韓国ドラマ「王と妃」コミュの１７５話（ネタバレあり）

１７５話の主な新登場人物です

許磐[ホ・バン]（？）＜？～１４９８＞
　　徳宗の側室、貴人権氏の甥

燕山君は弔義帝文を謀反と決めつけて金馹孫を捕らえさせます。仁粹大妃は報告に来た燕山君に、実録を正せばよいと事態を収拾させようとしますが、燕山君はそれはできないとして最後まで行く意思を明らかにします。
燕山君は金馹孫を厳しく追及した後に事件の解明を柳子光に任せました。士林に恨みを持つ柳子光は金宗直の弟子たちなどを次々と捕らえて厳しい尋問を行って行きます。追及の対象には堂上たちも入り、また任士洪の息子も捕らえてしまったため申氏夫人が一時逃避するという事態まで起こりました。
こうした徹底したやり方のおかげで燕山君の王権は目に見えて強まっていきました。それを黙って見ていられなくなった仁粹大妃は、自らそれを止めようと大殿に向かいます。すると、燕山君は寝ており、その寝姿を見た仁粹大妃は燕山君を哀れに思う気持ちも感じるのでした。
しかし、目覚めた燕山君は世祖の夢を見たと言い、世祖のためにも金馹孫を極刑に処すと言い出しました。そして、止めようとする仁粹大妃に、誰が王で誰が臣下であるかはっきり見せてやると、まるで仁粹大妃に言うように語るのでした。

・字幕ツッコミ
党相→堂上（前回は直っていたのですが・・・）

１４９８年７月１２日から２９日まで毎日数件ずつ史草事件に関する記事が出ています。

実録１４９８年７月１２日
「別監３名を３か所に分けて送り、金馹孫などが来たら順次報告させる」

実録１４９８年７月１２日
「金馹孫・許磐を捕え、「成宗実録」の権貴人と尹昭訓のことを問い詰める」

実録１４９８年７月１２日
「金馹孫の家で探しだされた史草に関する李穆・権五福の手紙内容」

実録１４９８年７月１２日
「柳子光の尋問で金馹孫が史草に記録した李塏・朴彭年・河緯地のことについて話す」

実録１４９８年７月１７日
「金馹孫の史草に載せられた金宗直の弔義帝文に対する王の伝教と臣下たちの論議」
ここにドラマでも語られた燕山君の弔義帝文に対する見解が載っています。

実録１４９８年７月２０日
「実録庁堂上の魚世謙などが史草事件と無関係であると弁明する」
魚世謙・李克墩・柳洵・洪貴達・尹孝孫などが連名で弁明したようです。