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サムソン高橋コミュの台湾旅行2008

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打倒ないつんだお!


※今回下品な話が中心なんでノンケの方はご注意

コメント(78)

今晩のメニューは胡椒餅(台北のほうがうまかった)・牡蠣オムレツ(タイの屋台にもあるメニュー・タイと全く同じ味だった)・タンツーメン(南部特有のエビでだしをとった麺料理)。鳥のぼんじりの串はホテルに戻ってビールのつまみ。

左:牡蠣オムレツ
中:タンツーメン。ちっちゃ!
右:ぼんじり串とビール。この台湾ビールの高いバージョンが缶ビールでは一番おいしかった。
9月12日
8時に起床。宿代に含まれてる朝食を摂りに一階ロビーへ。

どうせショボいんだろうな。

と思っていたけど。うわ。想像よりぜんっぜんいい。

ビュッフェ。おかゆとパンと各種おかず。
おかずは漬物、なんか油揚げの煮たやつ、でんぷ、それに、なんだこれは。沖縄の豆腐ようではないか。

沖縄と台湾は位置的にも近いし、台湾でも豆腐ようは普通に食われてるものなのか。

それにしても、沖縄の居酒屋で1000円近い値段を出して食った豆腐ようが、一泊二千円の宿のビュッフェの朝食で食えるとは。

それにしても朝食には似つかわしくない。
朝から泡盛か日本酒が欲しくなってしまったではないか。

さて。本日は台南に行くことにする。

台南は台湾南部の赴き深い古都。高雄が大阪に例えられるなら、台南は京都らしい。

台湾の電車初体験。どんなもんかな、と思ったが、日本とほとんど変わりなく、乗り物関係の音痴っぷりには名高い私でも、全く迷うことなかった。



左:ごっついわかりやすい切符売り場
中:軍隊専用車両みたい。輪姦してー。
右:台南到着。特急で87元。
台風の強風の中、コンタクトに入り込む埃に涙むせびながら、台南をぼんやり歩いてみる。
うん、普通の地方都市です。



左:ちょっとコロニアルな台南駅舎。
中:警察署もどことなく趣き深い。
右:なんかの史跡の門。
左:どっかで見たような。
中:特に変哲の無いお寺をパチリ。
右:がおー。
台南名物のタンツーメンを食べてみる。
ガイドブックにでかでかと紹介されてたので有名店らしい。
まあ、先日の屋台よりは美味しかった。
昼飯、どこで食おう。

とふらふらレストランや食堂を物色してると、ちょっとこじゃれたレストランがあった。

フルコースのセットメニューが499元とな。当時で1600円くらい。

悪くないかも。

陶板屋というその店に入ってみた。

入ってから気付いたが、「和風創作料理」との触れ込み。

え? 台湾来てまで日本料理?
サラダ、前菜、スープ、お口直し、ごはん、メイン、デザート、お茶。
それぞれ三つから選択。てなわけで私は大根とエビのサラダ、エリンギのソテー、蟹スープ、桑の実のシャーベット、ライスボールのフライ、フィレステーキ、アップルムース、グレープフルーツ紅茶を選択。

ビールをつけて、10%の税金入れて2500円くらい。

特筆はしないけど、まあ、値段相応。なんつーか、高級居酒屋くらいにはうまかった。

後で調べたらこの陶板屋は台湾では有名なカジュアルレストランのチェーン店。
http://www.taoban.com.tw/

私は、地元グルメで有名な台南の都市で、わざわざ和民に行ってしまったようなもんだったらしい・・・



左:けっこうシックな店内。
中:サラダ。高級居酒屋っぽいな・・・
右:「鮑」という字があったので「え? この値段の前菜でアワビ?」とwktkしてたら出てきたのはエリンギ。ガカーリ。
でもまあ、ステーキもデザートもまあまあ美味しかったよ。8品目で2000円だから文句は無いわな。
だらだらと街歩きを続ける。

台南は台湾の中でもグルメ都市として知られていて、途中、何軒かソソられる店があったのだが、先の高級居酒屋チェーン店フルコースで腹がえらいことになってるので無理。なんだかもったいないことしたような気がする…

あっさり駅に戻ってしまう。


左:台南の町はちょっとレトロな感じ。
中:果物店。
左:その果物店はデザートで有名みたいで店先のテーブルには観光客がたんといた。
結局そのまんま高雄に戻ってしまいました。
台南、こんど来た時はもうちょっと長居してみたかったよ。
でも、なんせ、風が強くて雨も降りそうで。

帰りは鈍行を選んだら、1時間以上かかってもうた。
電車の中で熟睡。

いったん宿に戻り、ビールを飲んで景気付けをして、目指すはサウナ。

結局それかよ。



左:普通電車は日本のとぜんぜん変わらない。異国情緒ゼロ。
中:日本の発泡酒みたいな台湾のビール。
右:川を越えたところにあるのは…
やってきたのがサウナ銀河。
台湾第二の100万都市・高雄のゲイサウナは二軒。
昨日行った駅前サウナは場所的にも一番便利で、一番集客率が多く、客層も幅広いらしい。
んで、駅から徒歩30分ほどのとこにあるこの銀河は、メインである駅前サウナに対してカウンターカルチャーというか、オルタナティヴというか、まあそういうような存在。
客層は、フケデブが多いらしいのである。

台風の風雨の中、徒歩30分。
SG(下着までグッショリ)になりながら、期待が高まる。

銀河。うわ。「場末っぽい」と噂には聞いてたが、やはりしょぼい外見。

台湾の一般的なサウナ料金よりもやや安い350元を払って入館。

ロッカーからはナフタリンのにおい。


さて館内。昨日の駅前サウナと比べてもさらにしょぼくて古いが、意外と設備はひととおり整ってる。

しかし。人が居ない。

金曜とはいえ平日の昼間だとこんな感じなのか…

地方都市に出張で行ってつい平日昼間にうっかり入ってしまった喜楽会館といった風情。

巨大プロジェクターのある休憩室にて、DVDの映画鑑賞。

流れていたのは日本語の映画。字幕にマンダリン(北京語)。

なんで?

金城武が主人公だった。そういやこいつは台湾出身だった。だからか。

共演は小西真奈美。

ああ思い出した。確か『死神の精度』とかいうやつじゃなかったっけ?

いや、それにしても臭い。酷い。日本映画のダメな部分を凝縮したような映画で、前半部分は顔を赤らめながら死んでいた。日本人であることが申し訳ないくらいだった。舌を噛み切って死んでしまいたくなった。

それでもヒマにまかせて全部見たら、不覚にもなんだか最後はちょっとじんとしちゃったよ。

それにしても金城武のルックスはたぶん、アジア人最強だね。フケデブ専の俺でさえ見とれるくらいマジかっこいいわ。それにしてもこの系の男前で若い頃よりルックス進化してるって異常事態だよな。



↑この旅行記に関しては全く推敲などせずに脊髄反射でつらつら書き連ねてるわけだが、さすがに文章酷いね。「それにしても」が何度でてくるんだよ。


で、『死神の精度』見終えて、もういい加減帰ろうかと思ったが、最後に館内探索。

ヒゲガチムチ坊主がいた。なんだか、TYSONビデオまんまのルックス、といえばソドミィの方々にはお分かりだろうか。

そんなにモロ好みというわけではないが、いけないことはない。

自分から積極的に手は出さないが、向こうから手を出されたら断らない。

というわけで、デキました。


しかしながらこいつがやたら親日で、カタコト日本語で歯の浮くような台詞を囁いてくる。
こういったピロートークはどうにも性欲中枢が陰茎に血液を送り込むのを妨げてしまう。

というわけで萎えながらも、なんとか射精。疲れた。
それにしても「ダイジョウブ。リラックスネ」とか言われて奉仕されてると、どうにもたちんぼのフィリピーナを相手してるみたいで興奮しないこと甚だしい。

さてもう10時半。無駄な時間(『死神の精度』鑑賞8割)をわざわざ海外で過ごす俺。さすが金曜の夜、遅くなるとイケてる人間が徐々に増えてきてるのを横目に後ろ髪をぐいぐい引かれながら出る。腹ペコだし。

目指すは夜市。到着した頃は11時近くで、ひょっとしたら終わってんじゃないかと心配したが、ぜんぜん盛況中。

昼間の台南の恨み、てほどでもないけど台南で食えなかった点心中心に注文。

間に豚の三枚肉とでんぶをはさんだ肉まん。うまいけど、でんぶの甘さが慣れないなあ。
肉の餡をもっちりした生地に包んであんかけしたやつ。台南の名物なんだけど、名前なんだったっけ?
魚丸湯。名の通り、魚のつみれのスープ。あっさりして美味しい。

そして〆に、高雄夜市一番の名物の海鮮粥。
量の割りに値段が高い(90元)し、名物に旨いものなど無いのではないかと昨日はスルーしてたが、具沢山でめちゃくちゃ美味しいでやんの。いまんとこ台湾で一番気に入った。


左:肉まん。
中:名前なんだっけ?
右:海老と牡蠣とイカと魚ともろもろ入った海鮮粥。薄味なのが、ちょうど良い。
9月13日

起きる。ここは安宿のくせに空調が完璧なので、心地よくぐっすり寝れた。寝たりさめたりを繰り返しつつ、ふと時計を見る。9時30分過ぎ。ギャア。朝食ビュッフェは9時半までだ。見事に食い逃してしまった。

仕方なく外に出て、あたりを物色。

角にある屋台に人が集まってる。なんだろ。見ると、ひき肉やでんぶやゆで卵やあげパンをご飯に包んでオニギリにして売っている。不気味な組み合わせだ。初めて見た。
物珍しさもあって、豆乳と一緒に買ってみる。
けっこういける。あげパンが一番の不安要素だったが、この油とクリスピー感が深みを出しているというか。

昼までTVを見つつ、洗濯したりしてだらだら過ごす。

台湾に着てまで『いきなり!黄金伝説』とか見てる俺はいったいなんだろうか。



写真:その不気味なオニギリ。けっこううまかった。
さてどうしよう。

いや、どこに行くかは決まってるんだが、さて、どっちに行こう。

外に出ると激しい風雨。

即決。近い駅前サウナに行こう。

駅近くにある適当な食堂で食事。

ここは餃子専門店らしく、水・焼・エビと三種類のギョーザをいただく。
しかしながら一緒に頼んだスープが一番旨かった。
まあ、ギョーザも普通に美味しかったけど。
駅前サウナ。

さすが土曜なんで、こないだよりはいっぱい人がいる。
が、普通の若者が多く、ド変態の私にとってはぜんぜん好みがいない。

たった一人、ヒゲでがちむちのモロ熊系のたぶん40代が一人いるんだが、目線をくれてやってもまったくガン無視される。

ひととおり巡って、「こりゃどうしようもねーや」と結論付けて、入館1時間もしないうちに無料のネットでヒマつぶし。

ここはどうやら土日には無料でアフタヌーンティーみたいなもんが供されるらしい。サラダやサンドウィッチが出されてたんで、空振りでもちょっとでも元を取ろうと意地汚く食らう。
台湾のマヨネーズはタイと同じ、甘ったるい味だ。

その後フテ寝してたら、先の熊さんが現れた。

俺の周りをぐるぐるホヴァリングしてる。

え? マジ? ひょっとして?

キャビンルームが並ぶハッテンゾーンへと向かってみる。

デキますた。うわ。
ファック後に、その熊さんと夕食を一緒に食う約束しますた。ウキウキ。

いったん宿に戻り、電話して、7時に待ち合わせ。
しかしながら道を間違えたりなんかして、7時半に合流。すっぽかされたかと思ったよ。

夜市に行って夕食。カラスミを生まれて初めて食べますた。

バー案内するよ、と言われたけど、台湾のバーは沖縄なんかと同じく夜遅い時間に盛り上がるとのことで、改めて11時半に待ち合わせ。

ホテルに戻って仮眠してると、11時前にホテルのスタッフが伝言持ってきた。



台風で店がお休みみたいなんで、また今度ね♪



とのことだった。

なんとなく、てい良く断られたような気がしないでもない。



写真:カラスミは歯にくっつくね。
9月14日

今日は目覚ましかけて、朝食にはばっちり間に合った。

風雨の中、だらだらと昼過ぎまで部屋の中で過ごす。
今日も高雄に泊まってしまいそうだ。

当初高雄には2、3泊の予定だったが、台風で身動きが出来ない。
昨日のニュースでは、いま台北は台風が最も接近してる状態で、近郊では24時間の総雨量が1000mm越えたとな。1メートル! 年間じゃなくて一日で!

さて、一日部屋に閉じこもっていてもどうしようもないので、ちょっと外に出てみる。

いや、別に、サウナに行こうってわけじゃないですよ!(プープーという発信音のみが流れる受話器に向かって絶叫)
さすがに台風が台湾に最接近してるとのことで、一番台風から遠い都市の高雄ももんのすごい雨。

その中を30分かけてサウナ銀河へ行く俺は、そうとうに頭がおかしい。
だって、近い駅前サウナは昨日行ったんだもん。そういう問題じゃないか。

昼飯は、途中にあった鴨飯屋。
この雨なのにけっこうお客がいたんで、まあ、ハズレはないかな、と。

薄味で淡白だけど、なかなか美味しかった。



左:鴨飯&鴨肉麺屋
中:とりあえずお店の定番料理を。
右:ごっつい雨。
途中で趣き深いお寺が何軒かあったんで、見て周る。
銀河に到着。
ついてほどなく台北から来てた若デブとデキた。
ちなみにこの日は台湾の祝日で、帰省しに来たらしい。
「台風大丈夫だった?」と尋ねたら、
「いちおうバスは通ってたよ。すごい雨だけど、外出できないほどじゃないね」
とのこと。

ほんで、ひときわ輝いてた大男のひげ親父。
しかし超バリタチで、「ケツはダメだっつーの!」
と断言して途中退席。

そのヒゲ親父とつるんでた、目立つほどイカホモなガチムチ。
「やはりモテそうなデブはつるむのか…」
という憎しみがここ台湾でも心を蝕む。

しかしながらスチームサウナでそいつに手を出される。
なんとなくざまあみろ! な気分に。
出し逃げされたんですけどね。

と、まあまあそれなりにデキたが、こっちはいっぺんも射精してねえよ。
日曜は客が引けるのが早い。金玉がやや重いまま6時半に出る。

腹減った。豪雨の中、まっすぐ夜市目指す。

臭豆腐の屋台見つけた。
こないだ串揚げのやつは食ったのだが、やはり本来の形である煮込みヴァージョンを食わねばならないだろう。注文。

くっせー!

こないだの、普通の厚揚げ然とした串揚げとはぜんぜん表情が違う。凶悪である。例えるなら肥溜めか豚小屋の近くでとても美味しいパンチのある豆腐を食ってる感じ。そう、味自体は旨いのだ。くさいけど。

癖になりそうだ。



左:夜のお寺。
中:臭豆腐の屋台。
右:くせえ。うめえ。
そしてこないだめちゃくちゃ気に入った海鮮粥。
デザートに、>38で衝撃を受けたマンコミルクを。
マンコ、すごく美味しかったです。



左:海鮮粥。カニがぷりぷりです。
中:これが金のマンコミルク。
右:この兄ちゃんがマンコミルクを作ってます。
満足して帰ろうとするが、あんまり雨がひどいんで、途中のオープンカフェでちょっと雨宿り。

ここだけで判断するのもなんだが、ケーキ類はそれなりなのか台湾は。


右:すごい雨。
左:普通。
9月15日

6時にかけた目覚ましで起きる。高雄に5泊はさすがにもうおなか一杯だ。
荷物まとめて、朝飯食って、8時にチェックアウト。駅前にずらりと並ぶバス会社へと向かう。眼鏡が曇るほど湿気は高いが、雨は降ってはいない。
迷うことなく、行きに気に入ったバス会社・和欣へと直行。
台北へは、710元。

ギャー! えーっ!? なんで??? 行きは460元だったのに!

値段表を良く見ると、いつもは710元を460元に値下げ! てのは、平日だけらしい。
今日は月曜日で思いっきり平日なのだが、昨日が祝日だったために本日まで週末料金とのこと。

断ってわざわざ他のバス会社に移動する気力もなく、ガックシしながらチケット購入。


左:和欣のバスターミナルにて。右前のデブは上野バトルのたけしママにびびるほどそっくりでした。
右:茶とビール購入に立ち寄ったコンビニでTATOO BURST発見。CanCamやら東京ウォーカーやらの台湾版はよく見たが、こんなもんまで台湾版があんのな。
しかし710元でもこの快適さならやっぱり全然文句なし!
ビール飲みながら再び『魔法にかけられて』鑑賞。
楽しいにゃー。

もう一本映画観られるくらいの時間十分残ってる。

何観よう?

インタラクティブの画面を検索する。
しかし私は映画の知識がほぼゼロなんで、どれもようわからん。
『スシ王子』とか『少林少女』とか『フレフレ少女』とか『まぼろしの邪馬台国』とかないの?

一本、知ってる映画があった。

『ATONEMENT』

『つぐない』とかいう邦題で、イギリス映画でアカデミー賞候補になったやつだったっけ? とかいう記憶がなんとなくではあるがうすぼんやりと脳壁にこびりついていた。

鑑賞。

…どっすーん。

うわー。『魔法にかけられて』とは180度真逆の後味でしたよ。
まあ、いい映画だったがな。

私は言うほど英語が得意ではないので(特にヒアリング)、北京語の字幕がありがたかったですな。
台北到着。風は強いが、雨は本降りではなかった。
でもあんまりでかい荷物持ったままうろうろできない天候。
迷うことなく、先にお世話になった獅城大旅館へ直行。

やっぱり高雄のホテルと比べたら多少切ない気分になるが、「ケーブルテレビもエアコンもバスタブも付いて一泊2000円だよ!」と、困ったときの日本円換算でもって自分の心を慰める。
さっそくお昼ごはん。いいかげん別のとこで食おうと思ったけど、やっぱり例の隣のオープン食堂。

腹減ったし、ちょっとごうせいに、角煮と魚の甘酢がけのメイン二品注文。

お値段はやっぱりいつもの80元じゃなくて、20元アップの100元でした。

ついでにこないだ食ってえらく感激した胡椒餅。
さて。言うまでも無く公司会館。

入ったところでサムソンビデオ『ちびでぶ巨根』メインモデルそっくりの親父と目が合う。

こいつとは、前回の公司会館でも目線がバチバチ合ってたのだ。
だが、向こうがもうすでに着替えて帰るところだったので、当然のことながら何も無かった。

ハッテンエリアで待ってみる。来ない。

館内をうろついてると、そいつはカラオケに興じていた。

カラオケを終えて、やっとハッテンエリアに来た。

しかしながら、なかなか来ない。

ダークルームでむりやり手を出して個室に連れ込む。

なんでこっちがこんなに動かなきゃいけないんだよ! このツンデレ野郎!

60歳とのことの割にはやたら元気で、またもや出し逃げされました。畜生!
その親父のような、ハッテンよりはカラオケやら友人と溜まるのが目的で来てるしゃらくさい奴らどもが集う休憩室。
コーヒーとかお茶が飲み放題なんで、いい男の待ち場としても有効である。

奉仕疲れを癒そうとお茶を淹れてると、プライバシーもあるんで詳しい描写は避けるが、相当イケてる中年男と目が合った。

んで、階下の発展エリアでデキたわけなのだが、終わった後にたずねてみた。
「Where are you from?」
「Japan」
「あ、やっぱり」
「え、日本人? そうだと思った。なんか違うんだよね」
「こっちもわかりました。こんな毛深い人台湾にいないもん」
その毛深い親父は仕事で台湾在住。
「毛深くて太めだと、台湾だと大変だよ。モテちゃって。
もう恋人いるからいらないのに、ハッテン場でデキる度に交際申し込まれるもん」
などと、殴りたくなるようなことをおっしゃってた。

「日本人ってだけでただでさえモテるのに」
「それってよく聞くけど、本当ですか? 
毛深さの違いとかは多少あるけど、見た目似たようなもんじゃないですか。
日本人ってだけでモテるもんなんですか?」
「日本ってだけで憧れがあるんじゃないかなあ。
ほら、昔の日本でも外人ってだけでチヤホヤされたでしょ」

毛深い日本人は今すぐ台湾に行くべきみたいです。
さてその後。

熊系、の範疇に入るのだろう。ヒゲで太目の中年とデキた。

台湾も一週間が過ぎて、俺にもなんとなくほんのり台湾人と日本人の差異がわかってきた、ような気がする。
そいつを初めて見たときに、なぜか、自分が今いるのが上野24や大番や上野サウナかのような錯覚を抱いた。

そのヒゲ中年の乳首をなめてみる。じょりっとする。
「はん」というあえぎごえ。
この毛深さと言葉遣いは、ひょっとして。

「ウェアアーユーフロム?」
「ジャパン」
「あ、やっぱり、ぼくもにほんからきたんれすよ」
と言い終わらないうちにダッシュで逃げられた。

後に携帯でチェックすると、日本は三連休の最終日。
弾丸ツアーで台湾に来て、わざわざ俺なんかとデキてしまった彼の心中察するに余りある。

ごめんなさい。
見慣れた顔に会った。

ちょくちょく大番上野や24上野で見るデブだ。
お互いに興味ないのでまったく何の関係も無いのだが。

彼は、「地球の歩き方」片手に、ところどころで身体をぶつけては「いてっ」とひとりごちていた。



お前・・・ひょっとして・・・

これ↓読んだな・・・
http://www.asiaotokoyu.com/TW_osahou.htm
腹減ったんでいったん外出。
台湾最大の士林夜市に行ってみようと思ってたが、めんどくさいんで近くの食堂二軒ですます。


右:途中で55元という今までで最安の小龍包を見つけたんで食ってみる。フツーに旨い。

左:排骨麺なるものを食してみる。うどんにトンカツが付いてきたすごくシンプル。
そして戻りました。公司会館。
自分で言うのもなんだが、頭おかしいよ!
せっかくの海外なんだから、もっと他のところ行けよ!

さて。台湾はぱっと見て解る外国人観光客、まあ白人や黒人のことだが、がほとんどいない。
なんでだろう。
タイはもちろん、韓国とかにもけっこういるのにな。
こんなに旅行しやすい国もそうそうないと思うのだが。

日本人にはなじみあるけど、どこもかしこも漢字だらけってのは、一面キリル文字とか一面アラビア文字とかみたいに不安感じるものかもしれない。
英語もあんまり通じないし。
そして、中国圏のエキゾチズムを感じたいのならば、普通の白人は本土中国や香港に足が向いてしまうのだろう。

そんなわけでゲイサウナでも白人がいることは珍しいのだが、その珍しい白人熊親父がスチームサウナにいてました。

ずっとしゃがんで、誰かれかまわずちんぽ吸い込んでました。
人間掃除機である。

私もちょこっとくわえさせたのだが、どうやら本当は若くて細い子が好きみたいなんで、適当に席をはずす。

風呂から上がろうとタオルで体拭いてると、先の熊親父が出てきた。
ちょこっと会釈する。
なにやら中国語で話しかけてきた。
「すいません、日本人なんで北京語はわからないんです」と英語で答えたら、
「ベンジョ、イク? クチ、ダス?」と言ってきた。

感動した。

この親父は
「便所に行って私の口に出しませんか?」
という言葉を世界何カ国語で習得してるのだろう。

てなわけでご好意に甘えさせていただいたのだが、ここまでされといて
「ありがとう」
と最敬礼された。

便所にも程があるよ!



写真:公司会館で記念写真。皆さん! 今晩のズリネタは決定ですね!

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