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失くせない物の為に・・・。コミュの【01月21日】その日の為に・・・。

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【01月21日】

いよいよ今日は一大イベント「動脈の造影検査」の日です。
検査時間も午前中という以外は具体的にはきまっていなかった為、自主的に朝食は抜いた。
また精神的にも充実させたいと思った為「ToHeart」「影技―SHADOW SKILL―」「ガオガイガー最終話」を見てテンションも高めにキープですよ。

今朝方10時ぐらいに検査が繰り上がるかもと言う連絡があったけど、結局午前のオペの関係で予定通り13時に。
13時過ぎに検査室から呼び出しがかかりいよいよ出撃!
しかし、今回は車椅子ではなくストレッチャーに乗せられ天井を見ながら検査室へ・・・。
しかし、検査を行うのは手術室。入室の際も氏名と生年月日を確認を取りまさに手術予行練習といった感じに幾分緊張感も増してきました。
検査室に入ると全身手術着先生方が大量に・・・。
まずは検査の目的と流れの説明を受けながら一方では着ているものを向かれていき全裸率90パーセントへ。
「寒くないですか?」と聞かれたけど、全裸の恥じらいと検査への興味などでそんな感覚は消し飛んでました。
今回も恒例の特大造影剤が登場し少しゲンナリしましたが、無事注入開始。
また他にも今回は筋弛緩剤や麻酔なども注射されました。
検査が着々と準備される中、僕はといえば麻酔によりボーッとする意識との戦い!
少しでも目を閉じたり気を抜いたら一気に睡魔に飲み込まれる勢いだったからです。
「こんなTVでしか見れないことをリアルで見れるんだから、寝れるか!全部見てやる。すべてをこの目に焼き付けてやる!」
気合で眠気を押さえつけます。
その反面「どんなもんかなぁ〜」というユルイ感じでもありました。

検査はいよいよ股関節の動脈からカテーテルを挿入し開始です。
同時にCT等によりカテーテルをモニターで追跡し血管に異常が無いか心臓まで進んでいきます。
モニターと手先に集中先生方を見つつ、僕もモニターを見ることに集中。
「俺の体こんな感じなのか・・・リアルにスーパーテレビ見てる感覚だなぁ〜」とすっかり楽しんでますよ。
カテーテルも心臓まで中間点というところに差し掛かったところで造影剤を追加投入という所でハプニングは発生した。
針の指しが甘かったのか、造影剤の注入圧に負けて針が抜け腕の辺りに造影剤が巻き散る状態になった。
担当の先生も少しパニクった様だったけど、すぐに冷静になり「大丈夫でしたか?すぐにやり直しますから」と僕の気を落ち着ける対応をしてくれたけれども、僕自身はすでにこの手術に生死を覚悟していたのでこの程度のアクシデントもビックリはしたけど気が動転することも無く「とりあえず、造影剤なんとかしましょ。」と逆に気を使ってしまった。
まぁ〜これぐらいのアクシデントが無いと面白みがありません。

粛々と検査が続く中、モニターを見つつ僕が思ったことは実際に手術の時どれぐらい自分の意識を保っていられるかという事だった。
自分に降りかかるさまざまな事は目を逸らさず、苦しい事も辛い事もすべてを目に、脳に焼き付けたい。忘れることの無いぐらいにしっかりと・・・・。
できれば自分が開腹され、すべての術式が自分で見ていることができるのであればとも思う。
それはきっと後が無い覚悟の現われと、自分の歴史の最後の最後までしっかりと感じていたい!何がなんだか分からないまま死にたくは無いと言う思いがそう考えさせているのだろう。

このアクシデントで一時検査が中断したけれども、その後は順調に検査は進み自分の心臓も見ることができました。「俺の心臓こんな感じだったんだ」と感心。
それにカテーテルがクニクニ自分の体を通っている感覚は本当に不思議な感じがした。
モニターの中の現実が今自分の中で行われているという現実。
妙な感動と興奮に満ち足りていた・・・検査って偉大だ!

結局検査自体は約1時間ぐらいだったが感覚的にはそれ以上に感じたし、それ以上の充実感があった気がした。そして、かなりの大事だったという事も感じた。

しかしここにも思わぬ罠が・・・動脈を開けたことにより止血に長時間かかるらしく、8時間ベットに横になっていなければならない事。
検査前の説明で覚悟はしていたけれども、まさか8時間とは思いもしなかったですよ。
おかげでトイレが心配なので夕飯もキャンセル?かと思うしだい。
お腹が空く中ベットでおとなしくしてました!というか麻酔が急に効いたのか夕方までグッスリzzzzzzzz。

眠りから覚めぼんやりする中新しい先生遭遇です。
移植コーディネーターの副田さん。なんでも移植に関して精神面的なことや移植の必要性や流れなど、直接術式とは関係ない事務的なことや精神的なことなど患者サイドに立っていろいろ相談に乗っていただける感じだった。
今回は初顔合わせと言うことで挨拶と移植の小冊子などを頂いたりした。
そこで、出た話に「手術前は風邪等に気をつけてね。でないとあっさり延期になるから」と言うのがあって、「気をつけます!」返事をしたものの周りがそういう状況ではなかった。
僕自身はうがい等をして自分のできる範囲内でやってるのだが、周りの人間が風邪をひいていると言う変な状況になっている。
特に「風邪をひいちゃ駄目だぞ」と言う人が担当の須道さんをはじめ、軒並み風邪をひいているのはどうだろう?
みんな!まず、自分のコントロールをちゃんとしようぜ!

19時位に先生がカテーテルの導入部の確認に来て動いて良いとの確認が出たので、ようやく夕食。
今日の担当の砂田さんにご飯を温めてもらってボーッとする中ご飯を食べました。
今日初めての食事思いのほか美味しかった〜。
トイレも先行攻撃と言うことで、便意が来る前にトイレに行きしばらく駐留。
すこしトイレで寝てました。(照!

しかし、今回の手術が決定していろいろな先生と会うことになった。
正直現段階で全員の顔と名前が一致してないのだけれども、先生方の顔を早く一致させて自分自身先生方に何らかの形で協力したいなぁなんて気持ちですよ。
俺、頑張んなきゃ。

消灯前に移植の小冊子をチラ見したんだけど、なんとも殺風景・・・・イラストもやっつけ見たいだし、と思ったので自分でイタズラ描きをはじめたりした。
こういう所に力を注ぐのも大切だと思うけどなぁ・・・。

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