリが、異常なのである。


鶴子は1人息子の泰治が盗られて、そのハライセに苛めているのです。

「ちょっと蕾さん〜」

そう…いつものこの鶴子の一声が、蕾にとっての地獄の合図なのです。

「はい、どうされました?…」
おそる、おそる、聞く蕾。


「ちょっと買い物ついでに女性自身を買って来てくださらない。」


「かしこまりました…」
静かに頷く蕾。


そして、1時間後…。

「お義母様、遅くなって申し訳ないです…スーパーのレジが混雑してたので、遅くなってしまいました。」

すると鶴子は悪魔の様な形相に変貌したのである。


「誰が女性自身を買ってこいといったの?女性セブンていったのよ?」
と鶴子を怒鳴り付けた…

「ゴメンナサイ、ゴメンナサイ」
蕾は只、只謝るばかり。


「あなた、もしかして、どこかの男性と乱れてたのでしょ?このっ!淫獣!」

「お義母様、私は、そんな事、絶対にしてません。」

すると、鶴子は鼻で笑い飛ばした。
「フン。どうだか、あんたって女は淫乱なメスの匂いがプンプンするのよね。 」


すると、鶴子は先程、蕾が買って来た、買い物袋からキュウリとナスビを取り出した。

「あんたは、長いキュウリみたいな、イチモツが好きかい?それともナスビの様に太い男性のイチモツが好きなの?DOTCHなのさ?」

涙を堪える蕾…

「許して下さい…お義母様。」

「フン、本当に要領の悪い女ね。私は詩吟の、お稽古に行くから、留守番宜しくね」


鶴子が居なくなって、蕾は涙が、溢れ出した。

「どうして…私だけ。」

「でも、今はこの家を出て行く訳には行かない。実家の両親に心配をかけたくないし、娘の早紀にも、不自由な思いもさせたくない。今は堪えるしかない…。」

すると、5才になる娘の早紀が部屋に入って来た。

「ママどうしたの?なんで泣いてるの?」

早紀は首を傾げた。
「ちょっと、考えごとしてただけ…。早紀は心配しなくていいからね。」
すると早紀はこういった。
「ママが泣いてると、私まで悲しくなるから…元気だしてよ。」


蕾は、この家で早紀だけが唯一の支えなのである。

旦那の泰治は愛人の所に、いって帰って来ないのである。

蕾は思った。この子に人並みの家庭を感じさせてあげたいと…負ける訳には行かないと。


そして、その夜。

地獄の夕飯の時間がやってきた…。

開口一番に鶴子が言ったのは、「ちょっと今日のメニューは何?魚の煮付けなんて、ナメてるの?」

「いえ…最近、肉類が多かったので。」

鶴子はグチグチと文句を言い始めた。
「私に質素なもの食べさせて、早死にさせようとするんでしょ?やだわ〜」

蕾は、力をふり絞っていった。
「お義母様の体を考えて料理を作ってます。」


鶴子は即答で答えた。「フン、どうだか?」

すると、早紀が鶴子に宥めるように語り出したのだ。
「オバアチャン、好き嫌いしたら、ダメなんだよ…」

すると、鶴子は、蕾を睨み始めた。
「早紀は、あんたに顔がそっくりでカワイイくも何ともないね〜。でも今日は早紀にプレゼントがあるのよ。」

鶴子はプレゼントの小箱を早紀に渡したのである。


「お義母様…やめて下さい。教育に良くないです。」

舌打ちをした、鶴子、まるで山姥のようだ。

「カワイイ孫にプレゼントあげるのに何がわるいんだい?」

早紀は無邪気にはしゃいで「何が入ってるの?」と聞いた。

すると、鶴子は答えた。「とっとこハム太郎だよ…フフ」


そして、早紀は大喜びで箱を開けた。





「ギャャャャャー」


蕾は奇声を発した…。

早紀も、それをみて泣きだしてしまった。


何と、プレゼント箱の中身はネズミの死骸だったのです…


「お義母様、これは一体何なんですか…」


すると、得意気に答えた。

「ナニって、とっとこハム太郎に決まってるじゃないか…ヒャハハハ」

「あんたの苦悩に満ちた顔が私の栄養源だよ!もう私は寝るから片付けとけよな」


狂ってる…鶴子の目は悪魔か殺人鬼の様な目だ。


取りあえず、なんとかしなくては。
このままでは、早紀までもが、鶴子の毒牙にかかってしまう。




そして、次の日の朝。



鶴子に又、買い物にいかされた。


いつもと違った道から、スーパーにいってみた。

すると、道の途中で、不思議な外装の化粧品屋を見つけた。


鶴子は引き寄せられるように…店に入っていったのである。


すると、店には、全身レザーを纏った、杉本綾に似た女性が、こちらを見て呟いた…。


「あなた厄いわね…。」


この女性は何者なのか?






2話に続く。

コメント(9)

小説のタイトルにもなってる紅い斑点っていうのが気になるなぁ。あと昼ドラのようだ・・・。

続き待ってまーす手(パー)
サチンコ>これから、もっとグチャグチャにしていこうと思います・・・笑
乞うご期待!!
僕も、こんな、ぶっ飛んだ姑は無理ですげっそり


嵐>誉めて頂いて、ありがとうございます!!
僕的には、あと少し弾けっぷりが欲しかったっす・・・笑
昼ドラをかなり意識してます★


Era>全然、凄く無いですよ・・・笑
只の妄想大好きな暇人ですパンチ
ありがとうございますわーい(嬉しい顔)
サンタ>タイトルの赤い斑点って言うのは、とりあえず昼ドラっぽいって響きだけでなずけました・・・笑
続きがんばります★


ネムネム>これから、どんどん蕾は逆襲していきますよ〜笑
やりすぎた感があるくらい!!
次回は愛人とかも出てきます手(チョキ)
思わず横にあったお菓子のハム太郎を食べながら見入って…

ちょっ死骸やん(゚Д゚;)


続きが楽しみだぁぴかぴか(新しい)
どっかの誰かが書いたうんこ太郎と大違いですね(;゚;ж;゚;)
きゅう>頑張って書きます!!
とっとこハム太郎は、自分でも書いててやばかったです★

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